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話のどうも最後までちゃんと分かってなかったようで、終始????な感じだったんだけど、私の頭が悪いのだろう…もう1回読む…
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蒼穹の昴から中原の虹につながる一作と紹介されている本。時代や登場人物は同じだけれど、テーマもストーリーの流れも違い独立した(けど単独で読んでも面白さ半減の?)小説だと思う。『歴史』の多面性、『時代』の残酷さが印象に残った。ぐいぐい読み進めちゃうストーリー展開はさすが浅田さん、と思った。(070613)
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清朝末に4人の外国人が微妙に協力しあって珍妃の謎に迫る話。
日本人が侍然とするところが素敵でした。そして大人気ないくらいロシアと対立してました。
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読み始めてから思い出したけど、わたし歴史って苦手だったよ……
まぁでも『壬生義士伝』は挫折しそうになりながらも最後まで読んで感動したし!と励ましながら頑張った。
歴史物って言ってもミステリーっぽくて、途中からは先が気になってスルスル読めたけど。
同じ人物に対して「載沢(ツアイヅオ)殿下」とか「沢(ヅオ)殿下」とか呼び方が変わるから、誰だか理解するのが大変だったのも読みづらかった理由のひとつ。
頼むから統一してくれ。
話は、過去に実際にあった事件を各国高官がいろいろな人にインタビューしていくって形式。
でもその証言がことごとく違う!
どれが本当なのさ!?と先が気になって夢中になるという、浅田さんの目論見にまんまとはめられた感じ。
春児という人がやたら出てくるから、こいつが怪しいのか?と思ったら、この本の基になってる『蒼穹の昴』の主人公らしい。
どうやら読む順番を間違えたみたいだけど、『蒼穹の昴』はめっこり歴史物らしいから、わたしには敷居が高い。
話自体は消化不良な感じで終わる。
でも人の心の美しさ優しさ、そして争いごとのむごさ無意味さ、それから愛。
いろいろなテーマが隠れていて、読み応えたっぷり。
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蒼穹の昴の外伝。誰が珍妃をころしたか。藪の中系のお話。物語すべてに亘って春児と西太后が染み付いていた。
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何を思ったか、シリーズの中でこれを一番最初に読んじゃったんですよね。
面白かったです。
これだけ読むと鎮国公載沢殿下がめっちゃかっこよいのに驚く。
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浅田さんの書く女の人はみんなすごく綺麗だ。優美という言葉がよく似合います。
フーキルドチェンフェイ
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7人のうち、光緒帝以外は特定の人物を挙げているけど、光緒帝は違った。最後の章の皇帝の証言と珍妃のメッセージには胸が痛んだし、心を動かされた。
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蒼穹の昴の続編と言われるが、まったく別の作品と思ったほうがいいだろう。
同じ登場人物でまったく別の作品に仕立て上げるのは素晴しい。
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犯人はだれだ だれだ
色々な絡みのある中で、やっぱり心打たれるのは、光緒帝の珍妃を想う深い深い愛。
物語の進行の仕方が面白かった。
「蒼窮の昴」を読んだ後に読まれることをおすすめします。
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チャットで、浅田次郎が好きなら「蒼穹の昴」を読むべきと言われていましたが、図書館で上巻がなくて・・それで代わりに「珍妃の井戸」を借りたのですが。。これって、「蒼穹の昴」の続編になるみたい(^^;)
子供の頃、チャールトン・ヘストン主演の「北京の55日」を見ました。歌もヒットしましたね。スクリーンで日本軍が現れると観客席から拍手が起こったり(笑)歴史に無知でしたね〜、今から思えば・・
イギリス、ドイツ、ロシア、日本の貴族が紫禁城で殺された珍妃の犯人探しで関係者の話を聞く。「藪の中」かって矛盾する証言ばかりなのだが、真相は・・さすがに面白いだけじゃなくテーマがありました。
それにしても、このタイトル、ちょっと手に取るのが遅くなりますよね〜、読めばなるほどなんですけど(笑)
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蒼穹の昴の続編というか、スピンオフというか、サイドストーリーというか(笑)
まず蒼穹の昴を読んだ上で読めば、かなり面白いんだと思う。それに蒼穹の昴よりは
全然読みやすいテイストで書かれているから、導入編として読んでも面白いん
だろうけど。蒼穹の昴は歴史小説だけど、こっちはミステリーとしても成立してると
思うし。蒼穹の昴とか中原の虹とか、登場人物も多いし名前も複雑だし、歴史小説だから
入りにくいかもしれないけど、これはそっちよりも全然入りやすいってのいい点かな。
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構成を工夫した感があったが、蒼穹の昴に比べてひどく見劣りした。
ただし、愛とは何かということを日本の歌に歌われるような陳腐なレベルではなく
考えさせられる事になったのは大きい。すなわち好きと嫌いが裏返しであり、
愛と憎しみが裏返しである。憎しみと表裏一体の愛をことさら語らなければならない
西洋文明に対して、その概念さえも超越した東洋文明とみることもできるかもしれない。
まあまあでした。
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「蒼穹の昴」続編
珍妃という皇帝寵妃の死の訳を、4人の外国人が探っていくお話。
事件に関与している人たちの、事情聴取のような会話文となっているので、非常に読みやすいです。
それぞれが言っていることが違うので、こんがらがります(笑)
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すごいなぁおもしろいなぁと思っているとあっという間である。浅田次郎の本は、いつも心して読む。あまりに簡単に‘もっていかれている’気がして悔しいからだ。「今度こそ、そう簡単にはいかないぞ」と。まぁ結局はそんな心意気ごと掻っ攫われるわけだけれども。
恋愛小説であり、ミステリーであり、政治小説でもあり、そして何よりもまず上質なエンターテイメントである。すごいなぁおもしろいなぁ。小説ってのはこうでなきゃ。