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チェンフェイモエ!(もういい)賢いってとこがいいなー。おもしろくてガシガシ読めた。しかし、これをミステリーと呼ぶなら、あまりにも釈然としないような!読み方が甘いのだろうか?だって、ひとりひとりの証言とっていくなかで、自分が犯人だって言ってる相手に「確かめて来い」ってみんな言うけど、そんなすぐばれる嘘言う?罪にはならんの?しかもお偉い方もいつも4人でぞろぞろ行動しないで、たとえば袁世凱のあと2人ずつに分かれて、チンフェイへ進むチームと、前に戻って「袁世凱あーゆうてたけど、どゆこと?」て蘭琴に聞くチームと分かれて検証していったほうが建設的だと思うんだけどwそれからただ洋鬼子が憎いからって同時に4人襲われるのはやっぱ怪しいじゃん?結局、袁世凱は横恋慕したの?姉は嫉妬したの?(正妻が嫉妬してたのは昴のほうにあった気が)ワンソイイエも「政治より珍妃」って記述あるのに、西安に行くときは忘れてたみたいだしさー。残る疑問が多すぎるぜ!それとも、こういうことを気にする自分が散文的なのか?そうか。
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蒼穹の昴の後編?
推理小説のような話の展開。
蒼穹の昴を読んでいれば楽しめる。
いきなり読んだ人のためか、登場人物の背景について解説が書かれている分厚いしおりが挟んでありました。
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「蒼穹の昴」の続編。
義和団事件についての調査のために大英帝国から派遣された提督と、日・露・独の代表計4人が珍妃殺害の犯人を探す。
Aに聞けばBと言い、Bに聞けばCと言う。
しかしそこは読ませ上手浅田の本領発揮。
そうだったのか、アンタいい人ねと思わされてしまう。
意志を持った生き物のように動く歴史に、翻弄される人々の、当たり前の人間らしさに気づかされる。
「愛しています。愛しています。心から」
浅田作品に多く見られるセリフが、本作でも美しい。
2007/3/24読了。
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西太后に井戸に押し込まれ殺されたとされる珍妃の真相解明物語。一人ひとり証言していくけど、結局誰が犯人なの?
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話のどうも最後までちゃんと分かってなかったようで、終始????な感じだったんだけど、私の頭が悪いのだろう…もう1回読む…
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蒼穹の昴から中原の虹につながる一作と紹介されている本。時代や登場人物は同じだけれど、テーマもストーリーの流れも違い独立した(けど単独で読んでも面白さ半減の?)小説だと思う。『歴史』の多面性、『時代』の残酷さが印象に残った。ぐいぐい読み進めちゃうストーリー展開はさすが浅田さん、と思った。(070613)
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清朝末に4人の外国人が微妙に協力しあって珍妃の謎に迫る話。
日本人が侍然とするところが素敵でした。そして大人気ないくらいロシアと対立してました。
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読み始めてから思い出したけど、わたし歴史って苦手だったよ……
まぁでも『壬生義士伝』は挫折しそうになりながらも最後まで読んで感動したし!と励ましながら頑張った。
歴史物って言ってもミステリーっぽくて、途中からは先が気になってスルスル読めたけど。
同じ人物に対して「載沢(ツアイヅオ)殿下」とか「沢(ヅオ)殿下」とか呼び方が変わるから、誰だか理解するのが大変だったのも読みづらかった理由のひとつ。
頼むから統一してくれ。
話は、過去に実際にあった事件を各国高官がいろいろな人にインタビューしていくって形式。
でもその証言がことごとく違う!
どれが本当なのさ!?と先が気になって夢中になるという、浅田さんの目論見にまんまとはめられた感じ。
春児という人がやたら出てくるから、こいつが怪しいのか?と思ったら、この本の基になってる『蒼穹の昴』の主人公らしい。
どうやら読む順番を間違えたみたいだけど、『蒼穹の昴』はめっこり歴史物らしいから、わたしには敷居が高い。
話自体は消化不良な感じで終わる。
でも人の心の美しさ優しさ、そして争いごとのむごさ無意味さ、それから愛。
いろいろなテーマが隠れていて、読み応えたっぷり。
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蒼穹の昴の外伝。誰が珍妃をころしたか。藪の中系のお話。物語すべてに亘って春児と西太后が染み付いていた。
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何を思ったか、シリーズの中でこれを一番最初に読んじゃったんですよね。
面白かったです。
これだけ読むと鎮国公載沢殿下がめっちゃかっこよいのに驚く。
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浅田さんの書く女の人はみんなすごく綺麗だ。優美という言葉がよく似合います。
フーキルドチェンフェイ
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7人のうち、光緒帝以外は特定の人物を挙げているけど、光緒帝は違った。最後の章の皇帝の証言と珍妃のメッセージには胸が痛んだし、心を動かされた。
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蒼穹の昴の続編と言われるが、まったく別の作品と思ったほうがいいだろう。
同じ登場人物でまったく別の作品に仕立て上げるのは素晴しい。
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犯人はだれだ だれだ
色々な絡みのある中で、やっぱり心打たれるのは、光緒帝の珍妃を想う深い深い愛。
物語の進行の仕方が面白かった。
「蒼窮の昴」を読んだ後に読まれることをおすすめします。
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チャットで、浅田次郎が好きなら「蒼穹の昴」を読むべきと言われていましたが、図書館で上巻がなくて・・それで代わりに「珍妃の井戸」を借りたのですが。。これって、「蒼穹の昴」の続編になるみたい(^^;)
子供の頃、チャールトン・ヘストン主演の「北京の55日」を見ました。歌もヒットしましたね。スクリーンで日本軍が現れると観客席から拍手が起こったり(笑)歴史に無知でしたね〜、今から思えば・・
イギリス、ドイツ、ロシア、日本の貴族が紫禁城で殺された珍妃の犯人探しで関係者の話を聞く。「藪の中」かって矛盾する証言ばかりなのだが、真相は・・さすがに面白いだけじゃなくテーマがありました。
それにしても、このタイトル、ちょっと手に取るのが遅くなりますよね〜、読めばなるほどなんですけど(笑)