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ダ・ヴィンチ・コード以来、この手の本があると買わずにいられない。
この本、実は1972年に『新聖書』発行作戦、の改名リニューアル本なのだ。
30年以上前の作品なのに読んでてちっとも古さを感じないところがすごいっ!
しかも、上下と読み進むに連れてどんどん興味を惹かれる。
途中、いくつかの問題定義に対して答えがないじゃん!って部分もあったけど、ページ数の問題なの?と解釈した。
物語は、イエスの実弟ヤコブが書いたとされる聖書をある人物が発見、それを出版するってのが軸になってて、そこに枝葉のような物語が付随されている。
果たして、発見された聖書は本物なのか、新聖書は出版されるのか・・・・!
新聖書を読んだ人々に、幾多の奇跡が起きるのだけど、具体的に今ある聖書と何が違うかって記述はどこにもない。
それが知りたいのに・・・・・
ま・・宗教を題材にしたものはいずれにせよ曖昧な部分や伏せざるを得ない場所があるのは否めない。
そういうモンなんだろうなぁ・・・
物語の最後に、シニカルで通った宣伝会社の社長(主人公)が真理とは愛だと知り、愛するためには自分自身を他人の全部を信じなければならないことを知る。
愛を心に抱いて初めて、生きるものの全てが、生きることの目的と意義を知るのだとわかる(本文中より)
この件が私にとってもこれから目指す場所かなぁ〜とか感じました。
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評価2.5
ダビンチコードのヒットにより再出版。。らしい。
ちょっと厳しいか〜〜。もっと訳を現代にあわせれば売れていたかもしれませんが。。。
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キリストの実弟による福音書が発見され、第二の復活を記した新しい聖書の出版にあたっての宣伝を依頼されたランダル。
その原稿を読んだ者に奇跡が起こったり、出版を邪魔するものが現れたり・・・。
ダ・ヴィンチコードで分ってはいたんですが、キリスト教文化に疎い私は、基本重大性が飲み込めないと言うか・・・。
あと、主人公のランダルが、どんな時でもしょっちゅう女をとっかえひっかえ、やりたい放題なのが、なんだか内容に関係あるんだかないんだか・・・。
おまけに、だいぶ昔の作品なので、訳もなんだか・・・。
若い女性が「私、〇〇なんですわ・・・」とか「〇〇なんですの」とか、24歳とか26歳の女性のリアルとかけ離れた感じが、全く入り込めない一因ですね。これが日本の小説なら時代背景も考慮して読めるんですけどね。
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ネタとしては面白い。ただ訳が古いなあ…原作自体も昔だから、ストーリー展開も古いけどそれは気にならなかった。しかし問題はオチだよ!何ひとつ解決しとらん。それが味って話もあるけどこれは違うよね。残念。
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買ったときは読めなかったけど、断捨離しようと思ってペラペラめくってみたらいけそうな気がしてきた。でも、きっと読まないだろうな。ってことで断捨離行き。
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イエスが磔刑後、生き返りローマで五十歳で死んだという弟の文書が発見され、新聖書が発刊される大プロジェクトが始まり、主人公が大宣伝を頼まれる。古文書は教会に復讐を誓う老人の渾身のぎさくだったことを主人公が突き止めるが、証拠を老人から受け取る寸前に交通事故を装ってころされる。発掘現場で証拠の偽古文書を発見してパリ空港内で逮捕される。身柄拘束、証拠は没収され、発見のイベントは世界注視で完了。実は大物たちが仕組んだ偽裁判だった。このカラクリを暴いてどんでん返しかと思いきや、主人公はやる気になったというところで、終わるという消化不良。クライマックスで突き落とされる、不満が残る。
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ニューヨーク広告代理店の社長が業務売却先の印刷コングロマリット会長から新訳聖書の改訂版を予定しており、その宣伝広告の改訂の依頼を受けるところからストーリーが始まる。
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現在の聖書について、キリスト教徒の不満を解消させる様な物語。それも荒唐無稽ではなく、深い古文書の知識から尤もと思う内容にしている。
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イエスにまつわる新しい文書の発見。そして新聖書の発行プロジェクト。
ビジネスとしての聖書発行。それにまつわる人間模様。発見されたイエスの実像を告げる文書が人々に様々な影響を与えて行く。
聖書って、そんな風に構成されているのか…。と基本からわからないことが多いが、世界をまたにかけた壮大なストーリーを予感させる。