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「五歳で初めてニューナンブを握り、十歳で親父の殺人を目の当たりにし、十九歳で初めて人を殺したおれにはふさわしい職業かもしれない。 おれは殺し屋になった。」 親父への憎悪と逃れられない血の呪縛でもがく主人公:畑中修(はたなかおさむ)。皆からシュウのあだ名で呼ばれる青年の裏の顔は殺し屋。ショートストーリーで話が進むので読みやすいと思います。殺し屋としての訓練卒業試験の「マーシー・オブ・サムライ」。アルツハイマーを宣言され、その症状が出たら殺してくれと言う富豪老人からの殺し依頼「スーサイド・ヒル」が面白かったです。 最終話がちょっとありきたりな感じだったので★三つと言う事で。
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題名の衝動買いでした。苦笑
ストイックでベターな作品。殺し屋のため、銃の種類がたくさん出てきます。
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短編ミステリーの集合体にしては面白かった。ハッピーエンドのミステリーはあまり好きではないので、その点だけ以外は割りと好き。
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ふだんは普通の少年なのに。カッコ良い。でもちょっと悲しい。趣味の悪い大人たちの遊びに巻き込まれたシュウの彼女がとても可愛そう。宿命を背負ったシュウ。カッコいい。とっても。
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タイトルの通り殺し屋の話。だけど繊細で切ない。「気がついたら人を殺さなければならなくなっていた」シュウの現実との葛藤。こんなに繊細な殺し屋もどこかにいるかもしれない。
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人気絶頂のロックシンガー椎名ゆかは、コンサート中お気に入りの曲を歌っている瞬間に自分を撃ち殺してくれと頼む。シュウは彼女の額に照準を定めるのだが……(「シュート・ミー」より)フィッツジェラルドを愛読するセンチメンタルな殺し屋のもとに転がり込んだ奇妙な7つの依頼。
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野沢尚さんと言えば、自分の中では「眠れる森」。あれは怖かったな。コワイ本は読めても映像化してあるのはとっても苦手。
だけど、途中までみたから結末が気になって見続けた。毎週引き込まれていった。
殺し屋シュウはハードボイルドなんだ。自分が思うにはなんだけど、シティハンターのような感じ。決してゴルゴ13的な殺し屋ではない。まあ、冴場さんのようにはじけている感じはないんだけど、第1章から9つの章に分かれていて、このままドラマに出来るんじゃないかなって思った。おもしろい。かなりおもしろかった。
シリーズの続きが読みたかったのに、今となっては残念でしょうがない。
・作品内容
・首都大学文学部の研究室に勤めるシュウ。卒論はフィッツジェラルド、恋人は風俗嬢の美加、初めて殺した相手は肉親だった……。新境地を目指す長編ミステリー。
・人気絶頂のロックシンガー椎名ゆかは、コンサート中お気に入りの曲を歌っている瞬間に自分を撃ち殺してくれと頼む。シュウは彼女の額に照準を定めるのだが…(「シュート・ミー」より)。フィッツジェラルドを愛読するセンチメンタルな殺し屋のもとに転がり込んだ奇妙な7つの依頼。急逝した著者がハリウッドで映画化を夢見た幻のシリーズ。
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「人間臭い」殺し屋、シュウ。
だけど、依頼された仕事は完璧に行うプロ意識。
テンポ良く読めました。
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ブクログを散策してて、読みたいと思った本。
依頼を果たさないのではないかと気をもんでしまう場面もあり、随分引き込まれた。
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するすると読める一級のエンターテイメント。エンターテイメントであるためにはどこか欠けたものがあってもいいのだ。それでこそ雄弁なエンターテイメントたりえる。
そんなことを教えてくれるようなこのお話。
描写がえぐいと感じる部分もあるかもしれないが、お勧めです。
こんなに寂しいハードボイルド小説は初めてだ。
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野沢尚がドラマ化を想定して書いたと言われる作品。シュウの周りに漂う物悲しさと、生と死から芽生える再生が良い。押し付けがましくないところに好感が。
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フツーの感覚ではついていけないような色んな人生があって、殺し屋から見たひとつの物語として完結させるという各章立ては、実質連作短編の形式となっておりながら、全体として、殺し屋シュウの人生物語になっているという、なかなかに凝った読み物。
ただ、決して不道徳とか反社会的とかは言いませんけど、やはり殺し屋という行動パターンにはついていけない面が多くて、読み物としての面白みが今ひとつでした。
2006/9/2
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シュウが殺し屋になった訳から、殺し屋の仕事。そしてって感じで。
殺し屋だけどシュウを応援したくなる感じでした。
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人間味のある殺し屋。まず始まりでびっくり。一気に引き込まれました。シュウさんがかっこ良くて素敵だった。殺し屋の話なのに、切なくて泣けました。最後の終わり方も結構納得。シュウさんのその後が気になります。ドラマ化して欲しい様なして欲しくない様な。イメージ崩されないならばして欲しい。(ヲイ
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かっこいい。
殺し屋になりきれない、人間味あるシュウがたまらなくかっこいい。
この設定を嫌味なく書ける野沢さんが素晴らしい。
もう野沢さんの作品が読めないのは本当に悲しい。