紙の本
レベルの高い日本語を小さいうちから身体に入れる
2007/04/24 00:48
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
「声に出して読みたい日本語」の幼児版である。著者はNHK教育テレビの「にほんごであそぼ」を企画・監修している。この番組は幼児向けだが、野村萬斎や小錦らが出演し、日本語の面白さを子供たちに伝えたようだ。私もたまたまテレビで見たことがある。
本書の内容は「声に出して読みたい日本語」シリーズを踏襲しているが、子供向けだからといって決してレベルを落としているわけではない。レベルよりも、より子供たちが楽しめるように工夫されている。
本書の特徴としてはまず、本時代が真四角(正方形)という珍しい形態であること。また、佐藤卓氏が担当した本文の構成。アートである。宮沢賢治の作品に出てくる「どっどど どどうど・・」というような特徴的な言葉の数々がときに踊るようにレイアウトされ、見ているだけでも面白い。親子で楽しめるだろう。小さな子供がいる家には必携の書である。
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日本語の名文を再確認するには良い本で、大人も子供も楽しめる。「雨ニモマケズ」はじめ、「枕草子」や「学問のすゝめ」などで僕は、学校で習ったときよりも理解を深めることができた。ただ、斎藤孝の解説はやや説教臭く、異様に「天才!」と連発することもあまり好きにはなれない。
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古典的な言い回しや、名作たちの名台詞など、
テレビ同様とっても楽しい言葉の本。
日本語を大切にって思える良い本です。
私も勉強になります(^^;)
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小さいお子さんをお持ちの方ならばおなじみの、NHK教育テレビ、「にほんごであそぼ」で取り上げられている、古今東西の名文、それも声に出して読みたい文章がいっぱいなのです。
おまけに、真四角な本で、文字のレイアウトがとびっきりおしゃれで、生き生きと踊っているところも、お気に入りのところ。また、名文の解説も書いてあるので、「ははーん、そうだったんだぁ」と知識もひろがります。
子供と一緒に音読しています。
「雨ニモマケズ・・」「祇園精舎の鐘の声・・」「汚れっちまった悲しみに・・」「吾れ、十有五にして学に志す・・」等々。学生のころに暗記はしてもピンとこなかったものが、いやー、今読んでこそ、心にしみいるものですね。
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とにかく人生トータル読書量が少ない私としては、有り難い本でした。作品の説明、どういう人が作ったのか、が、とても分かりやすく載っていました。まだまだ触れていない素晴らしい本がたくさんあるんだなと思いました。
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思わず口ずさみたい覚えたい持ち歩きたいにほんのことば。字体のデザインもかなりディティールにまでこだわっていて相当かっこいい。
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斎藤孝先生による、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の名文解説です。
解説がおもしろく書かれているので、とても内容に入りやすいです。
日本語を再確認するにはもってこいで、子供だけでなく、
大人も十分に楽しめる本といえるでしょう。
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最初図書館で借りて、これは手元に置きたいなと購入しました。少しずつ息子と一緒に読んでいこうと思います。
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「雨ニモ負ケズ」齋藤孝
国語の本。和色のカラフル。
NHK Eテレ「日本語であそぼ」の本。ぜひ声に出して読みましょう。
ホントにお得な一冊です。
古典文学、近代文学のおいしいとこどりがギュギュッと詰まってます。
CDとかも出てるのかな?抑揚とか、読み方のコツが分からないのも結構あった。
いい本です。(3)
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「にほんごであそぼ」の本。
正方形のかたちも、文章のデザインも、とにかくかっこよくておもしろい。
思わず口ずさみたくなる有名なにほんごに、軽妙な解説。
にほんごって楽しいおもしろい!って気持ちになります。
娘もわたしも「じゅげむ」暗唱できるもんね。
ぱっと見で欲しい!と思ったけど、読んでもっとそう思った。
買って手元において、とにかく子どもといっしょに暗唱するまで何度も音読したい。
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教育テレビの「にほんごであそぼ」のテキスト。
あの番組がそのまま本になっていて、うろ覚えだったあの言葉、この名言がドッサリ載っている。
家に1冊あったら時間があるときにパラリとめくって、音読して浸りたくなる。
モノクロも素敵なんだけど、あの番組のあのデザインと色彩も好きなので、そこも再現されているともっとうれしかった。
欲張りかな。
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有名どころがたくさんでてくる!
解説もおもしろくて、わかりやすい。
日本語って美しいなぁって感じられる本。
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日本語って美しいなと思える本。
小さい頃この本をずっと音読していたけれど、いつのまにか手に取らなくなっていた。
大学生になって再読して改めて日本語の素晴らしさに気がついた。
音読するのがとても楽しい。