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「パイロットフィッシュ」に続き、諸所を覆う純粋なエロさが良い。
ニースでのラストシーンは文句なしに涙腺が弛緩すると思う。
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なんとなく読みきったって感じの本。
主人公の波乱万丈な幼少、少年時代におもしろい設定だな。。っていう職業とがいろいろ絡み合ってる。恋人を亡くしてしまっても、その恋人、葉子はその様々の人生を経てきた彼だからこそ幸せだったっていう死を選択できたんだなと思い、とっても切なく悲しい話だけれど、温かくなれた。
人をこんなにも思えるって本当に幸せなことだなと思った。
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好き嫌いは分かれるかも。でもニースで最期を迎える葉子との日々は切なすぎる。フレデリックの優しさがつぼ。
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多分セカチューと比べられてしまっているから絶賛されているんでは?とちょっと思わないでもないけど、人の死を扱っている話としてはとても爽やかに読み終わることが出来た。
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「うちの女房は観葉植物が好きなんだけど、アジアンタムだけはなかなかうまくいかないっていつもぼやいている。
ちょっと水が不足すると葉っぱがちりちりになってきて、みるみるうちにそれが全体に広がってしまうんだって、その現象をねアジアンタムブルーと呼ぶらしい」という記述があって、この春アジアンタムの越冬に成功した私は一人ほくそ笑んだのでした。
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ちょっとエロイ。ゆるやかに、愛する。泣いたよぉ・・・。
思わずパイロットフィッシュ読み返した。時間軸的にこっちが先?
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鳥博士と魚博士。
そこで流れる、当たり前のような、けれど特別でもある緩やかな時間は、読んでいてとても切なくなる時がある。
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透明感のある美しい雰囲気で淡々と静かに描かれる葉子との日々。
一日一日を大切に寄り添って過ごす二人に、切ないけど暖かい気持ちにさせられます。
セカチューとよく比べられるようですが、こちらはセカチューよりもっと大人の雰囲気。
基本的に悲しい、切ない雰囲気が漂っているのですが、描き方がとても綺麗です。
悲しみにくれている主人公が、それでも最後には前を向く終わり方も爽やかで素敵でした。
本の表紙になっているアジアンタムの写真も美しい本です。
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後半はずっとボロボロ泣いてた。彼女の「最期」を受け止めながらその時間を共に過ごす。
そんな究極の時間での会話がたまらなく切ない。
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主人公は「パイロットフィッシュ」と同じ、エロ本編集者の男。
でも、まったく別の小説と思って読んで大丈夫だと思います。
「死んだ人は生き残った人たちの心の中で行き続ける」
って、よく聞く言葉だけど、その意味が少しだけわかった気がする。
「パイロットフィッシュ」もそうだけど、中学生の頃の話と、ここ数年間の話と、今現在の話がランダムに繰り広げられてる。
無秩序にみえるその順番に、どれほどの著者の思惑が隠されているのかは分からないけど、人がふと過去・現在・未来について考えるときのもやもやとハッキリとしない頭の中が、そのまま書き表されているようなかんじ。
だからそのランダムで無秩序な話の並びもさして気にならず、というかむしろ自然と頭の中にすーっと入ってくるかんじ。
話の中身も面白いんだけど、構成のほうになぜかひきつけられました。
ただ、「パイロットフィッシュ」の方が好きかな。
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パイロットフィッシュの山崎が主人公の悲しい恋愛小説。最近阿部ちゃんが主役で映画化されてます。
ナルシストな恋愛小説なのだがオオサキブルー独自のナルシストが面白い。
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061101。『「どんなに、深く深く、そしてひとつになっても埋められない、
私と隆ちゃんの隙間にあるほんのわずかなものはなんだろう」
そのことに思いを馳せることが、きっと人を愛するということなんじゃないかな。』
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久々に大ヒット。友達に薦められて読んだんだけど、これはかなり良い!「私が死んでも…優しい人でいてね」葉子が言った言葉が、あまりにも切なくてきれい。私のことを忘れないでと言わない所が彼女の魅力だと思う。物語の中盤からずっと涙が止まらなかった。人を愛すると、こんなにも優しくなれるのかな。
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う〜ん、これはどう足掻いたって泣いてしまう。ただ、ホントに死がこんなものなのかはナゾ。。残念ながら苦手です。
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なんか結末とか、話の運びとかが容易に想像できてしまうんだけど、というかこの人はそういう話を書くんだけど、分かっててもそれでも最後はうるっとなってしまって、くやしい・・