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1章が3ページ(たまに4ページ)という短さが独特の味わいをかもす若い夫婦の生活のささやかな断片集。時間の処理、キャラクターの細かい仕草の描きかたがほんとに上手い。実験的な絵も豊富で楽しい。夫・荘介の性質(たち)の悪さでこの作品の好悪が別れるかもだが、妻・道さんを見ていると「女の道は一本道」ってなんだか「篤姫」の台詞のような言葉を思い浮かべてしまうのだ。
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さんさん録を読んでこうの史代さんのファンになった身としては、いまひとつ登場人物に愛着が持てずでした。
少しずつ芽生えるものもあると思うけれど。やっぱりそんなの嫌だなー、という胸の奥は隠せず、です。
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夫婦の物語。
お互いの親同士が勝手に決めた結婚だったけれど、紆余曲折あり、
だんだんと2人がふかーい所でかみ合っていく様が、味わい深いお話です。
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リアルにはあり得ない筈の、笑えるお話の中に、強烈なリアリティを感じます。女性作家ならではのリアルさだとも思いました。トーンを使わない絵も好み。軽く読めて深かったりする一冊。
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素晴らしい。
いそうでいなさそうな、ちょっと変わった夫婦の物語。
遊び心満載で、少しせつなくもあって、どこか女の怖さみたいなのも感じる。
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なぜか、ひかれてしまう、こうの史代さんの世界。ジワ〜と感じてしまいます。こうのワールドは、続く・・・
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どうしようもない男とぬけてる女の可笑しな夫婦生活を描いた
ラブ(?)コメディ漫画。
画風と温かい雰囲気、ホロリとはさせない絶妙なオチと不意打ちのタイミングの良さが大好きです。
何度でも手にとって読み返したくなるほどクセになる作品。
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マンガだけど、少しずつ1週間かけて読み終わった
こうのさんのまんがは本当に好き
といっても「夕凪の街 桜の国」と「この世界の片隅に」
しか読んでいないけれど。。。。
心が温まるやさしく、切なく悲しい本を書くと思っていたら
「長い道」は、ひたすらやさしい本だった
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好きな漫画五本には確実に入れる。
“おみっちゃ〜ん”“荘介どの”ってやりとりが好きすぎる。
あたたかくて豊かで微妙なところをくすぐられて、
いつまでもいつまでも読んでいたい漫画。
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遊び人の夫と、良い意味でどこか抜けてる妻の物語。
当たり前だけど、常に存在している「日常」世界の
素晴らしさを、再認識させてくれる。
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行間漫画だと思う。
夫婦だけど恋人じゃない、ふたりの生活が愛しくて切ない。
読み終わるのがもったいなかった。
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こうのさんの世界観が好きなので、
以前読んだものに比べたら、それでも☆☆☆☆
なんだろう。なんとなくもの哀しくも、
それでもほんわか心が温かくなるこの感じ。
こんな漫画を描ける方って貴重な気がします。
それは画のタッチにも反映されてるような気がする。
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こうの史代先生のマンガは初めて読みました。
こういうゆったりとした雰囲気は大好きです。
癒しという言葉はこの漫画のためにあるのではないかって言ったら言い過ぎですが、本当に癒されました。
絵がかわいらしくて、内容もかわいらしく、もうかわいらしい。
セリフが一切ない話も多いですが、それが成り立つ表現力はすごいなぁと思います。
ドラマ性とかそういうものを求める人には合わないかもしれませんが。
☆5という評価はこうの史代先生に触れられた作品だということでおまけした部分もありますが、それでも十分オススメです。
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こうの文代先生は三冊目ですが・・・
読んでよかった、と言えるまんが。
「夕凪の街 桜の国」で内容と絵柄のすごさに衝撃を受け
「街角花だより」で個性的なお話を描かれる方だな、と思い、
今回の「長い道」は本当に楽しませて頂きました。
荘介どのはニートだし浮気者だし甲斐性の無い男なのですが、ずっと待ち続ける道さんが素敵です
(ただ待ってるだけの女性、じゃないところがまた素敵なのですが)
荘介どのもどうしようもない「だけの」男でもないところもポイント
だんだん道さんにデレていく様子が可愛いです
「こんな夫婦いないだろう」と思われると思いますが
まんがの世界の話なので、思いっきり笑い飛ばすのがいいと思います
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独特の雰囲気で独特な話を描く。たまに無声にすらなるのに、温かい雰囲気とほっこりする笑いは、どの作品にも共通するけどとてもすてき。雪だるま作る話が、本当に短いのに楽しくて暖かくて大好きです。