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受験勉強や今まで読んできた英語の本とは違ったアプローチで英語を解釈していました。
一般的な英文法に慣れている人は最初は読むのがつらいかも知れません。
また一般的な英文法を否定しているのでそれをマスターしている人には受け入れがたいかも知れません。
途中説明が不十分だと感じるところもありましたが、英語に対する新しい認識を得られたのはとてもよかったと思います。
薄くて読みやすい本で、エッセンスのみを詰め込んだ本という印象を受けました。この著者の他の本も読んでみようと思います。
(05/9/3購入、05/9/19読了)
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内容的には特にスペシャルなことが書いてあるわけではないんですが、とりあえず挿絵が面白いので購入。たまにはこういう恥ずかし本もいいですね。すぐ読めるし。。。
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本書は英語本としては結構特殊だと思います。確かに「世界に1つだけ」なのかもしれません。英語の文章を日本の一般的な教科書に記載されている「S,V,O,C」を使った5文型やその他の表現(例えば「仮定法」や「現在完了」)といったものを使った「整理学的」な解説では、実際に理解しにくいことの方が多いと、英会話しているときには確かにいつも感じます。「まあ、会話と文章では違う」という意見があるのかも知れませんが、そもそも使っている側の感覚をうまく取り込んだ形でこちらも文章を構築して表現できた方がいいわけで、そういう意味では、「日本の英語教育の根本的な間違い」が指摘されて居る本なのかもしれません。この本を読んで、「なんとなく」英語を話すときのフィーリングがつかめればいい、ってことなんでしょうか。どっちかっていうと、もう少し「英単語」の感覚的な意味を理解(というか認識)できるような視点で取り組んだ方がいいような気がしますが。。。
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VSOPメソッドという、著者独自の英文解釈法を解説した本です。
なぜ日本人は英語が苦手なのか。
それには日本の英語教育に原因があるという。
内容が気になりましたので、購入しました。
英文は後ろから読み返すのではなく、前から順に解釈していくことに関する説明は分かりやすく、リスニング力向上のためにもその解釈の仕方が役に立つと思いました。ただ、気になるのは、これまで英語教育で使われている、5文型に基づく英文解釈法を、センセーショナルなフレーズを用いて真っ向から否定しているところです。
本書のVSOPメソッドにより、英文のどの語句や節が「V」「S」「O」「P」にあたるのかを判断するためには、英文構造の区切り方を知っていることが前提になるような気がします。そして、その英文構造の区切り方を知る上で、著者が否定している5文型による英文構造の知識が役に立つと思いましたので、5文型を否定する著者の主張との間に矛盾を感じてしまいました。
日本の英語教育を変えよう、もっと日本人が英語が得意と言える世の中にしようという著者の気概や活動は素晴らしいと思うのですが、私には合わなかったようで、途中で読むのをやめてしまいました。
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某元英語の塾講師だった人が、「この本はわかりやすい」と言っていたので、読んでみた。
本当に、学生時代、英語ってやつが本当に苦手で、今後一切得意になることはないと思っていたのだけれども。
それでも、世界でもっとも多くの人が話している言語を話せればいいのになー……という気持ちはないわけではないので、読んでみたのだけれど。
えー……感想としましては。
「日本語がわからん」
いや、あの、本の中に「英語は前から訳せ」的なことが書いてあって。
それを前から訳した例文が書いてあるんですけど。
いかんせん、こま切れな上に不自然な日本語になっていて、めちゃくちゃ気持ち悪い。
「これでわかるでしょ?」
と言われても、その日本語がどこでどう繋がっているのか、イマイチピンとこないので、どうにもこうにも意味がわからない。
まさか、英語の本読んで、日本語でつまずくとは思いませんでした。
でもまぁ、学校で習った「英語」の授業よりはもう少し、英語側に歩み寄ろうとしている感じがしてるから、そういう意味ではわかりやすかったと思います。
特に助動詞なんかは「敬語」だって言われたらなんとなく「そうなのかな?」って思えたような気がしました。
前、他の人に英語をやろうと思ったら「日本語に訳すな!」っていわれたことがあったんですが、確かにそのとおりなだなー……とこの本を読みながら思いました。
こういうときにどういう言葉を使うかってところは感覚的なものがすごく多くて。
日本語でも、誰も最初に文法をやってから日本語を覚えるって人なんていないわけだから。
結局のところ、どんなに頑張って英語を覚えようとしても、実際にちゃんと覚えようと思ったらその土地に行って生活するのが一番手っ取り早いんだろうなー……との思いをより深くしました。
ちなみに、受験英語対策でこの本を読もうとしたら間違いなくやめておいたほうがいいと思います。
この本は新しい文法の理解法を提示する本なので。
今までの文法理解を基本として作られている受験英語では、今までの文法を覚えた方が賢いと思う。
「これ使っていいよ」って明示されているものを蹴って、新しい道具をわざわざ引っ張り出してきて、使い方を考えるところから始めるなんて、わざわざまどろっこしいことするなんて、よっぽど実力がなきゃ難しいと思うんだよね。
受験英語と本当に使う英語はまったく別物。
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いや~めちゃくちゃすっきりしました。
日本の英語教育の典型、5文型にあてはまらなければとにかくおぼえこませとか、要は話しての感覚であるとか、自分のフィーリングにぴったりしました。
これで私の英語も一皮むける?(たらいいな~)
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中学3年くらいで本著のような英語の語感と文の流れに関する理屈を叩き込んでいたら、とも思う。従来の基本文型からの英文解釈に慣れてしまってからは、本著の通り英語を読むのはなかなか難しい。
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タイトルに惹かれましたが、ちょっと大袈裟かも。少なくとも初心者向けではなく、面倒でも一通り英語学習した後でないと理解は難しい。
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今までの暗記英語を崩す英語学習の考え方を説いている。
が、せっかくの例文の説明が雑な印象を受けるのがやや残念。
とはいえ、熟語やらto不定詞を覚えるのが難しかった自分には凄く納得感があり、これをベースにして英語学習をやり直してみようと思った。
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学校教育の英語とは違うアプローチの英語教育本です。
自分としては、学校の英語がすごく苦手でちんぷんかんぷんでした。
この本を読んだ感想としては、こういう考え方でいいのかとかなり目からウロコでした。
学校教育で出てくる細かい文法はほぼ役に立たない、シンプルに理解しろという本です。
過去分詞だのなんだのという用語は不要、文節で理解しろという話が書いてあります。
確かに、現在使ってる日本語でそういう細かい文法を意識しながら使っているかといえば、あんまり考えていないですね。
日本人にわかりやすく、日本語的思考で英語を理解するための方法論がいろいろ掲載されています。
一読したぐらいでは意味はなく、ここから鍛錬を重ねる必要があるとあとがきにはあります。
なので、学校教育で英語を理解できなかった人には、入り口的に幾分かの助けにはなるのではないでしょうか。
学校教育だけで理解出来てる人には不要の本です。
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VSOP理論、この本は面白かった。
一般的な英文法とは全く違う切り口で英語を読み解いていく方法はとても興味深い。
ただ個人的にはこの方法で英語を読めるようになるよりも、基本的な英文法を身に着けた上でVSOP理論を取り入れた方が理解は進むような気がします。
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p129
will 確実になる 100%
can 高い確立でする・なる 95-80%
may 多分する 60-51%
may not 多分しない 49-40%
can not 限りなく0%
will not 確実にならないと思う
p139
would 確実にそうなったらいいのにと思う
could 高い確率で出来たらいいのにと思う
might 半々くらいの確立でなったらいいのにと思う
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こう理解すれば英文法ってシンプルじゃない?という提案
以前の受験参考書や授業での解説に目にしてきたような、それ自体暗記を要求するような英文法の用語やルールを断捨離、応用のきく少ないルールで再定義。
動名詞と進行形の区別とか、to不定詞のxx的用法とか頭に入らないし、いまいちよくわからないと思って、当時あれこれ解説本を探して、読んだ時には目から鱗。
話し手の気持ちや判断を表わす、同じ働きのまとまり
・隠れたdo+一般動詞
・be動詞+あらゆる言葉
を判断語V、〜である・〜するのは、と前から訳すこと
SVO+修飾語Pの1文型しかないと言い切り
コアイメージに着目
動詞ing形を、始まって・しばらく続いて・終わるもの、さらに繰り返しも含む
to不定詞意味は1つ、向かっていく。続く自動詞と他動詞の区別は不要。
英文に未来形はない
will,can,may は敬語システム、実現確率の違い。仮定の話は過去形を使う
楽に英語を理解できる気にさせてもらった点でありがたい。考え方としてざくっと理解して、大西先生の著書に進むのがおススメ