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すげ~さらっと東氏と加門七海先生及び霜島ケイ先生が顔出ししててびっくりした・・・顔出しNGだった訳じゃなかったんやな!!?笑
これ出版当時は仮面ライダー響鬼シーズンだったんやな・・・観てなかったんだ・・・ごめんな・・・。
野坂昭如氏訳で『お伽草子』の「酒呑童子」初めてちゃんと読みましたけど源頼光さん絶対鬼殺すマンすぎて怖・・・怖・・・。あと金時が洛中一の舞い手って描写になんか萌えた・・・ごめんよ・・・。ていうか頼光一行、鬼を油断させるためといえど囚われてた美女の生き血と肉を食べてるんだよなあ・・・。
尾崎紅葉の『鬼桃太郎』、すげ~~~~ナンセンス童話で最高。毒龍と狼と狒々連れた鬼とか最高すぎやんけ・・・。
芥川龍之介の『桃太郎』もどことなく『蜘蛛の糸』ENDで芥川やな~・・・って感じ・・・。頼光一行を気違いじみた女性崇拝家、と・・・完全に鬼視点。まあ芥川は鬼好きだったんやろな。
加門七海先生の収録作はある意味ハッピーエンド。
霜島ケイ先生のはなんだこれ・・・めちゃめちゃいい話だし面白かったぞ・・・!!?梨木香歩先生の『家守綺譚』的な。
藤澤衛彦氏の妖婚譚はめっちゃ気になる・・・蟹の化け物に強姦される海女さんの話とか恐怖でしかねえだろ・・・描写細けえよ・・・。
椋鳩十があんなアホで謎エロ小説書いてたのはびっくりだな・・・一反木綿に急所根っこから切り落とされるイケメン侍達・・・。
香山磁氏のも近いテンションだったけど、絶望感とおぞましさがハイレベルすぎて・・・アリ怖い・・・。