紙の本
図面のトリック
2009/09/13 08:36
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ayano - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は建築の学生ですが、巻頭の図面に「やられた!」と思いました。
普段、図面を見慣れている人ならば、2つの違和感を感じると思います(居室として窓が明らかに足りない、という点は除く)。
結局、その2つが事件の大きな鍵になっていました。
というより、そのうち片方の違和感は、そのままトリックになってました。
図面を見慣れていない人に分るのかな、と読み終わって疑問に思いましたが、これは図面でないと説明できませんね^^;
巻頭の図面と、山吹君達が描いた図面は、厳密には異なるはずです(製図課題で、巻頭のような図面を提出したら、その2点は確実に指摘されるので)。
そこんとこ、もし映画化したらどう表現するのかな~、と気になりました(笑)。
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Gシリーズ第3弾。Gシリーズの前2作と違い、森さんの良さが出ていると感じました。トリックは反則気味だと僕は思いますがね。それと、この本でこのシリーズ通してあの人の存在が影を落とすであろうことがはっきりしてきましたね。
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Gシリーズになってから、犯人がわからないままってのが多いような。。
わからないというか、謎は解決するけど、その後ろにあるところまでは追ってない。
赤柳さんが何かを握ってそうだけど。。
必ず最後に彼女の影が出てくるね。
そしてS&Mの関係も進展してそうだけど、そこも煮え切らない感じ。
シリーズが完結するまで、謎は解けないのかなー。
海月くんはカッコイイみたいだね(笑)犀川先生は相変わらずの書かれようだけど(笑)
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Gシリーズ最新刊。
変なお屋敷、密室、マジック。
ミステリ好きなら気になる設定が揃っています。
一番気になるのは、創平くんなんですが・・・。
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正直、Gシリーズは買うのをやめようかと思っていたのですが、三作目にして「(シリーズの)最後まで読むか」という気になりました。
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昔の森氏の作品と比べるとつまらないです。密室モノのトリックというよりも次作へのつなぎという感じがみえみえです。
犀川先生も昔のような感じではないですし(笑)
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τ(タウ)になるまで待って 森博嗣 講談社ノベルス ISBN4061824511 900円(税別) 2005年9月5日初版【ストーリー】バイトで赤柳探偵に連れられて遠く森の中の一軒家・伽羅離(ガラリ)館を訪れた加部谷、海月、山吹。館で遭遇したのは新聞記者、カメラマン、不動産業者という取り合わせ。彼らは館の主の超能力者・神居の取材目的で訪れたという。加部谷が神居の超能力を体験し、バイトにも着手しだした頃に大事なラジオを聞くからと神居と二人のメイドは部屋に閉じこもってしまう。その頃には屋敷は完全に閉ざされてしまっていて・・・・・。密室の殺人。【感想】Gシリーズ第三弾です。冒頭から面白くてグングンひきこまれてすぐに読み終えてしまいました。森先生のシリーズはトリックを解明したい!という欲求よりも人々の会話や関わりあいが最近気になって仕方がない。このシリーズもキャラがとても好き。今回犀川先生と萌絵ちゃんのちょっと大人なムードが伝わってきます・・・・v犀川先生謎解き早すぎ(笑)海月君と犀川先生初顔合わせ。まだまだひっぱる四季ミステリー。ラスト、睦子おばさまイカス (〃 ̄― ̄〃)
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どうにもこうにもこのシリーズのつなぎ、といった感じが否めず。初めうっとうしかった加部谷さんが段々可愛く思える不思議。
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トリックや事件そのものより、人間関係や背景がとても面白いんです。この1冊だけではわかりづらいし、つまらないかもしれません。
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キャラクター小説としては、今一番わたしがはまっているものになります。犀川先生はすっかり萌絵の尻にしかれてますね。海月ほか主役メンバーも良い味出してきたものの、旧メンバーにはまだまだ勝てません。がんばってほしいものです。
(以下ネタバレ)
最後まで犯人不明・動機も一切不明・人間関係すら不明、という反則すぎる展開にはちょっと唖然としましたが、コンクリや電気溶接をつかった密室(しかも、密室のための密室ではなく、逃げる時間稼ぎのための足止めのための密室)というのは現実的で、逆に新しい。この意地悪さはさすが森博嗣。
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館ものらしいです。
でも、館を強調するほど、館ものの要素が強い感じはしませんでした。
普通に面白いです。
密室の作り方が、森博嗣さん特有の工学的な感じでした。
そして、ついに例の彼女の名前が……。
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久々に森博嗣読んだ。普通な感じだけど、萌絵ちゃんが出てるだけでなんか満足。不思議だ・・・。
☆☆☆+
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だんだん難しい話になってきた。特に赤柳は誰だろうかと考えると様々なことがいくらでも考えられる。次巻が楽しみだ。
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Gシリーズ3作目。超能力者が館の密室で殺されてしまう話。というとベタなかんじだけれど、あの人の影がユラユラとしていて「今後はどうなるうだろう」と思わせる3作目でした。作中に出てくる大学生、海月君のような頭のきれる人が羨ましい。
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2005/12/08
Gシリーズの中でも一番面白かった。といってもまだ三作目。
S&Mシリーズ、Vシリーズを読んでいないとわからないところがある。