紙の本
はまるとその表現の巧みさに感服させられる
2005/11/20 15:34
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bookworm - この投稿者のレビュー一覧を見る
思わず吹き出すことが何度とあった。
下ネタとウンコネタが大半の占めているので作品としてはかなり下品な方である。1編1編のできにはバラツキがありホームランか三振かという感じ。はまると面白いけれど、つまらないと寒いと感じつつも引っ込みがつかずにどこまでも行ってしまうという作品もあった。
「フロアに転がりながら頭をかきむしり、プラトーンのポーズでもんどりうつ」、「大歓声を上げ、こたつの周りをバターになる程走り回る喜びの舞を舞った」説明もなく突然、著者独特の表現が現れる。
これらの表現を味わうのに広範な雑学を要すると思われるが、はまるとその表現の巧みさに感服させられる。
シビレを求めてあらゆる事に挑戦する著者の態度は好きである。
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2005年度結婚したい男ランキング第一位(私の中で)のリリー・フランキー。結局のところ、この人の、口の端っこで笑いながら、世界を逆立ちして眺めてるようなスタンスが大好きです。どこか遠くを、少し哀しみを帯びた目で見ているような気がするのですが、実際は片岡鶴太郎の事とか女のヒゲについてとか考えてるんだと思います。そういうところが大好きです。
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相手が背を向けた隙に,ナイフで刺しそう(いい意味で)。『東京タワー』(←あの村上春樹をおさえて売れている!)の作者,リリー・フランキーのそんな人となりが垣間見れるエッセイ集。面白かったです。『東京タワー』は積読(つんどく)中。
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リリーさん爆裂。
お下品オンパレード。
『東京タワー』読んだ直後にこっち読んだので、オカンの話をこちらでは笑い話として読めてよかった。リンクさせて読むと、少しせつないけど、男の仕事してるなーって感心しちゃいました。
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面白いなあ。好きです。エッセイの天才でしょう。面白い「体験」と「例え」を兼ね備えた思わずニヤニヤしてしまう本です。リリーフランキー、男版西原理恵子と言ったところか。
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ああ、やっぱこの人好き。虚勢、無神経、かっこつけには容赦ない突込みを、おバカには温かな目を。人間ってどうしようもなくおバカで、エロで、マヌケでしょうもない生物だってことをこれでもかと見せつけられ、脱力するとともに愛しくなる。こういう体温の人っていいなあ。
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リリーさんのデビュー作らしいけど、やっぱすごい。あぁー、って瞬間が必ずある。でも少し下品過ぎ。オシャレに下品なことを言うのがこの人の最大の魅力だとぼくは思うのだけれど、普通に下品なだけという部分も目立った。
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電車の中で読むことはオススメできません。なぜって吹き出すから。そんなこと気にしないという方はどうぞ。笑い死にかけますけど。なんとなくリリー・フランキーというヒトの一部が見れる本。そんなわけであたしも美女と野球が好きです。
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初めて読んだ作家だった。買った理由は話題となった映画の作者だったから。実はその映画は
見たことなくよく知らなかったのだが、入院中にちょっと変わったのを読んでみようと思い買って見た
ちょっと お下品でいてバイタリティーあふれる感じがした
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たまについていけないけど、基本姿勢には大いに共感。リリー氏は多分、物凄く誠実に生きている人なんだろなぁ、と思う。まぁ、リリー氏の場合、「誠実」とか言った瞬間、本人自身に笑い飛ばされるような気もするけど(本人にお会いすることはないと思いますけど(笑))。でも、そういうカンジ込みで、何だか良いなぁ、と思うわけです。
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リリー・フランキーのエッセイ集。おそらく今回東京タワーに便乗しただけで原稿の初出は10年前です(単行本化が98年で三ヶ月前に文庫化)。何でこんなのを買ったかというと、美女と野球という言葉の並びが良かったからです。美女とサッカーなんて堕落も堕落。美女と相撲はストライクゾーン外。美女と野球だよやっぱり、ということです。で内容に関してだけど、僕は結構昔からリリー・フランキーが少し面白いただのエロ親父だと知っていたわけですが、そういうエッセイです。面白いけど多少面白い程度でしかない。だからこそ何が気に食わないかって、こんなエロ親父が感動的な自伝小説書いてベストセラーになるということです。反則というか禁忌だよ。忌まわしい。この本も立ち読み読破で済まるべきだったのに、「美女と野球」というその言葉だけに500円くらい払ったという話でした。たったの三ヶ月で24刷っていう壮大な消費者イベントに加担した罪悪感が大きくて押しつぶされそう。
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リリーさんのエッセイ。好きなものはときかれると「美女と野球」と当時答えていたらしい。エロでナンセンスなものなのに、非常に入り込みやすい文である。
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リリー先生のコラムです。ちょっと内容が古いですがリリーワールド全開です。ジャケ買いした一冊ですが、この本をトリガにリリーフランキーにはまってしまいました。東京タワーとは全く別の下ネタも満載の一冊ですので、東京タワーからリリーフランキーに触れた方はご注意ください。(H18/2)
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またまたリリーさんの本。
「東京タワー」と少しリンクするところもあるので、先に「東京タワー」を読んでからこれを読むことをおすすめします。
内容はかなり面白かったけど、ドン引きもしました。なので星3.5個(四捨五入して4個)です。
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とってもとってもおもしろいエッセイだった。におい関係の話はもちろんのこと、単語の組み合わせ方がおもしろい。