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ツイ・ハーク監督の「セブンソード」の原作。映画が短くて物足りなかった人や金庸、古龍が好きな人におすすめします。
登場人物が多くて最初はごちゃごちゃしたけど、だんだんと話に引き込まれていきました。
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現在唯一、邦訳されている梁羽生の武侠小説。
映画『セブンソード』の原作。
「七剣」とは天山派の七人の剣士のことで、題名は「七剣が天山を下りる」という意味。
清初、康熙年間を舞台に、呉三桂による「三藩の乱」などの史実も絡め、漢族の侠客たちの抗清の戦いを描いています。
抗清の戦いで命を落とした天山派の侠客・楊雲驄は、敵である満州貴族の女との間にもうけた幼い娘を、死の間際に出会った少年・凌未風に託す。
十八年後、天山派の剣客となった凌未風と、成長した娘・易蘭珠は清朝に戦いを挑む。
『白髪魔女伝』、『塞外奇侠伝』に続く「天山三部作」の最後ですが、前二作も邦訳して欲しいですね。
ニン、トン♪
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入れ忘れてました。映画「セブンソード」の元ネタ…だけど殆ど別物と見てよいかと。同じ武侠でも古龍ほどのエンタメ感はないです。
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金庸の作品に比べると、全体的に凄く”マジメ”な感じがする。
登場人物の個性という点でも、金庸のような強烈なキャラクターはいない。
でも、一人一人のキャラが結構丁寧に描写されていたりするんだなぁ。
だから、後でしみじみと感じられたりするんだなぁ。
意外と、するめのような作品かも。
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映画の『セブンソード』ともドラマの『七剣下天山』とも別物。
史実も絡んできて、この先の展開が楽しみ。
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ほぼ10年ぶりに武侠小説とうたわれるジャンルを読んだけれど、こんなに重々しかったっけ?と首をひねった。
ただし、以前は金庸オンリーなのでこうした印象だったのかもしれない。
記憶喪失の仲桂明と、心優しい少女冒浣漣が出会い行動を共にしていくあたりからすいすい流れるように読めるようになった。
下巻で上巻に散りばめられた伏線をどのように回収していくか楽しみです。
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上下巻のわりに登場人物が多く、それぞれの物語が錯綜していくところが面白かった。滅満興漢の志に殉ずる好漢たちと、数奇な出生に翻弄されながらも愛する者を見つけていく侠女たち。あちらこちらで恋が芽生えて、実を結んだり悲劇で終わったりいろいろで忙しい。
冒頭早々、二つの悲恋のそれぞれクライマックスとプロローグとなっており、最後まで読んでから戻って読み直しても感慨深い。