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今までの伊坂作品とは違った印象を受ける。内容も何となく未消化。しかし「死神」の千葉さんが出てきたので別に満足。ファンとしたら普通に楽しんで読めたし。毎日を流されないで生きるって大変だと思います。
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これで終わり?ラストの爽快感に欠けるな〜と不満に思ったけど、後からジワリと来る静かなエンディングは力強さを感じさせて、これはこれでいい味なのかも。政治家、ファシズム、憲法改正を扱っており、いつもの伊坂氏とはトーンが違っているので、過去の作品と同様のパズルが一気に解けるような快感を期待するとがっかりするかもしれない。「考えろ考えろマクガイバー」「でたらめでもいいから、自分の考えを信じて、対決するんだ」「一番贅沢な娯楽は誰かを赦すことだ」とか、伊坂氏らしい明るくユーモア溢れるセリフ回しは健在。「考えすぎで人間は死なない」という冷静で飄々とした兄と記憶力と直観力の優れた甘えん坊でやんちゃな弟というキャラ設定もキュート。ベストオブ伊坂ではないけど、異色作として有りかなあという感じ。納得できたわけじゃないけど、このテイストでもう2〜3作読んでみたいと期待を抱かせる。
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あぁうん。そうだよね。ってすっきりした気分になれる読後でした。私が伊坂さん始めてだったからかも。ばたばたって読んでしまったので今度もう1回ちゃんと読みなおしたい。
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うーん・・・・
なんか思想的な話であって、ミステリーではないなぁ・・・
自分をもって生きろ!ということなのでしょうか?
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「死神の精度」の千葉さん(死神)が出ると聞いて、即座に本屋に走ろうと思っている最中(まだ読んでないよ
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なんか今回は俺の求めてた伊坂幸太郎とは違うね。。。
題が難しいからそうなるんかな?
でもだいぶメッセージ性は強い作品やとおもうわ。
終わりとかも読者任せw
伊坂さんは読者任せが多いようなきがするわ
俺も考えるよマクガイバーwww
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角田光代さんが朝日新聞に書いていらっしゃるのレビューが最高にして最良なので、リンクを貼ってレビューに代えさせていただきます。
http://book.asahi.com/review/TKY200511220381.html
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2005/12/10〜2005/12/13
この小説を今のもじゃもじゃ頭の総理にも読んでもらいたい
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この人、現代の作家では一番のキャラクター作家ですね。今回もかなり魅力的な登場人物!考えるとある意味コミックよりもはっきりとした個性化も。エンターテイメントとしてかなり充実。
2006/01/02
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ファシズムと超能力と日本の未来の話。
微妙な終わり方だけど、いつもながら小ネタが面白かった。
ネタ帳でもあんのかな。
「ごきげんよう、おひさしぶり」とか。
重なる現実に考えさせられました。怖い。
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連作中篇の「魔王」、「呼吸」
「考えろ考えろ」って台詞好きでした。
詩織ちゃんは素敵でした。スカートを直してあげれる人になりたいです。
やっぱ伊坂幸太郎さんはいいですね。
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政治がテーマとか色々、言われているが、著者自身もあとがきで書いているとおり、決して政治やファシズムがテーマだとは思わない。すごく大雑把に言うと、人間心理のおそろしさだろうか?
ライブドア事件もそうだが、人間なんてあっけないほど単純に、心理を操作されてしまうもの。大した根拠もなく何かに熱狂し、その翌日には同じ物、人を、手のひらを返したように嫌悪できる。しかもその決断が自身の意志によると思いこんでいるけれど、それはメディアなどに与えられた、ほんのわずかな情報によって左右されている。そんなことを著者は書きたかったんじゃないだろうか?
特に前半は面白い。人物設定、台詞、宮沢賢治の詩の使い方など、細かい部分までじっくり味わって読みたい。が、後半部分、一気に駆け足したという感じがしないでもない。
しかし全体を通して、圧倒的な存在感を示す目に見えない恐ろしいもの。「気配」を見事に描き出している。本作を読む最大のポイントはストーリーを追うことではなく、この「気配」を感じることなのではないだろうか?
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フィクションであるのに、現実におこりえている様で、囚われようのない恐怖感に身をつつまれた。
のちの展開が気になる終わり方で、できれば続編が読みたい。
犬養編、ドーチェのマスター編、島編、そして音楽好きの千葉編を一冊の単行本として出してほしい。
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政治を絡めたエンターテイメントとしてはとても面白い。なのにファシズムや憲法改正がメインに徹してないところが上手い。伊坂作品に出てくる兄弟の絆が今回も光っていました。
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社会だとか政治だとかそういう風に宣伝してあって、読まないでたんですが。
実際読めばそういうのあんまり深く考えるようでなんーか、不思議。ああいう宣伝ないほうがいいなー。好きですよ、こういう本は。