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下巻!
このお話の誘拐の犯人の要求が斬新でおもしろかった。
今までドラマとか小説とかの犯人は現金を要求していたのに対し、この犯人は有価証券で求めたのだ。
犯人の動機がありきたりで少し残念だった。
何書いてもネタバレになりそうなのでもうやめときます。
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親は始めから親ではない。
子どもとともに成長するのだなぁ。
被害者の父から一転して狂言誘拐の犯人の父へと立場が変わっても最後まで娘を信じようとした辻倉良彰。
事件が起こるまでの彼は放任主義と称するごくごく普通の子どもと向き合うことを避ける父親だった。
しかも大病院の婿養子。
肩身の狭い思いが一層子どもから遠ざかっていたのかもしれない。
その彼が事件が起こり真相に近づくにつれ、義父に意見し、家族と向き合い真実を受け入れていく姿に惹かれた。
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途中からもしかして。。。と思ったらやっぱりそうだった!!
彼らの天才的な知的犯罪は分かるけど、そこまでに至った理由ってのが、ちょっとな。。。って思ってしまった。
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上巻が話の展開の割に冗長な感じがしたので、しばらく放置していた下巻。
下巻になったら話のテンポがアップし、読書の速度が上がりました。
解決したかに思えた事件だったが、最後の最後まで、誘拐事件の真相が見えず次々に真相が露見していくあたりは面白いと感じた。
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二つの誘拐事件の真相。
終わってみるとただの良い話でした。
心は温まるのだけれど、
この種の話あまり好きではないんだよなぁー。
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色々なシーンが展開し、どこでつながるのか? 上巻ではまだわからないが、下巻になって、それらがヒトツにまとまっていく。
長編小説にありがちの、読んでいる途中で、よくわからなくなるモノではなく、最後まで読み込める、面白い話。
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身代金の代わりに「殺人」を求める異常な事件に続いて起こった第二の誘拐。今度の人質は19歳の大学生だった。犯人の周到な計画に翻弄される警察。試練を受け、新たな歩みを始める家族。謎は深まり、やがて恐るべき秘密が浮かびあがる…。スリリングな展開、迫真の描写。そして感動のラストへ!最後に誘拐の果実を手にする者は誰なのか。
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工藤巧と警察の攻防戦 面白かった。
決着がついたと思いきや いきなり8年後に。
なんかこれ必要 笑?
この部分わかりづらくて 短いのに すぐ眠くなってなかなか終われず。やっと読み終わりました。
お子様のセンチメンタルな動機って感じで 説得力なし。
しかも王子様とお姫様は 幸せに暮らしましたとさ的なおまけ付き。一気に夢から覚めたわ 笑。
イヤミスは苦手だし ハッピーエンドは好きなんだけど これはイマイチ。
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・引き込まれ感は素晴らしい。上下巻で一気に読める。最後までネタバレもないが2人と出会いや関係性をもう少し書いてほしかったかな。
・真保 裕一さすが
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東京と神奈川で起きた2つの誘拐事件、その2つの真相に迫る
それぞれ誘拐された巧と恵美は、革新に近づくにつれ、奥深くに眠る
過去の出来事を大きなポイントとなる。
被害者か加害者か?それとも
推理を完全に覆させられるラスト
計り知れないスケールで描くラストは必読
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真保裕一が描く誘拐モノの続き。色んな謎が一気に解かれる。
辻倉恵美の誘拐と工藤巧の誘拐は、やはり因果関係が存在した。
更にはその2つがある共通の目的を持った狂言誘拐の可能性も浮上する。
しかし決定的な証拠は出ておらず、本人達は口を閉ざす。
警察は執拗に調査を進めるが、やがて意外な所から真実が発覚する。。。
と言うように、ある程度予想された範囲内で事件の真相が明らかになっていく。
ただ、犯人の動機がわからないまま。物語の焦点は最終的にそこになる。
ラスト近くになり、その動機が判明する。
きっとここがこの物語の一つの読み処(?)なのだと思う。
が、
正直、それほどの衝撃を受けなかった。
警察を驚かすほど計算されつくされ、更にその裏をかいた行動を取っている犯人だが、
その動機が弱い気がする。
(そこを「ピュア」な動機と評する向きもあり)
いや、「弱い」と感じる心がそもそも問題なのか…。
そういうところは考えさせられる。
また、相変わらず親子の問題も描かれており、
最終的に軟着陸(親にとっては難着陸)する訳で、そちらの物語は楽しめる。
評価的には平均的な感じで。3点。