投稿元:
レビューを見る
児童小説。
このシリーズの1作目だったみたい。
主人公ジェイムズ君の冒険小説。
はじめの感じからは想像できない、奇想天外な物語でした。
投稿元:
レビューを見る
巨大な桃に乗って、ジェームズ君と虫たちが蜘蛛男に会ったりして旅をするのが面白かった。
そして、二人のおばに良くしてもらえなくてさびしかったジェームズ君が最後には幸せになったので良かった。
投稿元:
レビューを見る
大きな桃に乗って航海する虫たちが自分の役割を持っていて、「ワンピース」みたいだった。主人公の船長はとても不幸だったけど出会いで自分が解放され、友達という大切な宝物を得ることができた。
ロアルド・ダールの暗い部分もカラッと描いている素敵なお話だった。
投稿元:
レビューを見る
この人の作品ってだいたい不遇な少年少女と意地悪な人ときっかけを作ってくれる人が出てくるんだけど、最初はうーーむかむかってなるけど最後はスッキリ!する話が多くてすき
投稿元:
レビューを見る
ロアルド・ダールの本を最初から読もうと、借りてきたおばけ桃が行く。世界観が好きすぎる。これからシリーズを読み進めて行くのが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
愉快な昆虫たちとの旅
両親を失った子供が奇妙なおじさんに貰ったものとは…?
モモの種に入ってみたい!と想いますか?
投稿元:
レビューを見る
「両親をなくし、ぐうたらで意地悪な二人の叔母に引き取られたジェイムズ少年の毎日は、つらくて悲しいことばかり。そこへ、奇妙な老人があらわれて、奇妙なプレゼント。ある日、庭の桃の木に、りっぱな実が生って、みるみるうちに家一軒ほどの巨大桃になり、中にいたのは、これまた巨大で不気味な虫が七匹…。やがて、ジェイムズ君と虫たちを乗せた巨大桃は、木から離れ、断崖から海へ飛びこみ、はるかな冒険の旅に出発した。」
少年が出会う”仲間”はでっかい虫。ぎゃー!・・でも、そこで読むのをやめたらもったいない。この本は、子どもの味方で、とてもハッピーエンドで読後感が幸せな物語。虫たちも愉快で、苦手なわたしも好きになった。ロアルド・ダールの本に魅かれ、たくさん小学生の頃に読んだ。こんなはちゃめちゃで、おもしろい話がかける、子どもみたいな大人もいるんだって思った。小学校中学年から。
恩田陸さん選・ロアルド・ダールの本は、
①『おばけ桃の冒険』②『お願い』③『カティーナ』。
おばけ桃について、「ティム・バートンが人形アニメで映画化している①は、とてもおすすめ。ダールの児童文学の主人公は、昔からの児童文学の王道ともいえる。人生の初期に世の不条理に虐げられて、「生き延びた子供」である。しかし、ダールの場合、まともな登場人物は主人公だけで、残りの登場人物は些か常軌を逸しているうえに、実にリアルで愛すべき大人がほとんどであり、戯画化された彼らに我々の世界の縮図がくっきりと見えてくる仕組みになっている。」(いっぽう、大人の本好きからは、ダールは手練れで独特の味わいを持つ短編作家として根強い尊敬を集めている。)」
(『作家が選ぶ名著名作 わたしのベスト3』毎日新聞出版 編 毎日新聞出版 p30 恩田陸選 ロアルド・ダール より)