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自分がやったことに関しては本当に成果があったのかどうか検証がない。この本だけ読むと、あたかも小泉旋風はこの著者が作り上げたみたいな感じをさせしてしまう。けど、小泉旋風はどう考えても小泉純一郎個人の効果が大きいでしょうに。
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めちゃ面白い。自民党は嫌いだけど、非常に参考になります。がんばればイイってもんじゃないし、やるからには徹底的にやらなきゃ。
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やー、勉強になった!広報戦略っておもしろい!マスコミじゃなくても、どっかの企業の広報とかでもいいな、将来。あと、自民党が広報改革を行う前の状態のひどさにも驚いた。広報って大事ね!
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NTTの広報マンから政治家に転身したという著者の本。読みやすく面白いので一気に読めた。一企業の広報の緻密さに比べ、政治の世界、政党をはじめ一国の首相までもがあまりに無防備なのにビックリでした。
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総選挙やらブロガー懇談会など、彼なしでは成し遂げられなかったでしょう。広報戦略といっても基本ですが、基本を忠実に守ることが難しい。
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NTTの広報さんから自民党に入党し、自民党の広報のトップとして活躍している世耕弘也さんの本。
小泉さん時代の選挙のことに関する記述が多い。小泉さん人気も、当時の自民党圧勝も、巧みな広報戦略による力が相当大きかったことがよくわかる。
しかしあくまでも広報は企業なりその仕事の情報をわかりやすく提供していくことのみが役目であり、それを選びとるのは自分自身であると思う。広報という仕事の大きさに感服するとともに、それに乗せられすぎる風潮には結構あきれた。
しかし政治家さんにして苗字が「世耕さん」とはよくできた名前だよな。
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小泉政権で広報担当者だった世耕 弘成氏が綴った、広報戦略の本。自身の行った事を分かりやすく書いてある。
この手の本は、結構自分の自慢話が多かったりするのだが、これはそんな事もなく結構読みやすかった。ただ、理論的な話ががっちり書いているものではもちろんないので、そういう部分をやや求めがちな自分にとっては、不満足感がそこそこ残った。
それでも、やっぱりこういう本では、当事者だから言える心構えと言うものが得られる。それは案外全く異なる環境で異なる事をやっている自分でも意識するべき、とか意識すると良くなる、ってもので、広報マンって奴も面白いなぁー、と思った次第。
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「郵政選挙」における自民党の歴史的勝利の裏には「コミュニケーション戦略チーム」の努力があった! な本。
著者である世耕参院議員はもともとNTTの広報を任されていた方。その世耕さんが政界に入ったらアラビックリ。政府の広報ってイイカゲンじゃないですかー。こうなったら広報の再構築していくっきゃないよね☆ ってことが具体的手法とともに書かれています。
でも正直、広報戦略について述べているというよりかは「郵政選挙」での活動がメインだなあ。体系立てられた解説ではなく、具体的事例から学べっていうやつ。「広報」のあり方については参考にできる意見も書かれているけど、目新しさは感じないです。
「広報」というと仰々しく感じてしまうけど、ようは「自己アピール」なんですよね。自分をアピール、プロモーションしていく時にはどうしたらよいのか? 本書を参考にしてみるのもいいと思います。
【目次】
はじめに
第1章 戦略的広報とはなにか
コミュニケーション戦略不在の世界
政府広報が民間企業に遅れをとってはならない
コミュニケーション不足が総理批判の源
ホワイトハウスの広報は大統領を守るためにある
第2章 自民党の広報改革プロジェクト
官邸広報の基盤強化を正式提案
自民党の広報関連組織の縦割りを廃す
自民党の新たな広報戦略
第3章 プロジェクトマネジメントとしての広報
まずは組織のデザインが大事
スタッフのモチベーションをどう引き出すか
広報戦略のPDCAサイクル
第4章 組織を勝利に導くための広報戦略
メッセージはわかりやすく
データ重視の広報戦略
遊説先選びもデータ重視で
自分のセールスポイントを自覚する
ライバルを研究する
組織内コミュニケーションも忘れてはならない
第5章 プロの広報マンになるために
広報は、新聞・雑誌の切り抜きを業者任せにしてはいけない
広報は、身体半分が会社の外に出ていなければならない
広報は、優れたトップの経営哲学に耳を傾けなければならない
広報は、危機的状況下こそ情報公開に努めなければならない
広報は、コミュニケーション戦略を体系的に学ぶべきである
第6章 コミュニケーションのプロが広報だ
広報は一生のキャリア
政治の本質は広報と同じコミュニケーション
おわりに
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民営化と同時にNTTに入社し広報に配属された著者はプロの広報マンとしてキャリアを重ね、米国の大学院で同分野での修士号を取得する。自民党の国会議員であった伯父の地盤を受け、森元首相に口説かれ国会議員となった著者は、日本の政治における広報のあり方に戦略性の欠如を痛感する。当の森首相が、マスコミとの関係構築に失敗し、失言によって退陣してしまうのである。アメリカでは、ホワイトハウスに大統領がどのような内容で、マスコミや国民に対してコミュニケーションを行うかということをあらゆる角度から分析し、どのようにそれを実行していくかという戦略立案を担うスタッフが存在する。日本の官邸には、こうした機能がなく、森首相の失言による失脚はある意味必然であったともいえる。小泉改革では広報戦略の責任者として抜擢され、2005年の郵政民営化選挙で圧倒的な勝利を影で支えたといってもいいであろう。国民に対して、政策をどのようにしてどのタイミングでコミュニケートしていったのかということが書中に書かれており、広報のケーススタディとして学ぶべきものが多い。出来るだけシンプルに判り易いメッセージを送るという原則は、本書がページ数が少ない割りに薄っぺら委印象を与えないことと関係しているのであろう。駆出しの社会人から国会議員に至るまでの豊富な実践的経験を持ち、かつ修士である事実が、彼の言うことの説得力をさらに高めている。あとがきにおいて、彼が後進に向けてしたためた言葉が印象的である。潮目を見ること。どんなに、正論で何かを訴えるにしても、ここだという潮目があるということである。社会人としてそれを上手く見極めることは極めて重要であり、それが何度もあるものではないということである。広報だけにとどまらず、自分の信念を貫くにおいても、時には辛抱を自分に強いるのもまた必要なことである。印象に残る一冊である。
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小泉純一郎首相(当時)が行った郵政選挙の自民党の広報戦略について書かれている。
その広報戦略に大きく関わった、世耕弘成参議院議員の著書。
世耕議員は、議員になる前のNTT時代から広報の仕事を行っていて、国会議員になって広報の仕事が出来たのは悲願のことだったみたい。
また、これからも一生、広報の仕事をやり続けたいとのこと。
しかし今の自民党では、広報の役職に就いているのかな?
続編が気になる。
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広報としてのマインドという意味では参考になったが、政治やNTTという大きな会社とは自分の状況が違いすぎてそういう世界もあるんだなぁという程度。
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あまり読み応えも中身もない。うんうん、広報って楽しいよねー、というのは大変共感して広報の仕事に戻りたくなった。
小泉郵政選挙のコミュニケーション戦略チームのリーダーだった人が当時のことを軽く振り返った本。企業広報の口伝的なのは割と役に立つかも。
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筆者は自民党の代議士、安倍総理のブレーンであった。小泉政権時の仕事の話を通して、選挙広報の裏側を知れる。政治の本質はコミュニケーションにあるとし、政治広報を戦略化することの重要性を説いている。政治と国民(社会)の関係を考えさせる面白い書籍であった。
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広報を担当するようになって半年。
そもそも広報担当とはどうあるべき!?
を求めて手に取った1冊。
著者はNTTに入社後、海外の大学院等を通し、
広報の専門家に…その後、伯父の急逝から、
2005年に自民党で政界入りし、広報改革を行われた方です。
(ちょうど郵政民営化の頃ですね)
企業や政界の失言、良くあることですよね…
広報部門がきちんと機能すると、
この課題は大きく改善されるのだろうと感じました。
広報とはプロジェクトマネジメントであり、
本質はコミュニケーションである。
PR文書の作成といった広報の内容を深堀したもの
ではないですが、広報の存在価値を理解するには、
分かりやすくて良い1冊だと思います。
第1章 戦略的広報とはなにか
第2章 自民党の広報改革プロジェクト
第3章 プロジェクトマネジメントとしての広報
第4章 組織を勝利に導くための広報戦略
第5章 プロの広報マンになるために
第6章 コミュニケーションのプロが広報だ
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小泉総理のときの自民党の広報戦略という具体的な事例でまとめられており面白かった。広報戦略の本質はコミュニケーションというのに納得。