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佐々原さんの作品らしい、ほのぼのとした雰囲気がいい。
主人公のつっこみ性も苦労性もいつもの通り。職業意識に燃えるピコリーが可愛すぎる。
しいて難点をあげれば、エッタさんがこの巻でいなくなってしまうことぐらいかな。
話の都合上しかたないんですけどね……
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「俺の曾じーちゃんが外人で、ヨーロッパの小国の大領主様ぁ!?」高校卒業の日に拉致同然に東欧の小国レーゲンシュヴァンツ共和国に、危篤の曾祖父を訪ねることになった戸丸一彦。だが、彼を待っていたのは、曾祖父ヴェルナー・フォン・フリューゲルトの死の報と、自分とひとつしか違わない美しい後妻アデルだった。しかし、その外見とは大違い、ヤクザ映画で覚えた広島弁を喋る女ジャイアン、アデルの下、遺産継承権第2位の一彦を待っていたのは、城の手入れ、農作物と家畜の世話、領地内の私道の補修etc.というガテンな日々だった。そのうえ、フリューゲルト家にはもうひとつ代々伝わる秘密があって……。人気作家佐々原史緒初の現代コメディ
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どうしてなかなか面白い。知らないうちに西欧の国の半分を遺産として引き継ぐことになった少年が、敷地内の生死問わない様々なものと交流する話。あとがきの通り「湖畔の古城・若き未亡人・洋物オバケ」が詰め込まれている。人間に限らない家族ものといった感じか。「主人公、将来どうするの」といった疑問は置いといて、種類豊富なオバケが可愛かったり楽しかったりするホームコメディ。
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卒業式が終わったら、拉致られて連れて行かれた先には
祖父が領土の半分を持つ国。
分かりやすく遺産相続です。
連れて行かれた先には、ものすごく若い祖父母と
文句を言う親戚。
すぐに親戚は御退室するわけですが
夜になって理由が分かって納得。
そりゃこんな所、居たくないかと。
どういう家なのか、どういう生活なのか等々。
綺麗なお姉さんも出てきますが、別にハーレムでもなく
どちらかというと虐げられてる?w
とりあえず、成長期の男の子の一食抜きは危険です。