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リサとジャックの出会いが男娼なんていう驚きの切っ掛けだけれど、その後のリサの頑固さとジャックの隠そうとしていた熱い情熱のぶつかり合いが面白かった。ジャックのような肉体的にも精神的にも強い男性って本当に素敵だと思う。もう一度読み返したくなる本。
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作家・変人・年増。リサ・クレイパスの三題噺のようだ。いーなー、ヴィクトリア朝。この話を現代に置き換えると・・・まあ、ありかも。でも、現代の日本の話になってたら、きっと読まないな、私。
いやもう、切ない切ない。脇役の皆さん(ヒーローの友だちも大変存在感あふれていて、言うことなしです。だから好きなんだ、リサ・クレイパス)
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19世紀ロンドン。30歳の誕生日を目前にして、女流作家アマンダは、ある決心をした。記念すべき誕生日に、「男娼」と初体験をすることに決めたのだ。約束の時刻。現れたのは、イメージしていた「プロ」には似つかわしくない、知的で、どこか危険な感じのする美貌の青年だった。いったい、どういうこと?しかし、短く甘いひと時を過ごすと、青年は名も告げず、「夢の途中」で立ち去った。数日後のあるパーティー、アマンダの前に再びその青年が現れた。彼こそが、アマンダの最も嫌う急成長の出版社の社長、ジャック・デヴリンだったのだ。ジャックはアマンダにある出版計画をもちかけるが…二人の一筋縄ではゆかない恋の行方は。
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あまりロマンス小説の感想は書かない感じですが、(翻訳者が好きな場合はかなり書いちゃいますが~)この作品はかなり設定がかわいくて、思わず。
女子のスペック、30歳、小太り、髪の毛の巻き毛がかなり癖がすごいわ量が多いわって結構大変そう。
男子のスペック、自称31歳、美男、過去に暗い影があってビジネスで成功している。というまぁロマンス小説らしいといえばらしいです。男子のほうはw
女子の設定はすごいどこにでもいそうなオールドミスの小説家って感じなんですよね~。
で。すごいいじけてるんだけど、だんだんかわいく見えてくるのがよかったです。
ちゅか、男子のほうの嘘がすげえ(爆)
オールドミスであることを本当は気にしているヒロインを慮ってるけど、ばれたらあなたそれはしばかれますよwww
いつまでごまかすつもりだったんでしょ?
男娼偽ってたのも、消し飛ぶくらいなしょうもないけど気にする嘘だもん。
もう手段選ばないというか、彼女のコンプレックスを的確に初対面から見抜いているのが嘘の始まりですが、これはと思った女子を手に入れるためにうそもいとわないところがすごいです。
その割りに彼女にサヨナラされたときに結構あっさり引いてその後地獄を味わってるところが、実際年齢があれな感じでかわいかったですね~。
たまに暇つぶしでロマンス小説読みますが、これはかなりかわいくて笑えた。
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30歳ヴァージン女流作家*若手剛腕実業家
誕生日に男娼を手配するヒロインがあっぱれ。
最終場面でヒーローの(必死?けなげ?な)嘘が発覚するが、ヒロインはもう少し怒らないと