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特盛!SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話 みんなのレビュー

  • 大森 望 (著)
  • 税込価格:1,98018pt
  • 出版社:研究社
  • 発行年月:2006.3
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (4件)
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7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

著者コメント

2006/02/17 16:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大森望 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「へえ、大森望って翻訳もやってたの?」と思う人がいるかもしれないが、大森望がはじめての単独訳書を出 したのは一九八六年のこと。つまり、こう見えても、プロ翻訳者歴は二十年に達する。「デビュー十年程度じゃまだまだひよっこだね」という翻訳業界の基準に照らしても、ぼちぼち中堅にさしかかろうかというキャリアなのである。
 もっとも、職歴の長さにふさわしい実績を積み重ねてきたかははなはだ疑問。気がついたらいつのまにか二十年経っていただけの話で、その間に刊行した単独訳書は、文庫化等の重複を除くと五十冊にも満たない。エンターテインメント系の翻訳者としてはずいぶん少ないほうだろう。おまけに最近五年間だと、長篇の翻訳はたった三冊しかなく、翻訳家の看板を掲げるのがおこがましいほど。
 しかしそれでも、「お仕事は?」と訊ねられると、「ええと、主に翻訳とか……」と答えることが多いし、いちばんよく使う肩書きも《翻訳家》だ。これは、SF業だの書評家だの文芸評論家だのコラムニストだのとくらべて、まだしも《職業》っぽく見えるという理由がひとつ。もうひとつは、翻訳をやっているときは、ほかの原稿を書いているときとくらべて、仕事をしているなあという気分になりやすいから。本籍地はSF、生業は翻訳業というのが、当人の最大公約数的な自己認識なのである。
 というわけで本書は、その生業に関するエッセイ集。過去十六年間に書いてきた翻訳についての原稿を集め、大幅な加筆訂正を施したうえで、書き下ろしを加えて再編集した。主たる材料は、見開きの連載コラム「SF翻訳講座」。早川書房の月刊専門誌SFマガジンに、一九八九年八月号から一九九五年十二月号まで、六年余・全七十四回にわたって連載された。(後略)

 「序にかえて——本書使用上の注意」より、冒頭部分を抜粋。

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紙の本

目次

2006/02/17 14:19

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投稿者:研究社 - この投稿者のレビュー一覧を見る

■序にかえて——本書使用上の注意 

■一の巻 翻訳入門 
【1】小説の翻訳「きほんのき」
【2】翻訳家になるには——または、わたしはいかにしてSF翻訳者になったか
【3】名訳博覧会——海外SFの名文たち
【4】訳者冥利——バリントン・J・ベイリー『時間衝突』の愉楽

■Intermission 大森望☆サクセスの秘密

■二の巻 実践的SF翻訳講座・裏ワザ編
【1】勝手にしやがれ——翻訳書ができるまで
【2】待っちゃいられぬ成熟するまで——意外と役立つ受験英語
【3】ささやかだけれど、役に立つこと——一時間でできる訳文の磨きかた
【4】どうでもよくない、どうでもいいこと——人称代名詞を減らすには
【5】バベルの図書館——翻訳に役立つ参考書その1
【6】犬も歩けば棒にあたる——翻訳に役立つ参考書その2
【7】「それは何ですか?」——『英和商品名辞典』の楽しみ
【8】棒大なる針小——『和英ポルノ用語事典』の使いかた
【9】君の名は——カタカナ表記を考える
【10】「あるかあらぬか、それが疑問だ」——会話の訳しかた
【11】おしゃべり階段——続・会話の訳しかた
【12】ロックンロール・ウィドウ——会話における正しい改行術
【13】超訳者の時空——シェルダン超訳騒動の真実
【14】無への跳躍——歴史的「超訳」実例集
【15】麦わら帽子はもう消えた——夏休み翻訳教室・実技篇
【16】I love you からはじめよう——なにを訳すか
【17】まちぶせ——人脈を大切に
【18】報道されないY型の彼方へ——翻訳語の謎
【19】訳しきれないろくでなし{アスホール}——罵倒語の諸問題
【20】エースをねらえ!——「ウケる翻訳」のすすめ
【21】ガラスの仮面——翻訳の演技力
【22】無縁坂——悪訳とはなにか
【23】彼は友達——サルでもできる悪訳の見分けかた
【24】恋人も濡れる街角——ベッドシーンの訳しかた
【25】すーぱーかりふりらじゃりすてぃけくすぴありどうしゃす! ——専門用語の訳しかた
【26】終わりよければすべてよし——訳者あとがきの正しい書きかた

■Intermission 私的翻訳環境変遷史
【1】へたの道具しらべ——プロの使う辞書
【2】漁師の網にかかった犬——パソコン通信事始
【3】ゆうわくのうた——電子リファレンス事始
【4】私が愛したリンゴ——マッキントッシュ日記抄
【5】ぼくらが旅に出る理由——インターネット事始
【6】シャーロットの贈り物——ウェブがもたらすもの

■三の巻 SF翻訳者の生活と意見
【1】How Many いい顔——素顔のSF翻訳者たち
【2】新米の主張——「様変わりする翻訳界」の真実
【3】カリフォルニアの青いバカ——翻訳ファンジンのすすめ
【4】愛がなくちゃね——小説の読み方と訳しかた
【5】秘密の花園——確定申告の傾向と対策
【6】ハートのエースが出てこない——カードの教え
【7】そうはいってもとぶのはこわい——翻訳者が会社を辞めるとき
【8】土曜日のタマネギ——翻訳の速度
【9】もしもピアノが弾けたなら——翻訳という仕事
【10】鮮やかな場面——SF翻訳者にいたる道
【11】悲しい色やね——方言の壁
【12】快盗ルビイ——振り仮名が振れるしあわせ
【13】うれしたのし大好き——翻訳者の「正しい資質{ライト・スタッフ}」とは
【14】走れ 正直者——訳題のつけ方
【15】われら誇りもて歌う——黒丸尚氏追悼
【16】夏ざかりホの字組——世界SF大会レポート
【17】去りにし日々、今ひとたびの幻——絶版の問題
【18】にくまれそうなNEWフェイス——これが正しい翻訳コンテストだ!
【19】そして僕は途方に暮れる——なんでも屋の日常
【20】ワイルド・サマー/ビートでゴーゴー——締切の問題
【21】バスルームで髪を切る100の方法——編集者に愛されるために
【22】君を見てるとしょんぼり——新しい人よ眼ざめよ
【23】がんばりましょう

■「訳者」あとがき
■大森望☆著訳書一覧

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2006/07/01 19:10

投稿元:ブクログ

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2010/02/19 22:31

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2006/12/17 18:49

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2018/09/09 18:14

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2020/10/09 15:31

投稿元:ブクログ

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