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龍にも色々いるようで、の第12巻
2015/09/30 11:59
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投稿者:タンスの角に薬指 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「緑のアルダ」シリーズの第12巻です。
龍の背骨山脈でアナンシア王女とルダート王子の守龍探し対決のお話。
巻頭から懐かしい人が登場。「リダーロイス・ワールド2 風の守護龍」で出て来たスピミアとそのお父さんです。スピミアは以前通り優しく、お父さんは相変わらず守龍探しの人達には厳しいです。違うのは風の守護龍では山の番人と名乗っていましたが、今回は森の番人と名乗っている事くらいです。
この巻では複数の龍が出て来ますが、その性格に龍にも色々いるものだと思ったのでした。
それとストーリー上ではラダの魔の手がアルダとウルファに伸びピンチな状態。目が離せない「緑のアルダ」です。
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第12巻
邪悪な罠、思いがけない裏切り。なぜ…!
正式に守龍探し一行としてお墨つきを得、山脈で旅を続けるアナンシアたち。しかし、アルダ・ココにはいまだ白い髪の魔法使いラダの呪いが残っていた。ウルファは彼女を救おうとひとつの決心をするが…!?
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相変わらずラダの呪いに苦しめられるアルダ・ココだったが、気にしないように努めていた。
しかしアナンシアとウルファが結婚の約束をしているのを聞いてしまい、その後ウルファに八つ当たりしてしまう。
ウルファはアルダ・ココの苦しみを無くす為、単身ラダの元へ人形を壊しに向かうが、返り討ちに遭い、魔法でラダの手下にされてしまう。
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前巻に負けず劣らずのイマイチぶり。
とことん10巻(「龍の島」)で泣かせた「龍の試練」をバカにしています。
作者様がラダちんを愛でたいのはわかるが(偏見)、
やつのチンケな思考(嗜好?)にアルダ・ココ達引っかかりすぎだー!
特にアルダ・ココは何だこのザマは!て状態。
奴に振り回されてふらふらしまくりの彼女に何かラダちんのいたぶりの
ほうが龍の試練より重いのかと憤慨ですよ。
アナとカートラムさんの関係は、リダーロイスシリーズをご存知な方には
かなりデジャビュと思われます。
リダーシリーズは齧っただけの自分でも「フロルメイ王女+ラシェン」を
思い出しますもの。
アルダ・ココはいとも簡単に誤解してましたが(怒)、アナとウルファは
お互い別に想い人がいるからか、自然に友情が通ってていいですねぇ。
これは上記の10巻の「龍の試練」のたまもの。
今回好感度上がったのはルダート王子。
彼とアナも悪くないかも…てくらい彼は普通に人間ですよ。
とりあえず、次巻続けていくつもりですが、ウルファの行方より
このバカにした展開が何とかなることを祈ってます(おい)。
あとヨール、出番最近少ないので彼の活躍と。