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高浜寛の恋愛短編集。
好みはありますが、この人の絵は本当に繊細で綺麗な絵で、自らの作品世界の切なさシュールさを的確に伝えるアイテムを備えていると感嘆します。
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絶品。。。最高。。。ていうか、もうこれは漫画じゃなかよ。。。このまま短編映画にしてほしい。。。ていうくらい、完成度が高い。漫画じゃなくて、映画を見てる感触。どの話がいい、じゃなくって、どの話もいい。選べない。。。ということを、もしくはそれに似たようなことを、前にも高浜さんの本の感想で書いた気もするんだけど、でもやっぱりそう感じる。よくぞそこを掬ってくれたなぁって読んでて嬉しくなってくるような、何でもないけど何でもあることの数々。その中に紛れ込むいろんな気持ち。いろんな感情。すげいよ。。。悪いこと言わないから読んだ方がいいよ、これは。(08/2/2)
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せつない。短編の中でも『水いらず』というお話が特に好きです。
高浜さんの漫画はすごくやさしいと思う。
幸せとか不幸せとか、そんなわかりやすくないよ、とあらためて思う。
好きです。
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そのひとことひとことが、
わたしが求めていたことばであり、
わたしが見たかった風景なのだと思う。
これから先何度読むだろう?
何度読めるだろうか?
いい漫画かどうかはさておいて、
わたしに優しい漫画。
ずっと大切にしたい。
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初めて発売と同時に買えた高浜さん作品集。
「まえがき」にあたるところでは、茨城住民としては「おぉっ!」と思う素敵なシカケがたくさん☆
「凪渡り」「Hyglo45」「ローカルナローショー」などがお気に入りです。
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「まっとうな環境に生まれながら 遺伝子の問題で社会から
はみだしていく彼女と
生まれつき「異物」でありながらまっとうに働いている僕
僕と彼女は正反対のようでありながら その実
共同体なのだと感じている」
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「水入らず」の男女がなんとも。現実的に考えると重い男女の話ですが、だからこそあの場所であり、あのシーンなんだなと。お風呂でのシーン大好物です。かわいい。
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美しいエロチック漫画というか、芸術的なエロチック漫画というか。エロチックだが猥褻ではない。主人公が男性のものあるが、基本的には女性の視点から男女の関わりを描いた作品。ごく普通の常識人の営みを切り取った感じ。身体を合わせれば合わせるほど遠ざかる そんな寂寥感のある作品が多い。主人公の名前はほとんど作者の実名、キャラクターや出来事も作者のリアルを反映しているみたいな感触がある。
Introduction
中年の漫画家と15、6の少女が援助交際する話。少女の顔は描かない演出。会話がリアルで実話かとも思う。だが作者は女性だ。
凪渡り
漁村の民宿で働く、足の悪い女。年に一度訪れ、肌を合わせる男。それ以上は発展しない悲しい関係。
ハイグロ‐45
恋人が訪ねてくると、隣人が音を聞いている気配を感じる女性。ある日、逆に隣人の部屋で男女が別れ話をしてるのを聞いてしまう。
タイトルの意味がわからない。ハイグロって湿気という意味らしいが-45って何?水草にもハイグロってあるらしいが違うだろう。まさか灰黒?
なんだ、千絵ちゃんだったのか というセリフの意味もよくわからなかった。
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ままならない。何が幸せで何がそうでは無いのか、この人たちはもう別のところに居るのだ。関係は不確かで、ただお互いの肉体だけが触れられる唯一のものだとでも言うように。せつない。
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高浜寛さんの作品『凪渡り ― 及びその他の短篇(2006)』を読了。 前回に読んだ・・・「泡日(2004)」も良かったがこの作品もかなり良かった。 ”水沼ストアー”は・・甘酸っぱい。 ”水いらず”は・・・新しい一歩を感じる。 あー、すげー良かった。 傑作。
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さすが「MANGA EROTICS F」中心の短編集。
際どいものが多い。
・introduction ……援助交際
・凪渡り ……年に一度
・Hygro-45 ……お隣さん
・水沼ストアー ……女子高生の客
・十五時 ……めかけ
・水いらず ……子作りの湯の旅館
・食出(はみだし)物語 ……エロ漫画家
・Local Wide Show ……中学臨時教員、校長、ホステス
・椋鳥 ……1ページ