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石田衣良さんならではの世界なのかも。
出だしはどうなることかと思ったけれど、最後は上手にまとめるという趣向は特にそういう感じ。
すらすら読めるけど、後でぐっと来る感じで。
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これは怪しからん! 50間近な大の男を本で泣かせるとは,いけないぞ! ナルシストの石平君は嫌いだが,小説家の石田衣良は見上げたものだ,ふ〜む。
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長年勤めた広告代理店を辞めフリーのプロデューサー業を始めた喜一。「40才から始めよう」をテーマにHPを立ち上げたが、そこに集まったのは、妻から離婚を迫られた銀行員、23年間の引きこもり、長年フリーターだった起業家など、悩みを抱えた人間ばかりだった。。。銀座を舞台にしたIWGPの40代版。ちょっと出来過ぎな面も多々あるけど、現代のお伽話と割り切ってしまえば、爽やかで前向きな読後感は心地よい。
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最後は感動しました。
池袋WGPのマコトが40歳になったらこんな感じになるだろうなぁ。という感じです。
読む価値あり!
最近の石田さんの本の中ではかなりお気に入りの一つになりました。
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実家に帰ったら置いてあったので再読。最近の石田作品には、多少思うところがあったので、躊躇していたのですが、再読しても面白かった。いくつになっても青い部分を持つ人を描かせる部分において、石田先生は抜きん出ていると思う。救いのある話もね。長編よりもこうした小品を集めた作品の方が好き。人を愛するというのは尊いことだな、とほんのりと思いました。
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40代の男性ばかりが登場する話。結構胸が熱くなる。今20台前半の俺が読んでも面白い。
特に登場人物のキャラが豊かだったように思う。ITの寵児にもとひきこもりにガン患者。人は良くも悪くも行ってる仕事に人間性が出るなと感じた。
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40才のおじさんたちの物語。IWGPの‘その後’を思わせる内容。地球防衛軍の擬音攻撃には声を出して笑ってしまいました。図書館予約数は79(06/08/03現在)です
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大手広告代理店を退職、独立してプロデューサー業を始めるもなかなか軌道に乗らず…。仕事に繋がればと思って始めたブログを見て舞い込む仕事は妙な物ばかり…。
最初は40歳になった元会社員の虚しさを中心に書かれていた連作短編集ですが、ラストまでには40歳になってもまだまだいける。「40歳から始めよう!」という会社の合言葉どおりの気分になることが出来る話。
ご都合主義かもしれないけど、胸があったかくなり、幸せな気分になれる石田衣良の小説はやっぱり好きだなぁと思う。
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40歳のサラリーマンのオムニバスチックな長編小説。40歳ってくたびれてると思ってた。全然ちがった。年輪と経験を重ねてすごいパワーを持ってる人達だった。あと20年がんばれると思った
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40歳の男の話。
私自身も40を超えたので思いがよくわかる。
「自分自身を素直に認められるようになった。自分を突き放し客観的に見ることも、笑うこともできるようになった〜」と続く言葉はぐっときましたね。
でもちょっと上手くいきすぎかなあ。。。
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人生のいいほうの半分が終了した、40歳の吉松喜一が人生プロデュース業を通して様々な40歳と向き合っていく。
引きこもりや社長辞任、離婚などの難問がこうまで簡単に解決されるのは少しおかしいものの、様々な生き方を上手く描いていると思う。
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作者がTVでコメントしているのはよく見かけますが初めて本を読みました。人生のいいほうの半分が終ってしまった40歳の人々のお話。いろんな40歳があるけれどまだまだいいことたくさんあるなぁという感じでいい気持ちで読み終わりました。
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2006.11 チョットできすぎのストーリー。分かりやすい特番のドラマのような物語です。グッドなエンターテイメント小説。
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40歳を過ぎた自分。
日々、家族の幸せのために働いているサラリーマンだ。
しかし、この生活をしたくてしているのかと言われれば・・NOかな。
でも、とにかく働いて生活する糧を得なければいけない・・・。
そんな自分に対するエールのような小説だった。
主人公の吉松喜一は40歳。
大手広告代理店を辞め、小さなプロデュース業の仕事をしている。
そしてこの会社へ様々なクライアントから依頼が入る。
この依頼を処理して解決していくという一つ一つが、短編小説になっているのだ。
AV界では有名な女優・・
同じ銀行で出世競争のしのぎを削る二人の男・・
40過ぎなのに引き篭もり両親に面倒をみてもらっている男・・
オタク会社の社長・・
40歳という年齢はほとんどの場合、人生の折り返し点を過ぎた頃になるだろうか。
いずれにしても、後戻りはほとんどできない場合が多い。
諦め?打算?そんなことは当たり前・・。
酒を飲んで、昔は良かったなと口にする。
しかし、この本のそれぞれの話を通して描かれているのは、「まだまだそんなものじゃないよ」ということ。
お金がすべてではない。自分が充実しているのか?
人生もまだまだこれから。
40歳は第一章が終わっただけ。
どう死ぬかが重要ではなく、どう生きるかが重要なのだ。
エンディングをむかえ、この喜一の周りには多くの人が集まり、大イベントを成功させる。
ちょっと話がうますぎるかな・・とも思ったが、これがフィクションの特徴だ(笑)
喜一の会社のブログのトップページには、こう書かれているそうだ。
「40歳からはじめよう」・・・・
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客観的に読んでしまえば都合良く進みすぎるような話なのですが、ちょっぴりホロリとさせられました。
主人公と同世代なだけに、感情移入しすぎたかなという気はするのですが、軽快な展開のストーリーに含まれているメッセージを、しっかりと受け止めることが出来ました。