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いい物語です。よくできた話です。社会性を持った極上のエンターテイメントです。台北の書店ではベスト3に入っていました。
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人間が何によって動くのか。
何に命をかけているのか。
そういったことが鮮やかにうかびあがってきた本のように思う。
日本という国が保たれていることに感謝しよう。
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結構、時間かけて読んだ大作。
ヒトにはみな、やり直したい過去があると思う。
「あのときああしていれば」
主人公は、ひとつの過ち(冷静に考えて過ちにも該当するかわからないが)を経て、彼と周りの人生は全て狂ってしまう。
そして罪を償えるチャンスがやってくる。
アフガニスタンの複雑な歴史背景がありながら、そこに普遍的なヒトの感情が絡み合う大作だと思う。
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各所で高い評価を受けているので読んだ。
ある意味アメリカっぽい(最後のシーンとか)感じのする、罪や後悔についての物語。
確かに、人種、宗教、紛争、無知によって振り回される人間の不憫さは感じられるが、どこかご都合主義な感は否めない気がする。
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どことなくハリウッド形式で進む展開。
特に終盤の敵役が出るあたりは、ご都合主義過ぎる気も。
それでも、冷たい風の中を走る姿にハッサンの言葉が被るのラストにはがっつり涙もっていかれた。
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タリバンを生んだアフガニスタンの話し。
未知でなんとなく恐れを抱くイスラムの世界の様子がよくわかった。
子供が親に認められたい気持ち、欲求のために少し屈折してしまい、
障害忘れられない後悔を持つ過程がうまく描かれてる。
大人になっても、やっぱり中身ってそんなにかわんないよね。
いろんな手段を持つようになるんだけどさ。
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目が大きく腫れ上がってしまった。情景描写も美しく悲しい。そして鮮やかに描かれる少年時代、子供達の姿に胸が痛む。
そして誰もが自分を主人公に重ねてしまうのではないかと思った。
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これはすごい。アミールの行動や心の動きはリアルなもの。
アリやハッサンのような人は偉大だけどそう簡単にはまねできない。ババもまたかっこいい。「償い」であそこまでできるものだろうか。
戦争って素晴らしい人を虐げることが多い気がする。
アフガニスタンにもいつか訪れてみたいかも。
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「Kabul_40_years_ago_vs_Kabul_today」でググれば出てくるカブールの40年前と今の写真の落差はショックだったが、それと同じようなショックを受けた。
アフガンで地位を築きながら内戦のために亡命し、アメリカで安月給で働く心辛さ。
ソ連の侵攻を機に国が荒れていく悲しさ。
いつの世でも差別の対象となっていたハザラ人。
そしてスーパーマンに見えた、主人公の父の秘密。
詰め込みすぎ。(褒め言葉)
ただ、司祭の正体は、ちょっとやりすぎなんでないの。
books of the decade(米Amazonで2000-2009売り上げ26位)
3/1読了
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声を上げて泣きたくなるほど胸が苦しくなる。
昔の話ではなく、現代の話で 未だこの状況が続いているという現実を悲しく思う。
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重い。カブールが豊かだったとか知らなかった。物語だとストレートに響く。凧の話が印象的。映画のブラッドダイヤモンドを思い出した。孤児、少年兵とか、戦争は弱者にしわ寄せがくる。今の日本に生まれただけで、怯えずに生きられるのって本当に感謝だ…。
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後に映画「君のためなら千回でも」となった作品。
アイロニーに満ちたアフガニスタンのお話し。
罪を悔い善行を積む、深いお話し。
巧みな話の構成、和訳も全く違和感なく、最後まで一気に読めました。
途中、wikiで調べながら読むのも面白いです。
ムジャヒディン、タリバン、ソ連侵攻、イスラム教とその宗派、近隣諸国の関係、ムッラーナスルディン(笑)、いろいろ詳しくなりました。
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カーレド・ホッセイニ『カイト・ランナー』を再読。
時が経っているとはいえ、重要なエピソードすら忘れていて、読み進めながら「あーっ、そうだった~!」と、何度もうなずく始末
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アフガニスタン系の本はたくさん読んだような気がするけど アフガニスタンに行った 外国の人が書いた本ばっかりだったので 中の人が書いた本は 初めてかも知れない。人種差別 階級 。。
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今 現在も 現実に この小説の様な出来事が
起こっていると思うと 胸が締め付けられる思いでした。
平和な日本に、偉大な先人に 改めて感謝すると共に
「平和な世の中」こそ、
自分たち現役世代が 未来へ引き継ぐべきモノだと
強く感じました。