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今では少なくってしまった本屋で続きが出たら嬉しい本のひとつ。今回は確かに1〜4巻の空気を感じて嬉しい。
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シリーズ第8弾。シリーズ第1作で登場した古く良き時代のヤクザの出所シーンから始まる。
自動車の盗難グループを追う鮫島と、捜査の過程で知り合った、駐車場を管理する孤独な老人の秘密の過去。
一方、ヤクザの情婦とその母親にも過去の秘密があって、織り成すように最後のクライマックスへ収斂していく。。。という、予定調和的ではありましたが、まさにエンターテインメントでした。2006/4/24
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大方の予想を裏切って、晶と縒りを戻しちゃったわけだけど、考えてみれば新宿鮫っていうのはサラリーマンのヒーローなんだから、一見陳腐と思えるぐらいのカッコいい彼女がいるべきなんだろうなあ。
それはさておき、原点回帰ともいえる一編。くどいまでに鮫島が新宿鮫である所以が語られ、そして決してその立場を本人が望んだものではないこと、とはいえ元のエリートに戻る気などないこと、全てにおいてヒーローなんですね。あるいは、これでシリーズはお終いなのかと思わせるほど、真壁が、仙田が、鮫島を語るのは、ちょっと鼻白むところおあるけど、そこは、ま、ヒーローなので。
ヒーローなので、やっぱり最後は颯爽と事件を捌くのである。あれ、あっけないんじゃないのって思うほど。しっかし、これで解決でいいのだろうか。肝心の高級車窃盗団については一網打尽ってわけじゃない気がするし、王たちの恨みだってねえ。てことは次があるのかなあ(期待薄)。
なんてごちゃごちゃ言ってるけど、本当に面白い。一作目の鮮烈さは流石に薄れちゃったけど、既にキャラクタライズされた登場人物たちが思う様に動いてくれる、ある意味、よく出来たゲームシリーズみたいな味わいもある。
だから、やっぱり一番気になるのは次があるんだろうかってこと。
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仙田、真壁が再登場。特に真壁がかなり格好良く描かれていて、仙田共々今後のシリーズで鍵を握る様な存在になるのではと思わせる。
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長編。シリーズ第八弾!!
今回鮫島が追っている事件は、自動車窃盗。どうやらプロの仕業らしい。中国人グループも関わっている気配。そんな中、鮫島は藤野組の真壁が出所してきたこと、彼と街で偶然出会ったことで知った。窃盗犯の調査を続けるうちに、どうやら藤野組との関連がありそうだと気づく・・・。事件は思わぬところに繋がっていた!!・・・人々の運命が交錯する感動長編!!
いや〜今回も最高!!d_(>o< ) 読み終わったあとタイトルみると、含蓄のある題名だってことに気づきます。うん。重みがあって深い。心に沁みます。感動に堪えない作品です。
運命の不思議さっていうか、宿命っていうか・・・。何か神のみえざる手に人は操られているのかもしれないって思う出来事ってあったりします。確率ではほぼあり得ないようなことって、でも現実にはあったりするんだよな〜。運命論者じゃないけど、そういう偶然を目の当たりにすると、やっぱり運命ってあるのかもなんて思ったりね(@^_^)ゞ
いやはや、またもや感銘を受けましたね、鮫さんに(笑)読んだ後に色々と考えさせられる本って、やっぱりいい本なんだろうな〜と思います。
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面白かったです。堪能できました。新宿鮫の8作目です。1作目に出てきた真壁が出てきて、鮫島と関わってきます。最後がちょっとあっけなかった気もするけど、まあ良しとしましょう。
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図書館
ハードボイルド!!!!!
やりすぎなくらい!!!笑
真壁カップルがとってもよかった!!
ちょっと歴史小説風(新宿の歴史)
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真壁! 真壁!
いつもいくつもの人間模様が交錯しているこのシリーズですが、真壁と雪絵のところが1番好きでした。
晶とのことは解決した、ということで良いんでしょうか?? 晶とのことに関しては、鮫島はかっこ悪い真似はやめようとかっこ悪いことしてるので、女々しいなあ! と背中を蹴っ飛ばしたくなります(笑)
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この作品も読み応えアリ、最高の一冊でした。
今回鮫島が追うのは自動車窃盗事件、
そこから繋がる過去の事件との関係…
絶秒なタイミングで絡み合う出来事に目が離せなくなります。
読み終わった後、“いいねぇ~”と思える作品でした。
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今回はちょっと地味かな・・・
今までのシリーズのようなドキドキ感はあまりない。
特に新宿の歴史などは興味ないので読み飛ばし。
ラストのシーンはいつものカッコよさあり。真壁が助かってよかった。
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鮫島が自動車窃盗犯を追う中、真壁が出所し・・・
これはもう、真壁に尽きるね。昔気質の一本気なヤクザ、最高。
「毒猿」といい、鮫島が前面に出てこない方がおもしろいのは、なぜだろう。
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読んでいる…あいだに新学期に突入してしまった。
しばらく読めないかも(泣)
(追記)
2012年3月下旬より、やっと読み始めました(笑)
(追記2)
やっと読み終わりました!
新宿の歴史を紐解きながら、複数の事件の真相に迫る。
新宿の地理がやっとわかるようになってきた。そして歴史も。
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新宿鮫の最新刊 風化水脈が新書化されたので買いました。
ま、毎日新聞で連載してたんだ・・・
知らなかった・・・
そのせいかずいぶんと穏やかでまーるいお話になってました。
こんな、話もあってもいいけど・・・新宿鮫っぽくないね~
やっぱ『毒猿』(シリーズ2作目)が一番おもしろかったなぁ
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読んでる最中は今回はいまいちかなー、と思っていたのだけど、読み終わると何故か満足の一冊だった。落ちもちょっと肩すかしだったんだけどな。
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シリーズ第8弾。解説の関口苑生氏の言葉通り、原点回帰となる作品と私も思う。
新宿の歴史も詳細に描かれているが、それが無駄な文章ではなく、現在の新宿の街とは別の昔日の新宿を読者にイメージさせることに活かされている。
また、鮫島が追う高級車窃盗団とお互い認め合う真壁とその恋人、謎の老人・大江、過去に起こった警察官拳銃紛失事件など、すべてがリンクする壮大なストーリーに感服する。