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「あなたの生きている現実は“現実”ではない」
MBAの講座にもなったメッセージとは思えないテーマ。
我々は自らが築いた「思い込み」というある種の虚構の中に住んでいるという。
ネガティブシンキングの人は何事に対しても「そんなの無理さ」と構える。
そして、結果も得ることができない。
しかし、ここから抜け出してポジティブシンキングになれた人は成功するために必要なことを考え、実行するので、結果を得ることができる。
つまり、我々は自ら映画"Matrix"の世界に陥っているのかもしれないという。。。
そして、ここから抜け出すには、あの錠剤を飲むのではなく、「もう一人の自分」を育て、要所要所のタイミングにおいて、「もう一人の自分」の視点で客観的に自分を見ることができるようトレーニングすれば良いという。
深遠なり・・・
以下は、心に響いた言葉です。
・目的地へたどり着く最初の一歩は、自分はそこにたどり着きたいと知ることだ。
・理想の人生の障害(しかももっとも大きい障害のひとつ)となるのはまず、およそ疑問視されることのないメンタル・モデルである。メンタル・モデルとは、世界はこう動き、物事はこう行われるはずだという固定観念のことだ。
・私たちが愛や怒りや悲しみを経験しながら生きているこの世界、これは現実ではない。
現実は私たちが発明したものだ。小さな部品を寄せ集めてこしらえたのである。メンタル・モデルで現実をつくり、メンタル・モデルの命じるところに従って生活している。
・あなたがしていることは、幸せになる能力というもっとも大切なものを自分からとり上げ、誰かほかの人にやってしまうことだ。
・心から問いかけを行ない、何がなんでもその答えを知りたいと思うとき、人生に光が射す。
・現実ではないのに真実だと思いこんでいる物事が、あなたの人生を封じ込めている。いまこそ自らを解き放とう。
・人は自分の周囲(メディア、広告、友達、親戚、観察)からメンタル・モデルをもらってくる。気づかぬうちに人生とはこういうものだという考えやイメージをインプットしてしまうことが実に多い。
・メンタル・モデルの力を理解していないと、自分の価値観に合わない不要なメンタル・モデルを覚えこんでしまうことがよくある。
・本気で探せば、人生に起こった奇跡が次から次へと見つかるだろうし、やがてあなたが奇跡をわけなく起こせるようになる。問題は、あなたがこの考え方に顔をそむけて、大抵まったく逆の結果になることだ。
・あなたが変わると、それに合わせて宇宙も変わる。
・もし恋人を探しているなら、きょろきょろしてばかりいないで、見つけたい人のような人間に自分がなるように力を注ぐことだ。この場合でもまた、求めていた人があなたの人生に現れることになるだろう。
・私たちが望んでいる結果に宇宙が賛成しないことなど、際限なくあるのだ。
・このエクササイズを行なうときに大事なのは、あなたの態度だ。誰かを援助するなら、その人から感謝されることを期待してはいけない。それより、その人物が奉仕の機会を与えてくれたことに感謝するべきだ。
・幸せを末長く保つ鍵となるのは、見過ごされているこの後者の方の、自分をコントロールできるという自由である。
・あなたは、他社の苦しみを癒すという責任から逃れることはできない。