JavaScriptが無効の場合は一部ご利用いただけない機能がございますので、有効にすることをお勧めいたします。
最大50%OFFクーポンが当たる≪hontoガチャ≫ 今すぐチャレンジ!!
【50%OFF】簡単!美味い!レシピ本フェア
【本のガチャ(R)】酒ガチャ×本のガチャ(R) ~ハッピーな物語を読んで飲む~
【無料&割引】≪honto限定≫コミック 200冊以上無料&続巻割引キャンペーン
【電子書籍ストア】 100万ポイント山分けキャンペーン
ハズレなし!あしあと抽選ポイントお得キャンペーン
【ポイント20倍】集英社 ファッション誌 ポイント20倍キャンペーン
【最大1000ポイント】予約キャンペーン 期間限定 最大1000ポイントプレゼント!
【最大200ポイントプレゼント】≪honto限定≫池井戸潤「俺たちの箱根駅伝」レビュー投稿キャンペーン[電子]
【50ポイント】メールマガジン購読キャンペーン 登録&エントリーで50ポイントプレゼント[電子]
おかげさまで12周年 ≪honto12周年記念 感謝祭≫開催中!
電子0
通販0
詳細検索
セーフサーチヘルプ
セーフサーチについて
性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。
ほしい本の一覧を見る
文庫
みんなの評価3.7
レビューを書く
評価内訳
2008/06/01 14:21
投稿元:
レビューを見る
長春で敗戦を迎えた木川正介は、毎日五馬路に出掛ける。知り合いの朝鮮人の配下となり、大道ボロ屋を開業して生きのびている。飄々として掴みどころなく生きながら、強靱な怒りに支えられた庶民の反骨の心情は揺るがない。深い悲しみも恨みもすべて日常の底に沈めて、さりげなく悠然と生きる。想像を絶する圧倒的現実を形象化した木山文学真骨頂。著者最後の傑作中篇小説。
2012/10/06 22:24
木山捷平の小説は色んな意味でしょうもない。 それは日常生活をリアルに感じさせるからだと思う。 日常生活は基本的にはしょうもない。 充実した日常生活を送っている人間はおそらく小説などまあ読まなくてもいいのだ。 だからしょうもない日常を過ごす自分にとってはしょうもない小説を読むことで平衡感覚を養わなければならないのだ。 短編が多い木山小説にしては珍しくこの作品は中編となっている。 満州でボロ屋(よく言えば古着屋)をやって生計を立てていた時代の私小説。 中編だからと言ってテイストが変わっているわけでもなく、淡々とし綴られている。 ただ最後まで読むと単にヤリ自慢したかっただけではなかろうかと感想を持った。 まあちょいちょいヤリ自慢めいたエピソードを挿める作家ではあるのだけど。