紙の本
貂々さんにエールを贈りたい。
2006/10/15 12:51
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴか - この投稿者のレビュー一覧を見る
病というものは受け取った人それぞれに経過も状態も違うから一概に「こうです」とは言えないものだと思う。特に精神的な病は個人的な差があるものだと思う。けれど少しでも理解をしようと思う時こういう本は役に立ちます。この本は漫画家細川てんてんさんの夫である「ツレ」さんが鬱病を発症してからのことをてんてんさんが描いた記録漫画です。
細川てんてんさんはある雑誌に「てんブック」というショートを連載していた。絵柄が可愛く、「いぐ」という名のペットのイグアナやミドリガメやクサガメが登場する話だったので、同じくカメを飼っている私は気に入って毎号読んでいた。その中で夫であるツレさんは既に主夫のポジションにいたので、この頃にはもう鬱病とのお付き合いもかなり進んでいたのだろう。勿論そんなことは描いていなかったので、最終話になって残念だと思っていたら、この本を見つけた。
実は初めは立ち読みをしていたのだが、絵柄に似合わずかなり重い話で、途中まで読んで涙が出てしまった。鬱病の大変さ、そしてあの可愛いマンガを描きながらてんてんさん夫妻はこんな形のないものと戦っていたのかと思うとのんきに立ち読みなぞできない!少しでも印税に協力するべく購入した。
マンガの間にツレさんのエッセイが入っているので病を得た者、看病した者の両方の視点から鬱病について解りそうな気がする(完全には勿論解らない。病とはそんな物ですから)。専門的な本は難しくなかなか読もうとは思わないが、これは非常に優しく描いてあるのでとても読みやすい。この本を手にとって少しでも鬱病についての理解が広がればいいなと思う。周りに理解があれば病と暮らしている人たちもかなり生きやすくなると思うから。
ツレさんは少しづつ良いほうに向かいつつあるらしい。(よかった…)
ご夫妻に心からのエールを送りたい。
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全部マンガになってるので読みやすいです。欝っていうとこう、やる気が出ない、だるいとか・・漠然としたイメージなんですけど、ちょっとしたことで沈んじゃうんですね;治すのも大変そう;欝を簡単に知るのは良いと思いますよ。
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ウツってどんな感じだろう?と読んでみました。
心の風邪と言われるウツ。
几帳面な方がなってしまうのかなと思っていました。
読んでみて、やはり自分で決めたルールを崩せない、生真面目、几帳面な人ほど注意しなくちゃいけないだろうと思う。
楽天的って良いことなんだと励ましてもらった気がします。うん。
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実体験に基づくイラスト。漫画と呼ぶにはおこがましい。トピックとしては非常に興味深いのだが,質量ともに軽い本になっている(20分くらいで読み終わる)。ディテールに凝っていたら暗い話になるのかもしれないが,もっと具体的で真に迫る表現が欲しかった。
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スーパーサラリーマンだったツレ(夫)が、ある日突然「死にたい」と言い出した! 嫁とともに送る生活の中で回復していく彼の姿を、ユーモアあふれるマンガで描く、純愛「うつ」ストーリー。
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身にしみる一冊、だけどこのあとどうなったんだろう、他の人もこの様に回復するの??
医学的見地ではまったく語られていないので他の人との関係はまったく推測できないですが大変さは非常に伝わってきます。避けられない現実・・
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うつって深刻だし、周りの人間も大変だろうけど、この本はほのぼのした絵だからなのか、なんとなくすんなり読めてしまった。
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うつとどう向き合うか?色々な考え方が沢山あると思うんですが
細川さんご夫婦の向き合い方は、とても共感の持てる
生き方のように感じました。
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本屋で立ち読みしたのに、漫画なのに、お茶目なイラストなのに、泣けそうでした。
欝のことだけじゃなく考えさせられる。
おすすめです。
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うつって最近よく聞くけれど、かかってしまうととても大変そうだなと思いました。怪我なら周りの人からの理解もえられるけれど、心の病気って理解しずらいから。(H19.6.11)
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この本は、よくある「うつ病」になった方の体験記ではなく、「うつ病」となってしまった夫の妻が大変丁寧にそして前向きに病気の始まり、療養生活を漫画をもちいて描いており気軽に読み始めることができます。ぜひ、社会的常識として一読したい一冊。
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うつって大変な病気なんだなって思った。漫画なので読みやすい。というか、あたしも天気で浮き沈みしてしまうんだけど…
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一緒に暮らしてたツレ(夫)が、ある日ウツ病になりました。もう2度とあの元気だったツレは戻ってこないの!?これから一体どうなっちゃうの!?ウツという、自分とは関係ないと思ってた病が突然やってきた2人の闘病記。売れに売れて、これでウツに対する認識が変わった人も多いんじゃないでしょうか?
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とてつもなく面白く読ませて貰った。
自分が鬱を経験してる分、『これっくらい軽く笑い飛ばせるといいな♪』と思った。
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これを読んでうつになったことないひとは「うつはひとごとではない。そして治るもの」と認識してほしい。マンガ形式で読みやすいです。