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気分は迷探偵。
難しくて困ります。
でも面白い。
推理小説ファンなら一度は読んでみてください。
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6人の小説家さんが書く、読者自身が謎解きできる素敵推理小説です。
6つの短編で、事件編と解決編にわかれているので、自分で考えて犯人を当てることができます。すごく難しいけど。笑
ちなみに私は2つ解決。他は全く無理でしたよ!←
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(収録作品)ガラスの檻の殺人(有栖川有栖)/蝶番の問題(貫井徳郎)/二つの凶器(麻耶雄嵩)/十五分間の出来事(霧舎巧)/漂流者(我孫子武丸)/ヒュドラ第十の首(法月綸太郎)
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6人の作家による6つの短編。
それぞれが問題と解答に分かれており,
新聞掲載時の正解率も記載されている。
個人的な推理は,
有栖川有栖,霧舎巧,法月綸太郎については100点,
摩耶雄嵩,我孫子武丸については80点,
貫井徳郎については30点といった結果である。
貫井徳郎はやられたとは思ったが,少しずるいとも思う。
巻末には6人による対談も収録されており,楽しめる。
この対談が最後の謎として匿名になっているが,
作家のコメントはほとんど見たことがないので,
誰のコメントなのかいまいち謎だったのが残念である。
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犯人あて付きアンソロジー。
惜しいのもあったけど、全部はずれた…
難しいよ。
我孫子さんのと貫井さんのが面白かったかな。
有栖川さんのは「えー」
麻耶さんのはちょっと面倒くさい。
霧舎さんのはパーサー性格悪っ
と思ったりしました。
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「夕刊フジ」に犯人当て懸賞ミステリーとして掲載された6つの短編小説。初めて読む作家さんのお話もありましたが、どれも楽しめました!問題編と解決編があり、まさに探偵気分(?)。ちなみに私は惜しいところまでいったけど、ひとつも当てられませんでした…(^_^;)個人的には、貫井さんのお話が一番好き。
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犯人あてのアンソロジーです。
好きな作家と読みやすくて割と好きな作家が並んでいて一冊まるごと楽しめました。
最後には覆面座談会もあって、考えるのが苦手な私はネットで答えらしきものを検索してしまいました。
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普通に読んじゃって本の趣旨まるっきり無視でした。。
どれも読みやすくおもしろい作品ばかりだったのでそれなりに楽しめましたけどね。
度肝を抜かれる解決編ばっかりだったけどなぁ。解けた人すごいなー。
安孫子さんと貫井さんの作品がお気に入り。読み物としてもおもしろかった。
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戦績四勝二敗! ちょっと嬉しい(笑)。ただし、あくまでも「犯人当たった」レベルであって細かな手掛かりをすべて拾えていたかどうかは、謎。
好きなのは貫井徳郎「蝶番の問題」。一番正解率低かったのを当てられた、ってのが嬉しいですねえ。ちょっとしたひっかかりを感じたのでそこから延々考えたら解けました~。やったぜ。
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有栖川有栖、貫井徳郎、麻耶雄嵩、霧舎巧
我孫子武丸、法月綸太郎の6人による犯人探しを
主題においた企画アンソロジー。もともとは
夕刊フジにて連載されていたというのも珍しい。
犯人当てがメインの為出題と解答に分かれてパート構成
されています。この単行本化の際には、実際の解答の
応募のあった中から、その解答率も掲載されています。
一番高い解答率が法月氏で28%。低かったのが麻耶氏で
...1%(笑)。
この作家陣からしたら当然ですが一つ一つの短編として
読んで充分面白いし、犯人当てというパズル要素を楽しむ
為のストーリーだから逆に安心して読めますね。
こういった趣向は企画は簡単だけど作品的には難しく
なりそうですが、良く出来てる...と思います!
凄くに久しぶりに綸太郎探偵に出会って感慨深い。
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フーダニットの短編ばかり。
問題編と解答編に分かれてます。正答率つき笑。
著者は我孫子武丸,有栖川有栖,霧舎巧,貫井徳郎,法月綸太郎,麻耶雄嵩。
おまけの著者座談会まで謎解き笑。
おもしろかったです。
丁寧だったり凝ってたりそれぞれ、犯人当てのスタイルもさまざまで。
貫井作品は特に良かった。
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解決編の前に当ててやろう!と気合を入れて読んだのですが、結果は1勝5敗……。解決編を読むと、「どうしてそこに気付かなかったんだ」と目から鱗を落としつつ納得せざるを得ないのですが。どれも「犯人当て」として良く考えられた作品揃いでしたし、好きな作家さんが多く入ってるのもあって楽しめました。
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夕刊フジに連載されていた懸賞付の犯人当て小説をあつめたアンソロジー。
有栖川有栖「ガラスの檻の殺人」 正解率11%
衆人環視の四辻で殺人事件が。逃げた人間も凶器も発見されていない。はたして犯人と凶器はどこへ?
貫井徳郎「蝶番の問題」 正解率1%
土砂崩れで孤立した貸し別荘で五人の遺体が見つかった。現場には手記が残されていた。はたして犯人は?
麻耶雄嵩「二つの凶器」 正解率22%
大学の研究棟の四階で殺人が発生。しかし怪しい人物は四階から降りてきてはいない。一体誰が犯人か?
霧舎巧『十五分間の出来事」 正解率6%
新幹線内の洗面所で男が殴られ気を失っていた。この男はここへ来る間に何人かと口論になっていた。果たして一体誰が殴ったのか?
我孫子武丸「漂流者」 正解率8%
島へ流れ着いた男のライフジャケットには他の島で起きた連続殺人についての手記が入っていた。しかし男は記憶を失っていた。この男は一体誰なのか?
法月綸太郎「ヒュドラ第十の首」 正解率28%
霊園で殺害された男は不倫の果てに自殺した妹の仇をとろうとして、不倫相手を探していたらしい。不倫相手は一体誰か?
貫井さんと霧舎さんは初読ですが、それぞれ個性的な作品で楽しめました。
純粋に犯人当てのための小説を読んだのも初めてかな?
この中では麻耶さんの作品が一番理解するのに手間取りました。最も盲点をついた作品。ああ、やっぱり麻耶さんだ・・・。
有栖川さんと法月さんは安定したロジカルな作品。貫井さんと霧舎さんは一風変わっていて面白かったです。他の作品を読みたくなりました。
そして一番印象に残ったのは我孫子さん。こういうヒネリは大好きです。
巻末の座談会がまた面白かったです。内容もですが、発言者が匿名でそれを当てる「作者当て」になっています。
最後まで凝ったつくりで楽しめました。
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犯人当てのアンソロジーです。
元々は新聞に連載されていたもので、それぞれの話の前に連載時に解答を募った際の正答率が載っています。
有栖川有栖 11%
貫井徳郎 1%(!)
麻耶雄嵩 22%
霧舎巧 6%
我孫子武丸 8%
法月綸太郎 28%
なんという強敵揃い…これは挑戦せざるを得ません。
「理由わからないけどこいつだろ!」と適当に目をつけたのがたまたま犯人だったというのがひとつありましたが、全敗でした。くそーわかるわけない!
自分は名探偵ホームズよりも的外れな推理を披露しては失笑を買ううっかりワトソンの方が適役だと痛感しました。
一番結末に驚いたのが我孫子さんの「漂流者」ミスリードに上手く乗せられて一番悔しかったのが法月さんの「ヒュドラ第十の首」
巻末にABCDEFの匿名で執筆陣の仮面座談会が収録されております。
内容を読んで誰が誰か推理せよという、最後の最後まで楽しめる作りです。
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またまた犯人当てのアンソロジーをウキウキしながら読みました。
6編のうち、犯人が当たったのは2編。でも、その理由とか動機とかの説明は出来ないので、これでは当たったといえないでしょう。各編の解答編も読んだけれど、それを読んでもピンとこないものもあって、犯人当てはとても難しいです。
このウキウキ感は絶対に捨てられないので、またこれと似たようなものを当たらないと知りつつ読むでしょう。まぁいいか、好きなんだもの。
謎の座談会も面白かったし、こんな風に楽しめるって幸せです。