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書は世界の音を文章で奏でた久保田麻琴初の著書。2009/12/5に沖縄はカフェユニゾンで行われたWord Music CAFEでは本で紹介されている氏が録画した映像を流しながらたっぷり3時間のトークショー。
またここ数年はまってる宮古島の祭祀などの映像と音楽も。
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[ 内容 ]
すべての音楽の背後には歴史があり、人々の息遺いがある。
いま、世界で一番ホットな音楽の現場はどこなのか。
あらゆる偶然の出会いが重なって生まれる音とは?
国際色豊かで柔軟性のある新しい音楽を精力的に探求し続けるワールド・ミュージック界の仕掛け人が、音楽誕生の源をたどる。
岩波新書初の付録CD付き。
[ 目次 ]
第1部 旅する錬金術師(ブラジルのアフリカ/ブラジルのヨーロッパ―レシーフェのカルナヴァル;天然トランスは世界を魅惑する―モロッコのグナワ・フェスティバル;ワールド・ミュージックの交差点―WOMAD in シンガポール、スリランカ2005)
第2部 インタビュー・ただごとでない音楽を求めて―聞き手・田中勝則(アジアのプロジェクトはどうスタートしたか;曲のよさから入る;ロックの頃;もっとディープなロック、ブルース、アメリカへ ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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ワールドミュージック
という概念があることを本書で初めてしりました。
インドネシアと日本の類似点は、ジャガイモがインドネシアから伝わったとすれば、
歌だって伝わっておかしくないので、納得できるような気がします。
日本が混合文化であることの証だというのではだめでしょうか。
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様々なワールドミュージックの紹介は、わくわくする。特にモロッコのグナワ、インドネシアのダンドゥットは興味深い。動画サイトで紹介された音楽を探して聴いてみると、はまりそうなものがけっこうある。
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細野晴臣氏と世代も雑食性、探究性も近い、日本音楽界の生き証人の一人である久保田麻琴氏。 彼が熱をあげているブラジルや、シンガポールほかの、いわゆるロックやポップスなどの産業音楽から離れたピュアな音楽について熱く語っている。 あまり馴染みのない地名や人名が多く、ちとついていけない感が…涙 しかし、旅をする理由が好きになった音楽を感じるためとはカッコええ。
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1949年京都生まれのミュージシャン・音楽プロデューサー。70年代から日本の音楽シーンを引っ張てきた筆者が、柔軟性のある新しい音楽を精力的に探究してきた「ワールド・ミュージック」旅行記。タイトルに惹かれ、購入しました。
知らない楽器やリズム・アーチストばかりで、タブレットで検索しながら読み進めました。綴られている音楽の社会的な状況や時代背景など十分に知らないままだった訳ですが、音楽の持つ広く深いものを改めて感じた思いです。自分の音楽ライフが広がりました。
どんな分野にも共通することだと思いますが、自分の知っている世界が狭いという限界を理解し、様々なことに興味を持ち続けることが新たな発見やつながりを生むのだと思います。これからも、素敵な音楽に出会いたいです。
おすすめの一冊です。
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世界の多様な音楽をミックスしながら、豊かな音楽を作り続けている久保田麻琴さんの書いた本。
2部に分かれていて、1部は世界のワールドミュージックのフェスティバル周りの旅行記みたいな感じ。
2部は田中勝則さんによるインタビューで、久保田さんの音楽的な私の履歴書みたいな感じ。
どっちかというと2部の方が、面白かったかな?
何か、もっとディープな話しがあるのかなと思うと、わりと淡々と話しは進んでいき、ちょっと肩透かしな印象も。
久保田さんは、やっぱ音楽の人で文章の人ではないのだなと妙に納得してしまった。