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・企画書はゴーサインをもらうためのもの→企画書を書くことを木手的としてならない。
・エリートの本来の意味を知らない人が多い→エリートというと日本人は「差別」だという人がとかく多いが、本来の意味はそうではない。チームリーダーとなって他のメンバーの面倒をみながらゴールに突き進むことができる、誇りとプライドを持って集団や社会に貢献する人間こそがエリートである。高学歴や、大企業にはいっている人間というだけでエリートという言葉を使うのはその本来の意味を軽んじている。
・上記のようなエリートを養成するためには、環境を整え、機会を与与えることが何よりも大事。
・企画書において最大の眼目は冒頭に一行で書く→いい企画書はどんなに多くてもせいぜい2ページ。読む人が知りたいのは「自分に何を理解してほしいのか」という一点だけ。細かい部分というのはそれを補足するための枝葉にしかすぎない。企画書に書くのは大分類、中分類まででよい。小分類は不要。
・結論が先、あくまでも簡潔に。→見る人の時間を浪費させるという視点で考えれば自ずと最小限の内容を盛り込んだシンプルな企画書ができあがる。
・自分たちの資産は何か→ブランド・アクションという。自分たちの戦略的な資産はなにか。その資産が見つかれば、全ての観点からその資産を育てていくこと。これはブランドインテグレーテッドマネジメントという。さらに内外からの優秀な専門家を集めることにより人材のネットワーク化。これらをあわせることで自社のブランド資産価値を高めることになる。
・企画書の一行とは読んだ人の脳裏にその映像を喚起させること。→一行とは内容のまとめではなく、むしろスイッチとなるきっかけ。
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「1行から生まれた体験エピソードが詰まった一冊」
トヨタやキリンなどの企業からスポーツの組織の代表や動物園の園長の方々のエピソードが書かれている。
それぞれの生き方は様々であり、成し遂げたい想いが文章に綴られている。たった1行だが、1行に詰まった想いは大きい。
企画の作り方などは書いてない。
ちょっと、がんばりたいときに読む一冊。
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短く、わかりやすく、それでいて内容に漏れが無く。
わかりきってるんですけど、ね。
そういうことを再確認したい方は是非。
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このタイトルは秀逸だ。
特に僕のように縮み志向の人間には効く。
さらに「はじめに」の小山薫堂氏が書いた
「君はキルケゴールも読んだことがないのか?」もキャッチーだ。
しかし、ここまでなんだよね。
次からは「企画書は1行」をすくいとれていない。
トヨタの「すべては現場にある」。
キリンビールの「彼女の部屋で遅めのランチ。パスタを食べながらグビグビ」。
など本章に入ってからはテンションが下がる。
どれも1行のキレが来ていない。
「企画書は1行」というタイトルが
広告的にキャッチーなのに
中身は情緒的、散文的。
取材先とタイトルが合っていない。
「企画書は1行」の難しさを露呈してしまった1冊だ。
「ひとことで貫く」ことは逆に底の浅さを露呈する。
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企画書の内容的な話を期待してたけど違った。要は、企画書では、相手に映像を思い浮かばせろ、そのための一行を用意すべしというもの。自分が分からないものは相手には伝わらないという、論作的な話だった。
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いいものを知ってる人は感動を知ってる。
自分の生活が豊かでなくてはならない。
目に見えない価値を伝える仕事は伝える側の人格が問われる。
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タイトルに企画書とあるものの、要はシンプルで短いメッセージに集約して伝えていくことが大事、ということを様々な業界の様々な立場の人のエピソードからまとめ上げている。コミュニケーションの仕事をしている人は一度読んだほうがいいんじゃないかな?と思う使える知識がちらほら。
みんな言うことは人それぞれだけど、余計なことを書くよりもわかりやすく伝えたい印象にシンプルに伝えることが大事、独りよがりではダメ、ってことですね。自分でもプレゼン資料とか作りながら心がけているけど、実際に話してみるとうまくいかないこともある。やっぱり準備が大事ですね。
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明確で壮大なビジョン。
まず、これが大切。
企画書で重要なのは文字の量ではない。
どれだけ、簡潔に伝えイメージを起こすことが出来るか。
知識、語彙、文章力などが必要なのはもちろんのこと。
理想論を持つことはとても大切。
相手にどれだけ熱をもって伝えられるか。
ここに登場する17人の方々に共通するのが、端的で明確なビジョンということ。
手段が目的になっている人がいかに多いことか...
さらっと、読めて中々身のある一冊でした。
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1行。
興味を引く言葉。
イメージを膨らませる言葉。(アイデア)
原石とも言えるし、研磨した言葉とも言える。
夢。目標。誓い。宣言。それらも1行でその人の思いが詰められている。
ま、企画書が長いと要点がわからなくなる可能性が高くなるから簡潔にってことかな。A4一枚でもいいよなー。
あと、そのメッセージを第3者が伝えるには苦しい内容じゃないかなあって。その時の背景やそのメッセージを考えた人の思いって言葉にすると浅くなると思う。タイトルからしてキャッチコピー集を想像していたからかなあ。
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たった1行に言いたいこと集約する。
それは本質を理解しているからこそできること。
この企画書(とは限らないのだけど)で伝えたいことを1行で表すとしたら、
何と書くべきか?
それを考えることは、企画を考え抜き本質を見つけることと同義と感じた
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アイデアは1行で表現すべきというもの。ただコピーライティングとは違うらしい。
いろいろな成功事例を生み出した人について述べられている。
ナムコのフードパークは物語を入れている点で違う。
救急ヘリ病院は新しかった。
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企画書を1年以上書いてきた。
私の企画書は 実に長い。
長くないと説明ができないと勘違いしている。
自分の集めた情報を 並べないと気がすまない。
なんとか、体系づけようとする試みをする。
しかし、そんな長い企画書は はっきり言って読んでもらえない。
読むのは 私だけである。
つまり、どう考えたか という 分析官のような仕事を
企画づくりだと思っている。
それが、違うんだろうね。
『企画は1行』
という 本の標題に、びっくりさせられた。
そうだよ。エッセンスは 一行でいいのだ。
言う。
『君はキルケゴールも読んだことがないのか?』
ふーむ。それだけで、むつかしくて、手も出ないような
本を 分かりやすく説明するという 企画書となるそうだ。
『君はミラクルフルーツさえも食べたことがないのか?』
→ふーむ。
甘さを感じない人生に感動できるのか?
『君はニガウリを食べたことがないのか?』
→ふーむ。
『子供だね。』『うちなーじゃないね。』
なぜか、企画の言葉は 発展していくのだ。
『炭水化物攻め弁当』
『チャーハンとスパゲティを一緒に食べたいときもある。
だって、ニンゲンだもの。』(相田みつを風)
『何を伝えたいか』
『見たい。読みたい。やりたい』へ!
張富士夫
『すべては現場にある』
標準のないところにカイゼンはない。
『よい品よい考』
『あんどん』→プロダクトコントロールパネル
『かんばん方式』→トヨタクオリティシステム
横文字ではなく、伝わる言葉
『生産現場がトヨタの企画書の一行』
恵比寿 たこ
『一生 屋台をひくことはできない』
『オレはお前が好きで、金を貸すわけじゃない。
オレは、お前がつくるたこ焼きに金をかすんだ。』
『彼女の部屋で遅めのランチ パスタを食べながらグビグビ』
→ 不倫のにおいがするが キリンもやるね。
氷結;『のどこし感』『シャキッと爽快』『すっきりとした味わい』
『フレッシュな搾り立て果汁』
『サントリーで愚息 ムクムク 硬化バツグン』
斉藤由香(北杜夫の娘)
『水で焼く』
過熱水蒸気 100度以上に加熱した水蒸気。
新しい商品を作ってくれと言う消費者はいない。
技術を研究することから 商品を創造する。
『銀河系のはるかかなたから音楽に長じたロボットがやって来た。』
物語としての商品イメージ。
あくまでも 遊びを提供する。
乗り物を配置した公園にひとつの物語がかぶさる。
ディズニー 『魔法の国』『おとぎの国』『未来の国』
非日常へ誘うための装置。童心にもどる。
フードテーマパーク。
舌を満足させる。五感を満足させる。そして キングオブカリー。
『初めて聞く話でなく、理解するのに集中を要する話でもなく、どこかで聞いたことがある話』
それは『稚拙な物語』でもいいのだ。
単純でいい。いたずら���特殊さ、複雑さとは関係がない。
物語作りは 通用しない範囲があることを理解する。
『学生服の第2ボタン 五個入りで3000円』
舟木一夫、橋幸夫、西郷輝彦。よく働くのだ。
古いものではなく 懐かしいもの。
懐かしいものに香があり、新しい。
自分のなかにある記憶を呼び覚ます。
『キャプテンズ ミッション』
企画の目的をしぼること。
目的を絞り込んでこそ、企画の実現性はたかまる。
誰のための企画か?誰にむけての企画か?
若い世代を育てる ということ。
挑戦できる機会を与える。
『遠大な目標』『遠くにボールを投げる』
『企画書は、相手のために書くものである。』
『人の命をどう考えるか?ドクターヘリ』
アメリカは 350機で 全土をカバー。年間25万人。
ドイツ 78ヶ所 15分以内。
フランス 38機
スイス 13ヶ所。
日本は 8機しかない。
NPOの最大の問題は、お金を集めること。
内容より 目的を明確にすること。
1 広報活動
2 現場のことを伝える。
そうしたら、どうなるのか?
3 活動実態、国内外の状況、そして 経済効果。
『現在と未来の写真比較』湯布院
サービスは 変わり続けないといけない。
『暗黙の了承 えも言われぬ慣習』
ガバナンスを明確にする。どうやって会社を運営する。
小説のような企画書。企画書のような小説。
2050年もしくは2020年を予測する。
『読む人の顔を見て書く』
『目の前の客を満足させる』
14席であることの理由。
体力、年齢、そして もてなせる範囲。
スペシャリテ となること。
『夢の潮流にあこがれて』
横井宏 夢の潮流
『野生動物は 生きることは食べること』
『コアアイテムがなければ ブランドにはならない。』シーユーチェン
ユニクロ
青山フラワーマーケット
1998年 売上 830億円 だったのが 2005年 売上 4000億円をめざした。
結果として 3839億円。
会社の戦略的資産とは何か?ブランドアクション。
ブランドインテグレーテッドマネジメント
『企画は ひとことでつたわるものが面白い』
それが アタマの中に 映像を結ぶ。
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イヤそうなんですよ。
企画書は無駄を削ぎ落とし、鋭く研ぎ澄ますのが基本です、相手の心にグサリと突き刺さるように…。
(実際は、短いから刺さるわけではないと思いますが)
でもさ、この本、元ネタ的(雑誌連載時)には「企画書の1ページ」といったらしい。前後に加筆して「1行」に「研ぎ澄ました」らしいけど、テーマがちょっとはばけている。
新書が売れているというけど(とくに「サオダケ屋」「バカのカベ」以来)、タイトルありきの本ってなんかなー。
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”・「結局、企画書ってのは、自分がどうしてもやりたいことを書くこと。それがいちばんです。」(p.18)小山薫堂氏。近所の弁当屋さんへの提案。
・トヨタウェイ2001のキーワード5つ「チャレンジ」「カイゼン」「現地現物」「チームワーク」「リスペクト」(p.31)
・「2050年、もう一度日本でワールドカップを開催し、そこで優勝する」(p.107)JFAキャプテン 川渕三郎氏”
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※事例が多い本
企画書の目的は、こちらが望んだプロジェクトを実現させること
テレビ番組『お厚いのが好き?』
難しい本を読み解く番組
→企画書「君はキルケゴールも読んだことがないのか?」
企画書を書く前にまず確認するのは、その企画は何をおいても自分が実現したいことかどうかを自身に問うことではないか。
和田徹さん キリン
企画書を何枚も書き日付もつける。
それを時系列に並べて、自分の頭の中を整理する
★素敵な商品・技術を持っていても、それが周りに伝わっていない人が多い。それを企業単位で創っていく。
企画書を書く際には、未来のお客様が満足そうに使用している姿を思い浮かべる
企画を書く時には、物語・ストーリーが大事
インパクトのある言葉は、拡大コピーして取っておく
★カフェの雑誌・新聞がいらなくなったらもらえないか?