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一行で表現するということに対して、いろいろな事例を挙げて説明している本。
最後のまとめとして、「一行にまとめる」ことが重要なのではなく、「ビジュアルイメージを1行で伝える」ということが大切であると訴えているところは、日頃企画書や提案書を書くときに漠然とではあるが大切にしてきた自分としては、とても共感を覚えた。
ある意味、頭の整理やひとの取り組み姿勢などで客観的に「1行」について考えることができた良書。
売れているのは題名のおかげもあるかもしれないが、内容もしっかり楽しく学べたと思う。
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企画書を1行でまとめるためのノウハウでもなく、良い企画書を書くためのハウツー本でもありません。
伝えたいと思う考えや自分の中の漠然としたフツフツとした思い。自分は何を伝えたいのか、自分は結局どうしたいのか、それと対峙し、見つけ出していく大切さを様々なカテゴリーの方を通して、訴えかけてくれる大変良い本だと思います。
文章も読みやすく、またわかりやすく。内容もバラエティー豊かであきさせません。お説教じみたところがなく、自分に響くことから取り入れよう、と思わせます。とても参考になる本でした。
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久々にタメになった新書。前向きな気持ちになれた。GMOの社長あたりから、うさんくさくなってきたけど。
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「企画書は1行」で書くのがいいそうだ。この本を読むと新書の題目も企画書の1行のようなものだなあ、と思えてくる。
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「1行」という語句からキャッチコピーをイメージして読んだ。そうではなく、「企画」というのがこのほんのテーマでした。アイディアをどう生み出していくかという点でとても面白かった。いろいろな事例が載っていたが、どれにも共通することは後半に書かれていた「企画書の1行は、頭の中に浮かんだ映像を言葉にすること、・・・」ってことですね。
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〜知育、体育、食育の次は語育〜
松田孝仁 2006/09/19 @梅G
企画書(もしくはレポート)が目の前に出来上がったことに満足していませんでした?
1. 企画書は意思決定者からゴーサインをもらうもの
 読んだ人の脳裏に企画の風景を映し出してこそ
 風景は一行で示すべし
 切り出しはマーケティングに繋がる?復元はものづくり力に繋がる?
 モノゴトを言葉にして表現する習慣や、良い表現に当たることが大切では?
2. 過去の企画書の一行から風景を復元してみよう
・ サントリーで愚息ムクムク、硬化抜群 (サントリー健康食品事業部)
・ 35歳までに会社を作り、上場させる (GMO会長 熊谷正寿)
・ 野生動物の目的。それは食べること。 (旭山動物園園長 小菅正夫)
3. 旭山動物園の企画書完成への経緯
 超アガリ症の飼育員が、象の餌と糞尿の量を絵に表現し、展示。(一種の切出し)
 大当たり!
 次は、一個のスイカの食べ方を見せた。
 世界初の動物の行動展示を作り上げた。
 行動展示にあう施設がほしい。こうして役所への予算獲得へ向けて企画書が作られた
4. どうしたら自分たちもいい企画書がかけるか?
 頭の中に企画の風景をしっかりと描く
⇔ そもそも自分がやりたいことを明確にする
 言葉でその風景を書き留める。
⇔ 自分のこれまで知った語彙力をフル活動
5. 梅Gの効果
 読みっぱなしではなく、本の中に広がる風景を掴もうとする
 その風景をA4一枚に書き留める訓練になる。 結構いいかも
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仕事で企画書のようなものを書く機会が増えてきたように思えたので、手に取った一冊。さまざまなプロジェクトで書かれた企画書がとりあげられて、面白くためになりました。文章をつらつらと書き連ねてしまいがちだけど、要点をまず書く。なるほど。
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僕は福祉業界という職業上、企画書にはあまり縁がないように思えますが、企画書を書く時のノウハウは、福祉業界のどこかにも通ずるところがあるのではないでしょうか。
18の事例を挙げて良い企画書を書くための極意について述べていますが、題名通りの内容だと思うと、もしかするとちょっと予測と外れるかもしれません。「一行」ではなく、「インパクトのある企画書の文句」というのが主な内容だと感じられます。
でも、様々な業界で成功した人々が企画書に対してどのような考え方をしているのか、また企画書にはどのような書き方があるのか、それを学ぶには非常にためになる内容であると思います。
言葉をこねくりまわすのではなく、その言葉でどれだけ人のイメージを喚起させることができるか。この考え方は、今後参考にさせていただきたいと思います。
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この本タイトルからすると企画書を書くテクニック集かと思うけど、そうではなくていろんな人に行ったインタビュー集。
しかもインタビューを受けているのが、日本を代表する会社や組織の社長やリーダーなどが中心。ふだん企画書なんて滅多に書かない人が多い。
普段から企画書を書きまくっている人は商品開発チームのリーダーやコンサルティング業の人、代理店タグボートの代表など少数。
企画書本としては異例の部類に入るかもしれない。
でもこの本、自分のやりたい企画を実現するために企画書を書いている人には凄く参考になる。
一方、人から「こんなことやりたいんだけど企画書書いてよ」と頼まれて受動的に企画書を書いている人には役に立たない。テクニック集じゃないからね。
ただ、人に頼まれた企画でも「あの人はあんなことをやりたいって言ってたけど、こっちの企画をやった方がいいのにな。どうすればこの企画をやってくれるかな」みたいな提案が出来る人には参考になる筈。
どこかのWebショップのレビューで、「この本はタイトルと内容が一致していない。そもそも雑誌連載時はまったく違うタイトルだった。」と酷評されていた。
それを読んで「新書だし、売るために担当者にタイトルを無理矢理変えられたかな」と思った。
けど、読んでみるとそんな「担当者に無理矢理変えられた」感は全然しない。もしかすると筆者がインタビューをしていく間に「企画書は一行」という考え方にたどり着いたのかもしれない。
で、本を出すならタイトルは「企画書は一行」にしようと。
タイトルと内容的の一致と言う面では少々強引的な部分もあるかもしれないが、自分がやりたい企画をやるためには強引さも必要なんだよ。というメッセージも込められてるんだよ(笑)。
いやマジで強引さもなきゃ自分がやりたい企画なんてなかなか通らないよね。
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企業理念とか、そういうものを創ろうとしたら、
じっくり、じっくり、じっくり、じっくり、考えて、
出てきたその魂の言葉。
それこそが企画書なのだと思った。
「企画はひとことで伝わるのが面白い」(タグボート岡康道)
うむうむ、そうかもしれない。
「面白いな」と思わせるのがポイントなのだと。
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企画書とはプロジェクトを実現させるための第一歩であり、通過点。だから、企画書を作りこんだりして企画書を作ることが目的化しちゃ駄目なのです。
人を動かす一行のフレーズ。
その一行は、相手の頭のなかに同じ絵を思い浮かべさせることができるか。
そこが肝心なんだと。
各人の言葉すべてがズキュンとくるフレーズかというとそうではないんですが、そこにこめられた想いと行動がすばらしい。
旭山動物園の無口な飼育係りのアイディアの話しはキュンとした。
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タイトルに無理が有りすぎる。
文章も破綻してるし、インタビュー内容も浅い。
なのにタイトルは割りとキャッチー!
それも「企画書」が題についてるのに中味との整合性が無いのは
いかがなものなの?こんな不愉快な本は始めて。
有名どころの社長や、企画マンが出てるだけに取材された人
はかわいそうである。または、主旨どおりには中々話をしてくれなかったのだろうか。
まーでも以下にせっかく読んだので印象に残ったフレーズをば
トヨタ張さん「見える化する、標準化する」
マネックス松本大「企画書は通すことが目的、完成度は関係ない」
熊谷さん「企画書を簡潔に書く。それは相手のため」
CIA代表シーユーチェーン(ユニクロ、UCCなどのコンサル案件やった人)
「自分達の持ってるものが何かを見つけ、撤退的に高める」
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フォトリ受講前に読み始めていて途中でほうったらかしになっていた一冊。
色んな例をあげていますが、意外にマインドマップは書きやすかったです。
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▼ 100文字感想 ▼
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企画書の極意がわかった気がする。いくら良い企画でも
相手に伝わらなければゴミと同じ。相手にどれだけ鮮烈
に映像としてイメージさせるかが鍵。広告に関わる人なら、
岡康道さんの話は必読!想像以上に広告に役立つ本。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■映画を宣伝するときは一行にすること。一行で表現
できない映画はヒットしない
■恥ずかしいし、照れくさいけど、自分の心をあらわに
して、本気でお客さまになってみる
■行政に出す企画書でもっとも大事なことは的をひとつ
に絞ったものをとにかく何度も何度も提出すること
■映像を映し出す一行を書けるようになる方法
1.他人の書いた鮮烈な文章を集めて研究すること
2.頭のなかに浮かんだイメージを文章化する訓練を
怠らないこと
■広告の目的とは、企業が抱えている課題を聞きだして
それを解決すること。モノを売りたいというのは課題
ではなく、企業の欲望です
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タイトルを見ると企画書のノウハウについて書かれているのかな?と思いきや、もっと根本的だけど一番重要な心構えみたいなものが様々な成功者の事例を挙げながら書かれています。
読み手を意識した企画書作りが大事だとわかった。