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読みやすくおもしろい。
孤独で自信のない女性が、あるきっかけで前向きに生きるというお話。
キャバクラ勤めという変わった設定だが、ものの考え方はどんな仕事にも通じるだろう。
成長物語、生き方読本の小説バージョンのような作品だ。ドラマになると思う。
作成日時 2007年01月28日 15:45
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ある女性がとびっきり輝いていく物語。
派遣の仕事がなかなかきまらずアパートのエアコンが壊れてピンチ。
派遣仲間の友達に誘われて蒲田のキャバクラに体験入店(タイニュウ)し2万円ゲットするも「むいてない」ということで再び時給¥1,400めざし面接にいそしむ。ひょんなところで高校時代の友人の姉に再会し彼女が勤める今度は六本木のキャバクラへタイニュウすることに・・・・
持ち前のまじめさと素直さと努力でお店のNo1グループへと躍進していくみなみちゃん。
最後は接待代行の事業を興すところまで
サービス業/営業のプロとは
キャバクラ店はどんなふうに回っているのか
などが垣間見れる
ゲイのスタイリストであるケイさんがいい味出しているなあ
「シーソーの両端にお互いの気持ちをおいたとすると、水平になることは絶対になくていつもどっちかに傾いている。自分の思いのほうが重いと気づいて、水平にしたくてもどうやって軽くしていいかわからない」
気持ちを抑えられない人の心情をうまくあらわしている
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南玲奈、23歳。 自己主張を上手く出来ずに彼氏に振られ凹み中。
ただ真面目がとりえなだけでネクラでかわいくない。
自分で自分を嫌いでたまらない玲奈。
登録していた派遣会社からもろくな仕事が回ってこないし
面接うけてもてんでふるわない。なんだか踏んだり蹴ったりな彼女。
でもそんなことは言っていられない
一人暮らしの玲奈はたちまち生活が立ち行かなくなってくるのだから。
そんな時再会した美香。彼女はかつてのクラスメートの姉。
玲奈と大して変わらない風貌だったはずの彼女がキラキラ輝いた女性に変わっていた。
美香はNO.1のキャバクラ嬢になっていたのだ。
生活の為と割り切って美香と同じ世界へ足を踏み入れた玲奈だったが・・・
なんだか昔ドラマで見た“お水の花道”思い出してしまいました。
キャバクラ嬢とホステスとの違いなんて私にはよくわかんないけども
一般的に世間から後ろ指差されがちなお水の商売。
でもナンバーワンを維持している人たちの努力は並大抵ではないし、
彼女達は誇りを持って仕事をしている。
サービスとはなんなのか?
まるでビジネス書を読んでいるかのようにためになりました。
さて内容ですが玲奈をとりまく人たちはとっても素敵。
スタイリストでオカマのケイは胡散臭い感じだけどとても玲奈をフォローしてくれるし的確なアドバイスをしてくれる。
店長の羽田や姉御肌の美香も玲奈に向けるまなざしは温かい。
でも当の玲奈のキャラが最後まであんまり好きになれなかった。
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図書館で、表紙の可愛さに引かれて読んでみました♪
他のキャバクラの小説に比べればドロドロした部分が少なく、あっさり読めました。読むだけでキラキラした女の子になれそう(あくまでも「なれそう」)な本でした。
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<内容>自分のことを好きになれない派遣会社勤務の南玲奈は、No.1キャバクラ嬢の美香にスカウトされた。
かわいくないし、ネクラだし、上手に嘘もつけないし…。こんな私がキャバクラ嬢!?
「県庁の星」の著者、渾身の長編。
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彼にもフラれ、派遣会社からの斡旋もなかなか決まらず、自分が好きになれず自信が持てない女性が、
キャバクラの世界に足を踏み入れたことからどんどん変わっていく。
どんな仕事でも努力次第なんだなーってのがわかりやすいサクセスストーリー。
一気読みでカラッと読める。
ドラマ化してもよさげ。
【図書館・初読・6/4読了】
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内容(「BOOK」データベースより)
こんな私が、キャバクラ嬢!?席に座って、まず挨拶(第一印象)。水割り作って話を聞いて(聞き上手)、無口な客には話を振って(話し上手)。客との会話は忘れないようメモを取り(顧客管理)、送るメールは返信が来るよう工夫を凝らす(営業努力)―。かわいくないし、ネクラだし、上手に嘘もつけないし…できるわけないよ、こんな私に。25万部の大ベストセラー『県庁の星』の著者、渾身の傑作長篇。
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最初は、主人公に「ちょっと、いい加減にしてよー」って思ってたけど、
読み進めていくうちに、
「がんばれ!がんばれ!」って、めちゃ応援してしまった。
シンデレラストーリーだけど、
シンデレラは、自分で努力して幸せをつかむのだ!
映像化したらおもしろうそうな感じ。
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こんな私が、キャバクラ嬢!?席に座って、まず挨拶(第一印象)。水割り作って話を聞いて(聞き上手)、無口な客には話を振って(話し上手)。客との会話は忘れないようメモを取り(顧客管理)、送るメールは返信が来るよう工夫を凝らす(営業努力)―。かわいくないし、ネクラだし、上手に嘘もつけないし…できるわけないよ、こんな私に。25万部の大ベストセラー『県庁の星』の著者、渾身の傑作長篇。
お金のためにちょっとだけキャバクラ嬢になるというのがきっかけで、キャバクラを通して成長していくサクセスストーリー。
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派遣先が見つからなくて、キャバクラ嬢に。まず挨拶(第一印象)。水割り作って話を聞いて(聞き上手)、無口な客には話を振って(話し上手)。客との会話は忘れないようメモを取り(顧客管理)、送るメールは返信が来るよう工夫を凝らす(営業努力)―。かわいくないし、ネクラだし、上手に嘘もつけないし…できるわけないよ、ところが意外と合っていた。結局、派遣秘書の会社を始めることに。
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これは今の図書館で初めて借りた本。ジャケ借りでした!
このお話はどの職業にも通ずるものがあると思う。影での努力・・・ただで上にいける人はいない。。。
人間の事を観察する力はあると便利だと思う。
私もこういう人間になれたらと日々努力!
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直線的な顔と体とワンレンの髪。
いつもおどおどとまわりを気にする自分嫌い。
目標も夢もなく、その日を暮らすことだけの日々。
そんな時、派遣友達のえみりから“たいにゅー”を誘われキャバクラ初体験。
絶対向いてないと確信する。
エアコンが壊れ、明日の暮らしに困る玲奈は、高校時代の友人の姉を見かけた。
恐ろしくマイナス思考で、恐ろしく陰気くさい女なんだけど、
やっぱり書き手の性質がにじみ出るのかな。
それほど不愉快でない人物描写。
興味深いのは「解説」のイッセー尾形の文章。
「世知辛い格差社会での逆転可能を 信じてる作者に、心から拍手を送りたいし、本書が若い人に読まれるのを望んでいます」
って、なんかこう、ちくっと皮肉の針が 2,3本見えるのよね。
世の中そんなに甘くないだろう、と実感したものの言葉と言うことなんだろうか」、そんなにきれいじゃないよと。
汚れてまみれて、這い上がった時はどろどろなんだと?
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派遣社員の女の子がキャバクラで働いて生き方をみつける話。努力が大切なのよね これを読んでメールのテクニックを学んだ気がする
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気持ちよく読めました。私、接客業の人達のことは結構素直に尊敬してます。会社のオジさん達をいい気分にさせられるだけでも、敵わないと思います。どんな仕事でもプロはカッコいいものです。
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それぞれ再婚した両親と離れ一人暮らし。彼氏と別れ、派遣で働くが派遣先がなくなり家賃が払えない。自分に自信のない南玲奈が、キャバクラに勤めだし成長していく・・・。ベタベタですが、読みながらついつい応援してしまいます。女がその気になったら結構強いのです。人間って自分の能力より少しだけ大きく見せたいのかなっていう玲奈の疑問。そのとおりと思うし、そういう人間にならないと大きくなれないと思います。自分で何かしたい。自分の役に立つことがしたい。自分の居場所がほしい。そういう気持ち、とってもよく分かります。キャバの同僚のしほも素敵。夢を追うキャバ嬢!!頑張れ〜〜!楽しめる本です。