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2006年12月10日読了。意外な結末でした。おぉ・・・そうくるか・・・って感じ。上巻での布石が一気に花開いたような怒涛の展開で一気に読めてしまいました。主人公は2人だと思ってたけど、最後まで読んで「あ、3人だったんだ」と気がつく。3人がそれぞれの正しいと思った行動を取り、物語が終わった。人物描写が丁寧で、悲惨なはずのお話もどこかユーモアを効かせてあったので、とてもおもしろかったです。
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Mistborn読まないほうがいいのか迷う読後感。期待したほど面白くは無かった。子供向けでない描写も出てくるけど、基本はYA風味。
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「ミストボーン」シリーズにつながる要素がいくつか含まれていて、作者の世界観に興味をもちました。全三冊の作品になってもよかったかも。
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下巻に入って、登場人物それそれの置かれる立場や状況がオセロゲームの様に次々と変わるので、ページを捲る手が止まりませんでした。見捨てられた“死の都”にあって、窮地にあっても希望を胸に進むことを植えつけたラオデンはまさしく王道の主人公でした。敵対するホラデンは自分の思う真の信仰に目覚め、サレーネは愛されない事の嘆きより愛する対象を見つけ、各者の生き様は読み応えありました。ディラフの動機はイマイチかな。サレーネの父と伯父との確執は深く追求されませんでしたが、別の物語ができそうな予感がする程、何かありそうです。
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ロマンスもきちんとあるドロドロはしているけど
ひどくドロドロはしてないファンタジーでした。
ただ、絶望的な描写はあるからね…
エラントリスがラオデンの尽力によって
だんだんと本来の顔を取り戻していきます。
実はその原因と、
一連の事件の解決は同じだったりするのです。
たった一つの文字がすべてを狂わせた…
そしてその文字が希望を…
こう思うとなんかいろいろ現実でも感じるものが
ありますよね。
ラオデンは愛する者のために、
明らかに不利な状況の中に助けに行くのです。
(都市から離れると魔力は落ちる)
そして…
人間描写がこの作品、すごいんだよね。
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図書館で。
聖地のような場所が一晩で呪われた都市になってしまう、という発想が面白い。そして変化により死んだと思われている人たちが自分に与えられた役割を果たすことによって、生を実感する、という過程も面白い。
なのでエラントリスは面白いんだけど周辺国の政治が結構面倒くさい。その面倒くさい国家間と貴族のあり方にさらに宗教家まで乗り込んできてさらに面倒くさい状況に。
王子がエラントリスの変貌の謎を解明する辺りが面白かったので、ぶっちゃけ宗教とかは個人的にはあまりなくても良かったかな、という感想。後、良かれと思って結構裏目に出ている背の高い王女様は…悪気は無いけどああいう人が居ると面倒くさそうだなと思いました。