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いじめ、引きこもり、両親の死など多くの困難の中、中卒で働き始めた宮本さん。
アインシュタインとの出会いが彼を変えた。
中学校の成績がオール1からのスタート。
定時制の高校で勉強に励み、夢である国公立大学へ合格し、母校で教員として働いている。
夢を持つことの大切さ、困難なことも強い意志があれば叶わないことはないことを教えてくれます。
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大学に入学する前に一度読んだきり、久々に読破。
今は大学を卒業して1年半が経ちました。
人生は「信頼」「環境」、そして「本人の努力」によって暗くもなり、明るくもなると感じました。
周りの「環境」がよければ、周囲の人と「信頼」が築ける。
「信頼」があり、安心して生きることができると実感するともっと向上するがための「努力」ができる。
そして、遅れてのスタートでもカッコ悪い生き方でないと強く思いました。
周りの人がこうしている・ああしている・活躍している…ということを聞くと、自分と比べ、他社よりも劣っているときは劣等感を抱き、また前向きに進むことができなくなります。
そして、「今自分はこのようにいきなければならない、しかしうまくできない、時間がない」など、いつの間にか「しなければならない」と限界を作り、世界を狭め、焦らせてしまうものです。
これからも、何かしらの事故や病気にあわない限りは人生長いはずなのに、近くだけを見て自分の生き方や可能性を狭めてしまうものです。
著者は24で高校に進学、27で大学に入学、そして36で教師となります。
遅いスタートではあるかもしれませんが、自分の可能性を狭めず、過去の生き方を卑下せず、新たな幸せをつかむために努力していた姿がとてもかっこよく見えました。
元々環境や教育熱心で家庭愛に恵まれた方の自伝を読むよりも、ダイレクトに「環境」「信頼」「本人の努力」の大切さが伝わってきました。
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いじめによって学校が苦手で勉強もできなくなった作者が人との出会いで夜間高校に通い、名古屋大学にまで入り、教師となる生き方がつづられていた。
勉強をする時は遅いことはないんだと感じた。
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24歳でNHKスペシャル「アインシュタインロマン」に感動し、掛け算も出来ないところから勉強して国立大学の物理学科に合格するまでの体験記。物語として引き込まれる。人間ののびしろってホント不思議でおもしろいなー。
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23歳でアインシュタインの番組を見て、勉強をはじめて定時制高校から名古屋大学に入って、研究を続け、さらに教員になったという波乱万丈な教師の自叙伝です。
なぜ勉強するか、勉強の効果的な方法なども書かれており、すごく大人にも子供にもためになる本だと思います。
人間って、変わろうと思ったら変われるんだなということを強く思いました。
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このかたの人生自身凄い!参考にもなる。落ち込んでしばらくしてから読むと良いと思った。落ち込んで直ぐだと素直に入ってこないかもしれないところが難点。
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自分が教師になったときの強みは何かを考えながら読んだ。大学に入って勉強することの楽しさに目覚めた。学びたいという思いで、一度は諦めた大学に行くことができた。やりたいという思いはパワーになった。熱意があれば、成し遂げる方法はある。学ぶことでテーマの深さを知り、世界が広がる。学ぶことの楽しさに気付かせてくれたのは学校であり教師である。子どもたちに勉強の楽しさを知ってほしい、授業をして誰かの人生にいい影響を与えたい。
宮本さんは人との出会いが転機となり、夢を見つけ実現させた。その人を宮本さんが信頼できたのは、その人たちが宮本さんを気にかけ、応援したり、得意を見つけたり、一緒になって努力した。本人の学ぶことへの熱意が周りを動かした。どんな人にも人生の転機というのはあるのではないか。こういう本を読むとそれについて考えることができ、自分の価値観を見つめなおすことができる。子どもにも大人にも向けて書かれているような本だが、小学生や中学生への内容としてまとめたものを子どもたちに読ませてあげたくなる。「こういう人もいるんだよ」ということを伝えるだけで、「だから○○しよう」と教えなくても感じるものがきっとあると思うから。
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現在、受験生の息子にハッパをかけつつ、自分も何か刺激を受けられれば¨と読んでみました。
著者は確かに恵まれない境遇だったと思いますが、人との出会いには恵まれたのだと思います。
学びたいと思った時に、それを手助けしてくれる人がいる。それは著者の強い意欲がそういう人を惹きつけたといえるのかもしれません。
私は著者ほどではありませんが、恵まれた環境だったともいえない学生時代でしたので、子供たちには学べる環境がある時に学んで欲しいと願っています。私より息子や娘に読ませたいと思ってしまいました。
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自分にやる気が出る本です。宿題をする気がない時などに読んでいます。ためになるし、夢をあきらめないことなどが書かれています。ぜひ読んでほしいです。
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人生は悪いことばかりではないのです。生きていれば、いつか良いことがあるものです。
世の中にはとても温かい人もいて、苦しいことばかりはないことを教えてもらいました。
最終目標を達成するためにも、きめ細かい段階目標を持つべきだったのです。段階を踏んでステップアップしていく目標を設定し実行していけば、実力は着実にアップしていたはずです。
私は一週間にきめただけの時間数の勉強ができたときは、ご褒美として、レンタルビデオで映画を見ることを自分に許していました。週に一度の息抜きです。このように、身近な目標や段階目標を成し遂げたときは自分へご褒美をあげるというのも良い方法だと思います。
そんな苦しい生活をしていても、社会のどん底で生活していても、「夢」や「希望」を捨てなければ幸せになれるチャンスはやってくることを知りました。
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私も教師のはしくれとして、その考え方は見習わなければならない。
何の飾りも無いが、本当に真摯な気持ちが伝わって来る。
自分がやりたいこと、やるべきことを見つけるというのは簡単な様で難しい。