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主人公は三十路を目の前にした女性。恋愛や仕事で日々悩みを抱える。人生初の一人暮らしを機に思わぬ仲間に出会う。
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かなりよかった!!久々のヒット!!スタメンで見る阿川さんの優しそうな雰囲気が好きで気になって読み始めたからはじめは阿川さんの顔が頭にあったけど途中でふっとんだ!!特に岡村さんが交通事故にあったあたりから完全に世界にひきこまれた。
特にこの終わり方がうちのツボ!最初の猫がここで登場して幕がおりる。。。かんぺき!!すごく唐突に終わった気がしたけど、読み終わったときの爽快感はやっぱうち好みの終わり方にあると思う。
麻子に由香に社長、岡村さん、マキ、アウレリオ…魅力あるってほどではないけれど、すごくすてきな登場人物。屋上っていう青春の舞台にオトナがいろんな思いもありつつ集まる。
なんかすてきな光景。。。
みんな腹をわって話しているように見えるけど、実はみんな本音はみせていない気がする。
それが10代と20代後半の違いだと感じた。この屋上に集まるのが高校生ならもっと本音で語るだろうし、またそれが美しくみえる。けれど、今回の主役はオトナたち。場所は屋上という青春の舞台ではあるけど、同じではありえない。それぞれ酸いも甘いも味わっていて、完全に本音をさらすことはない。もし、本音をさらしてケンカもして、っていうのもひとつの話として面白いかもしれないけれど、今回みたいに本当の悩みは言えないけれど、自分にとって大切な場所になっていくという話はそれこそが甘酸っぱいというより、心が切なくなっていい。
もっと上手く表現できるようになったらまた書こう。これはもう1回読む!!
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27歳独身女性のお話。
それにしても、なんだかスッキリしない終わり方でした。恋の嵐って騒ぐほどでもないかな。結局工藤さんは?麻子は?詠み終わった感が無かったから小説としては★2つ。でもこんな暮らし憧れる。ご近所どうしで仲良く楽しく毎日を過ごせたら、きっとそれぞれの悩みとか吹き飛ぶくらい面白いんだろうな。いつかフカヒレ調理してみたいです。
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阿川さんの本の主人公はどことなく自立しようとか自立している女性が出てくる。
(どことなく阿川さんちっくなのか?)
結婚をしようとかそう言う女性でもない(結婚に最後を求める女性?みたいなのん)
そんな女性の前に表れるのは
どうも頼もしくない男性達が現れる。
その女性と男性との間の隔たりが今を写し出してるんではないかと思ったり、思わなかったり。。。
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阿川佐和子ワールドが今の私にはちょうどいい。こんな自分でしょうがないんだし、まいっかって結末が素敵。
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うーん、正直あまり心に響くお話ではなかったかな。ただ知らない誰かのちょっとした日常を聞いた、って感じ。ただドラマ化されてるそうなので見てみたい。またアパートの住人が個性溢れててこんなアパートに住んでみたいな、って思った。
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何年か前に長澤まさみちゃんがアチャコ役で
ドラマ化していて、原作が気になっていたのですが
なかなか見つからず、最近図書館で発見。
阿川佐和子さんははじめて読みましたが読みやすかった!
さらさら読めました。
こういうアパート憧れ。
ドラマの中のマキちゃんがすごく魅力的で、
原作もやっぱりあのイメージで読んでしまいました。
おもしろかったです。
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「スープ・オペラ」の時にも感じたことだが、阿川さんの作品の食事の描写が素敵で、どの時間帯に読んでいてもたちまちおなかがすいてしまう。
気取らず、でも決してがさつではなく、ときには手の込んだ料理たち。それは外食のシーンでも同じだ。気取らず、でもこだわりのある一品。
人懐っこくてマイペースなアパートの住人達の掛け合いに惹かれながら読み進めていると、なんだか元気が湧いてくる。みんなと一緒に大皿のふかひれを囲んだような、わくわくとした気持ちになってくる。
友達に会って心ゆくまで語り合いたいと思いながらもそんな時間もなく、かといって自分のことにかまけていられないほどの不眠不休の忙しさでもなく、という時におすすめしたい。体の芯からほかほかと、元気が湧いてくるはず(そして、食欲も)。
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サラっと読みやすいんだが、「えっ、ここで終わり?」って感じでラストに少しモヤモヤが。
麻子さんはしっかり者ではあるのだが、流されやすい感じなので、たんぽぽ上司だの元見合い相手を結局断れずにズルズルいってしまいそうな気がして仕方ない。
トータルでは楽しく読める小説でした。
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何の抵抗も無く読める。悪く言えば超ありきたり。会社が倒産すると同時に一人暮らしをはじめた30間際の独身女性と同じアパートの住人、新しい職場の同僚との日常を描いた話。
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TVでみる阿川佐知子さんの人柄まんまの小説と感じた。特にドラマがあるわけでなく。エッセイの延長のような。まあこんな楽しげなアパートはめったになかろうと。
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エッセイで似たようなマンションの話があったから実体験がモデルなんだろうな。
あ、そこで終わるの?と思ったけれど後味はよい。
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間違いなく、こういう月日が十数年前に自分にもあったなと、
独身の一人暮らしの頃の生活をまぶしく、懐かしく思いながら読んだ。
「あの頃はよかった」と、今の自分と昔の自分を比べて、昔をうらやむのではない。まったくない。
今の自分があるからこそ、あの頃の自分が愛しく、また、今のこの生活がとても愛しい。
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27歳。やっとたのしくなってきた仕事だったのに会社はあえなく倒産。結婚の予定もなくいまだ親元住まい。現状を打開しようと、麻子は一人暮らしをはじめた。そこへロンドン帰りの親友が転がり込み一気に二人暮らしに。前社長の紹介でウェブ関係の職につくと、麻子に突然の恋の嵐が吹き荒れる。
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とても爽快なお話。麻子の性格がサッパリしていて良い!
最後に田中と工藤とはどうなったのかが知りたかったので、4。