- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |
紙の本
“ヨクワカルキノコオオズカン”
2006/09/07 00:26
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鳥居くろーん - この投稿者のレビュー一覧を見る
キノコ大図鑑!
いや、ま、たしかに大図鑑にはちげぇねえ。サイズがデカいからな。……ってゆーかそんだけじゃねーか!よくもその程度で大図鑑ヅラできたもんだな、ッるああぁァ?
……などとキレやすいチンピラをいつまでも演じているわけにもいかないので、ここは『よくわかるきのこ大図鑑』を「ヨクワカルキノコオオズカン」と読むことでひとまず納得することにしよう。
端的に言って、標準的なコンパクトカラーきのこ図鑑の内容はそのままに、サイズだけ大きくした感じ。サイズだけ大図鑑。
もっとも、サイズがでかいだけで役立たずかと言えば決してそうではない。写真が大きく、レイアウトにも余裕があるので全体を通して読みやすいし、掲載種数300種は並のコンパクト図鑑の約200種の5割増し。著者の小宮山氏は写真撮影に定評があるが、ソフトな文章もなかなかのもので、キノコ初心者が最初に手にする一冊としてはまず手ごろと言ってよいだろう。
惜しむらくはその記述量の少なさか。読みやすいということは情報量が少ないということの裏返しでもある。特徴のはっきりしたキノコならばそれでもかまわないが、似かよった種(たとえばコテングタケとコテングタケモドキ)をこの図鑑で区別するのは厳しい。さらに、サイズが記されていないキノコが多いのも『大図鑑』らしからぬ手落ちだと思うが。基本的に見て楽しむ図鑑、と考えてよいと思う。
巻末に今流行の(?)写真目次とレシピ集がある。あと毒キノコに関しては、かなりうるさい。食べ過ぎて食傷起こすようなのは毒ではないと思うのだが(この基準でいくと私にとって牛乳、ラーメン、スパゲティ、カレーはすべて毒である)。また、著者は長野県在住なので、どちらかというと北方系のキノコに強い(西日本のド普通種:ノウタケ、ヘビキノコモドキ、ニガイグチモドキ、キクバナイグチなどが漏れている)。
そりゃそうと、ナスとシイタケ、味噌炒めにすっとかなりイケるな。
★嫁に食わすな味噌炒め
ナス(三本)輪切りにして5分ほど水につける
シイタケ(ありったけ)4分割、軸も裂いて使用
油、砂糖、味噌、酒、醤油、かつおだしの素(各テキトー)
①火は中火、多めの油でナスを炒める。熱心に裏がえす。
②調味料とシイタケを投入、焦げそうなら油、酒を足す
③ピーマンを足すと彩り良し。完成
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |