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元ヤン内弟子が主役のとんちミステリ短編集。古典落語との噛み合わせが絶妙です。序盤の暴力シーンを何とか乗り切れば、後はキャラの個性でぐんぐん引っ張ってくれますよー。06年9/8読了。
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単純に、好きです。
軽快なテンポに引っ張られながら、上方のお笑いの世界の空気を存分に楽しめます。
早く続きを読みたい〜。
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札付きの不良が破天荒な(上方)落語家の元で、大小の事件の謎解きをしつつ、落語家・人間として成長していく話。登場人物がめちゃくちゃな人ばかりですが、魅力的です。主人公の成長にワクワクしました。あまり期待しないで読んだのですが、なかなかの拾いものでした。「子は鎹」の章なんて、ちょっと泣きそうになりました。
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この著者とのファーストインパクトがいきなり『蹴りたい田中』(あきらかに某受賞作のパクリ…)だったのでなんだかなーと思っていたのですが、これはなかなか面白かった。主人公の竜二や周りの噺家や芸人たちがみんな一生懸命なのがいい。もとの落語を知ってたらもっと面白かったんだろうけど、それだけ残念。
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上方落語の大看板・笑酔亭梅寿のもとに無理やり弟子入りさせられた、金髪トサカ頭の不良少年・竜二が、なぜか身の回りで続発して起きる事件を解決していく。という話です。古典落語を利用した短編が7つ収められています。まったく落語に興味や知識がないという人でもスラスラとあっという間に読めてしまい、最後には本当の落語を見に行きたいと思わせるインパクトがあります。ドラマ「タイガー&ドラゴン」を思わせるテンポの良さが秀逸です!
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古典落語のネタにあわせて、新入り落語家が名推理をするミステリ。
落語が良くわからない人でも、十分に楽しめますよ。
田中氏のギャグはここでも炸裂しています。
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古典落語の世界に投げ込まれた不良の竜二の精進物語。
修行生活で起こる謎の数々を、竜二が解決していく。
古典落語になぞらえて、話が進んでいくのが面白い。また人情たっぷりの世界も愉快。
落語といえば江戸という気もするけど、舞台は上方。江戸にはない関西弁のテンポがいい。
「タイガー&ドラゴン」の魁上方版。
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不良少年が落語家になる話。その修行の中で起きた怪事件を解決していきます。
落語好きな方は、落語に絡めた謎と話に、ニヤリとすると思います。面白かったです。
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上方落語ネタを基として、笑酔亭梅寿の元に弟子入りした竜二が身近で起こった事件を解決していく。
梅寿はどうしようもない人だな〜って印象があるけれど、ホントは誰よりも優しい。「子は鎹」の話の時などは、ちょっと感動しますよ。
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最初はつまらないと思ったけど。読んでいくうちにドンドン楽しくなっていきました。だけど落語の噺をちゃんと理解しないと全然凄さが解らないと思う。
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最近落語ブームですよね。
そんな中、手に取ったこの本。短編で読みやすい上に、ちょっとホロリと泣ける話も。
古典落語を題材に、こんな謎解き話ができるなんてちょっとすごいですよ!
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朝ドラの影響で落語を題材にしたこの作品に目が止まり借りてきました。
本物の落語が聞きたくなります。
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おもしろかったです。
落語ミステリーという、ある意味斬新な話。
別に人が死ぬわけでもなく、ほのぼのした感じで、落語っておもしろいのかもなあ、と思わせてくれます。
機会があったら寄席にいってみようかな、みたいな。
主人公がちょっとずつ、この世界にひかれていくのがよくわかって、青春小説みたいな感覚で読んでました。
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この作者さんの本は、いつかどこかで読んで、題名も覚えてないくらい凡庸は内容だった気がしていて、この本が平積みになっててもあんまり興味もてなかったんだが、
暇だった日曜に立ち読みしたら意外と面白かったので、2冊購入
落語のネタに併せて、日常のミステリを解決する話で
本読みなら北村薫さんの「円紫さんと私」シリーズがまず思い浮かぶんじゃないでしょうか。
ただしこちらは、金髪のにーちゃんの主人公が意外に推理力があり、ワトスン役ではありません。
ミステリとしては明らかに北村薫さんの方が上手だなーというところはありますが
落語のネタをきっちり説明して、オチを付けるという意味ではこちらが上
軽く読む本ですが落語が聞きたくなりました
(来週の寄席のチケットを衝動で取ったw)
あと気になったのは、一冊目は軽いミステリを念頭に置いたのか、名探偵コナンばりに人が死に、軽く解決していくのですが、2冊目からは主人公の落語家としての成長に重きを置いたスタンスに代わっていき、事件は日常のものとなります
どちらが良いと言う話ではないですが、ちょっと流れに無理を感じると言えば感じます。
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なかなかおもしろいけど、主人公の竜二の落語の実力はどうなんだろう?
いまいち見えてこない!気になる!