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2006/11/16読了。 脳の最新研究内容の紹介と、その内容がどのように活用できるか、どのようなことを意味するかについての筆者のエッセイ。 「脳はないかと○○する」という切り口で語られていて面白い。ほんとあんなことしたり、こんなことしたり、奥深いです。
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最近流行の”脳”だが、脳の事を知るのは非常に怖い。どこかで信じている自分の特別感や神秘性がどんどん崩される。でもこの本はその怖さはあまり無く、楽しく読める。気楽に物事を考えるようにもなるかも。
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既出の本とも被る所がありますが、とても読みやすく知っていて損の無い情報にあふれています。
お勧めです。
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カジュアルに読める脳系の本。理詰めで説明するよりもこんなことが話題になっているよといった感じで、非常にお手軽な印象で読める。内容そのものに新たな部分はありませんが、きっかけとしてはいいかも。
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人間的な動作や感情は、実は脳の仕業で、実は電気信号的な「ゆらぎ」の変化に過ぎないというのは面白い発想。体あっての脳で、脳があったから体があり、そして人間本体も今こうして存在している。単なる電気信号や物資の固まりに「意味付けする楽しさ」を感じるのも人間の共通した反応なんですかね(笑)
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とてもわかりやすく、興味深く書かれていて、夢中で読みきってしまった。身体の働きのひとつひとつが、全て、脳と関連していて、感情や感覚も、説明がつくものなのだと知った。
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池谷氏は主に記憶の中枢である海馬について研究してる方で、受験生や資格勉強中の方は必読かもしれません。
海馬の強化方法は、一言で言えば「外界からの刺激」。
マンネリを避けて刺激ある毎日を心がければ、いつまでも脳は若く保てるとのこと。
具体的には、旅行や友人・知人との交流、適度のランニングorウォーキングetc・・・。
つまりは、どんどん外に出ていけということ。
また、やる気を出す秘訣として、
「作業興奮」というものが挙げられていました。
要はおっくうなことでも、やり始めれば脳が次第に活性化し、どんどんやる気が出てくるというものです。
脳を知ることは自分を知ること。
ちょっと真面目な内容でしたが、この本はマジでイチオシです。
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池谷さんの本は大体読みました.
大体読んでいるから,読んだことあるような気がするのもあったけど新しい内容もそれ以上にある.
本当に最新の研究とかも紹介しているんだなという感じがする.
この本読んであらためて脳について考えると色々と面白い.
今まで他の本を読んできてもそうだけど,脳はどんな物か知っていた方が生きていて面白いと思う.
ただ,これは他のことにも言えることなのかも知れないけど.
それでも,脳というのは俺が今まで知ってきた中でも面白い部類に入ると思う.
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人が思い込みをする理由、記憶力のよしあしを決める「7つの遺伝子」、赤ちゃんはなぜ左利きか…。私たちの脳は、こんなにもロマンと謎と驚きに満ちていた!脳をめぐるミステリーと潜在的な底力を解き明かす。
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新進気鋭の若き研究者による、脳科学の最先端の論文を判り易く面白く解説したサイエンス・エッセイ。
「恋愛」「アルコール」「ストレス」などとても卑近な事例で脳科学の現在を平易な言葉で解説されており、知的興奮を促すこと請け合い。
例えば、自棄酒、つまり「嫌な記憶」を思い出しながら酒を
飲むと、その忌まわしい記憶は強化され、逆効果なんだとか。
中でも興味深かったのは、加齢による記憶力低下の原因は、
脳細胞の減少や海馬の衰えという「性能面」ではなく、シータ波の
増加が大きな要因で「使い手」の問題なんだとか。
シータ波は注意力や興味に関係していて、その最大の敵は
「マンネリ化」。
単調な生活のリズムに辟易しているようではシータ波減りっぱなしなんだそうです。大事なのはマンネリ化に打ち勝ち、
知的好奇心を持つよう意識することが、最終的には記憶力に
繋がるそうですよ。
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ぶっちゃけ、ファンです^^;
タイプなもので、点数やや甘です、って部分もあるが、非常にわかりやすく人間の煩悩というか、ダメな脳をある意味ポジティブに解説してくれる。例えば、何事にも三日坊主になってしまう私の気質も、そうか脳が非常に人間的だからなのね〜、なんてこの本を読むと全部脳のせいにできてしまうのもポイント(って、きっと私だけかもしれませんが^^;)。この手の本好きでなくても、おもしろく読める本。
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若手脳科学者が紐解く、脳の秘密。最近の数多くの論文を参考に、あくまで平易に伝えようとする姿勢が窺える。筆者もあとがきで書いているが、論文ではなく、論理的に完全に説明されない憶測上のものも記したということで、とても自由な感じがする。興味深く読んだ。
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2007/08 図書館から。☆3.5くらい 「進化しすぎた脳」の方が楽しい。これは一区切りが短いので話がぷつぷつ途切れがちなのと、ビジネスビジネスと結び付けてしまうのがいささかじゃまくさい。茂木健一郎の「脳と仮想」とパラレルな関係にあるなあ、と思える箇所が随所にみられた。
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脳は『絶対』じゃなく、とても言い訳がましくて都合良く誤魔化しちゃう存在。いかに人が思い込みで生きてるかが良く分かる本。
ちょっぴり難しいことをわかりやすく、前向きに。
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脳生理学者の池谷裕二氏の著作です。脳が持つ機能にはこのような特徴が、という最新情報が詰まっています。そこで浮かび上がるのは「なまけるのが好き」「言いわけがうまい」などという脳の姿…。雑誌に連載された記事に加筆して出版されています。