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朝日新聞の編集局長が書いた本だが、新聞社の新入社員向けに書いた様に感じられた。そういうつもりではないのかもしれないけど。ただ、レポートや論文を書く時には、ここで書かれてる考え方が役立つかも。
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●情報力の基本はインデックス情報力。
どこにいけば、誰に聞けば確かな情報を得られるのかを示す。
●情報力の位置の確認。
提供源に対しての自分の立ち位置により、偽情報や情報力操作、情報の信頼性を判断。
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図書館で借りました。
すごいおもしろい話ですが、ある意味、ほぼ知っていることをその業界の言葉で置き換えた話。
今回はパラ読みでしたが、またじっくり読んでみたい。
ITリテラシーが低い、あるいはITを毛嫌いしている方に向けてセミナーをする前に読むとヒントとなる言葉が見つかりそう。
以前、人生の先輩から教わった言葉があり、またその先輩から紹介された一冊。
当たり前ですが、通ずるものがあります。
ITを毛嫌いするアナログな方々に、うまくITを教える場合、参考になる言葉使いがたくさんありました。
情報を取り扱うプロ=新聞記者
Information Technology とは、ネットとかスマホとかじゃなくて、こういうことなんだと改めて実感。
「紙がなくなる→新聞がなくなる→新聞記者がなくなる」なんてとんでもない。
二流の記者が少なるかもしれないが、一流の記者は変わらないでしょう。
「電子文字」が増えても、「活字」は減りません。そもそも、比較対象ではない。
情報の価値を瞬時に見極め、評価する編集力や、それを裏付ける取材力は、これまで以上に、デジタル化社会では必要となる能力でしょう。
第一章の「情報をつかむ」なんて、Evernoteそのものです。
「インデックス情報」の原理原則を理解するとGTDなり、ライフハッキングが活きてきます。
別の楽しみ方として、普段聞きなれない言葉がたくさんあり、勉強になりました。
半可通
里程標
懐疑心
元の木阿弥
その他、キーワード
断片情報を積み重ね中枢へ
「位置情報」の基本は地理と歴史
先輩(2007年)の教え--------------------------------------------------------
⇒■情報収集力を向上させる
・正確な情報源を求める
・スピードパフォーマンスを誇示させる
・知識向上として、止まっている情報(本・歴史)を習得する。
⇒■情報分析力を向上させる
・常に3方向(情報源・得する人・損する人など)の視点から物事を考える
・判断力向上として、流れている情報(新聞・業界誌)にアンテナを張る。
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朝日新聞編集局長による情報力(情報収集、分析、発信)のノウハウ集。
5つの基本原則を推奨しています。
新聞の記事が作成されていく過程や具体的な事例が多く、新聞記者とは無縁の私にとっては面白く読めました。
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新聞記者が描いた情報のさばき方についての本。
まさに情報をさばく仕事の新聞記者であるがゆえに考え方テクニックなど参考になる部分も多いと思う。
基本原則一 情報力の基本はインデックス情報である。
基本原則二 次②重要な情報力の基本は自分の位置情報である。基本原則三 膨大な情報を管理するコツは情報管理の方法をできるだけ簡単にすること
基本原則四 情報は現場や現物にあたり、判断にあたっては常に現場におろして考える
基本原則五 情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏りを取り除く
・大きなニュースには多くの場合かすかな予兆がある。不確定要素をどこまで神輿、見切るのかが職人の技量
・断片情報を積み重ねて中枢へ。持っている情報が深い人ほど話したがらない。しかし、断片的な情報を積み重ねて、ある程度知っていることを出すと、そこまで知っているのかと話してくれるようになる。人は聞き手がしている程度に応じて話をする。
・位置情報に敏感になること。人事なら人事情報、経理なら予算情報、事務なら端緒情報を知っているかもしれない。
情報はあがっていけば上がっていくほど、分析・加工され集約された情報になる。しかし現場ではより正確で豊かな情報が敏感に転がっている。
・一次情報にあたること。伝聞や報道をもとにすぐに対応を決めるのでなく、直に関係者や資料の現物にあたって事実関係を確認する。
・文章の工夫
文章の要約を冒頭に書く
文書は複文を少なくし、センテンスはできるだけ短くする
文章の中に多くの数字を詰め込まない。
数字はできるだけ文章で説明する。
必要な数字は図表化するなどして文章外に押し出し、簡略化する。
結論は冒頭の要約と合致する内容にする
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タイトル通りの一冊。
いかに情報を掴み、読み解き、伝えるか。これを筆者の体験を通して分かりやすく解説している。
「手に入れた情報を使って情報を引き出す」「中枢に集まる情報は分析・加工されている」など、要所要所でハッと気付かされ、なかなか面白く読めた。
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・どこに、だれに聞けばこの情報がわかるか、という情報を記憶しておけ。
・人は、ある程度情報を知っている人にしか情報を分け与えないもの。自分はまったく知りません、という態度をとるな。
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良書です。
新聞記者、編集長の経験に基づく、情報の扱い方に関する本です。
ベーシックな内容でわかりやすく、新書としての完成度は高いと思います。
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朝日新聞の記者でしょ。あまり評判宜しくない新聞社だけど考え方はものすご~くまともなんではないか。
もっとこのような人が記者として成長してきていれば新聞業界も変わっていたんだろうに。
考え方は古くなるのかもしれないがIT世代にはもっと生の声を聞きに行ってもらいたい、新聞の記事を作るのは記者だけではないその裏に読み手があるということ分かってもらいたい。
だからと言って読み手に迎合する必要はないようは物事のバランスをうまくくみ取れということだろう。
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インターネット,新聞,本など現在さまざまなメディアから情報を得ることができ,自分にとって必要な情報を取捨選択しなければ情報の大波に確実に飲み込まれてしまう今日において,その多大な情報をいかにさばくかは重要である.
自分は大学院での研究生活の中で上記のようなメディアの他,研究分野に関する論文や教科書,また就職活動をするにあたってリクナビやマイナビのような就職サイトから怒涛のように送られてくるメールや企業研究のために訪れる企業サイトでの情報など様々な種類の情報を得て,自分の中で処理する日々が続いている.
小中高校・大学学部時代までとは比べ物にならない量の情報にさらされ,それらをどう処理すべきか.
新聞記者がそれらをどのように処理しているのかを知ることができ,また自分の今までのやり方を見直し改善するのに役立つと思った.
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ところどころ参考にはなったが、著者のエピソードが多かったかな。もう少しまとめることができたと思います。
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IT社会の問題。
1.優先度の崩壊、緊急性の喪失
2.存在しない情報を構想する力、発見する意欲
3.実物と複製の違いがなく、真正さの見極め困難
4.デジタルしか知らない世代との断絶
10年前の作品だけど、非常に勉強になる。
IT社会の進んだ今だからこそ、大事なことが書かれてるようにも思える。
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朝日新聞編集局長たる著者が、大量情報収集・発信時代における情報の収集・真贋の見極め方・タイプ別新聞記者の情報収集のありよう(書斎派対現場派)・新たなトレンドの形成方途などを丁寧に叙述している。非常に参考になる書籍で、何度も読み返したい。情報収集方法やインテリジェンスの問題は書き込まれている一方、現場派はいかに情報収集(発見?)するのか、新たなトレンドの発掘・形成等については、著者の得意でない領域なのか、わずかしか触れられていないところは残念だ。
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決してこの方はスクープ系の派手なものは
扱っている人ではないです。
実際に彼はどうも警察系のそれには
合わなかったようで…
メディアというものに嫌悪感を
抱く人も数多くいるでしょう。
だけれどもこの人は自分の弱さを知ってうえで
どうすれば読まれる文になるか、
そしてどうすれば情報が確実なものになるかを
真摯に向き合っている人。
ですが、今の時代はネットになってしまい
挙句フェイクな情報も
出てきてしまうことがままあります。
ネット故に招かれた事態なのでしょうか。
でもそうだからこそ
私たちも学ぶものはあると思います。
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あふれる情報の中に生きている私たち。誤ったものに惑わされずに集めた情報を主観により、ゆがめることなく文字にしていく新聞記者の経験から得たノウハウが詰まった本。