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昨日「お金の地図」を読んだので、その流れで本棚にあったこの本を読んだ。
現金出納簿だけではなく、家計全体を把握すべきとして、貸借対照表(BS)の視点を家計簿に持ち込むことを提唱する。
会計(というか決算)の考え方を家計に導入しているだけなので、簿記の知識があれば話は理解できるだろうが、そうでなければ、少し説明がわかりづらいかもしれない(特に著者の造語はわかりづらかった)。
とは言え、あまり家計簿に縁のない人には、中に出てくる表がフォーマットとして使えると思う。
・税金や社会保険も費用として毎月計上する。
・人事権と給料の査定権は上司が握っていることは忘れない。
・元金と利息は分けて考えよう。
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(目次)
第1章 出納簿を超えた家計簿をつける
第2章 「残増減残」(「残減増残」)と「科目の四マス」
第3章 まず「家計」を把握することが基本
第4章 フローとストックから家計を分解してみる
第5章 資産を時価で評価しよう
第6章 つくってみよう家計の「バランス・シート」「損益計算書」
第7章 「将来設計」からいまを考えよう
第8章 超実践おとこの家計簿―エンピツと消しゴムで、自分でゆっくり書いてみよう