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個人的に強い興味がある、村上ファンド。何が真実か。少しでも真実に近づくための情報を得るために、この本を読みました。村上ファンドの一連の話はもちろん、マスコミの一面的な報道を鵜呑みにすることの危険性、そして、情報そのものに対する考え方を見直す契機になると思います。06/12/08
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最初の『ヒルズ黙示録・検証』が面白すぎて、がっかり。周辺事情とかのどうでも良いエピソードが増加してて、前作に比べるともうだめぽ。
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[○2008/05/21完読]前作を読んでいたのですんなり入れました。とにかく現実感があって凄い。堀江氏と村上氏のキャラが近くにいたらすごく嫌だろうと思う(笑)。二人が滑稽に思えるようなシーンもある(発言とか)。なんだろう・・・経営とか資本主義とか金儲け云々の以前に個人的に絶対に好きになれない人種。たぶん。一言でいうと自己中心的な自慢家?。しかし宮内氏など、私にも理解できる行動をとる人もいました。脱法行為は別にして、彼らの行動や感情の動きのどの辺に同情や共感を覚えるかはかは人それぞれでしょうけど。ビジネス、特にITベンチャーに興味がある人、経営に興味がある人は読んで損はないと思う。虚像チックな内容もあるかとは思うのですが、何せ現実の事件ですから。あとM&Aコンサルや投資家、ファンドマネージャという職業の雰囲気が少しは分かるかもしれません。
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1).目次
第1章 ソニー強奪
第2章 弾圧再編
第3章 疑惑の真相
第4章 粉飾裁判
第5章 シンパシー・フォー・ザ・デビル
2).筆者の主張
省略
3).個人的感想
前作のほうがよかった。すでに有名になった話しが中心。参考になったのは、ライブドアの良さという点。ライブドアは着眼点に優れ、蛮勇ともいえる勇気はあるものの、それを安定的なキャッシュを生み出すビジネスに転化させていく具体的な戦術に乏しかった。
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村上世彰に焦点を当てて、あの狂乱時期をドキュメンタリーで。
すごく、04~05年の雰囲気が出てる。
ギラギラしてた。
学生起業とか、株投資サークルなんてのが有象無象におきてたな、この時期。
もしかすると10年後くらいに「ヒルズへGO!」なんて映画ができるかもね。
負の財産ばかりではないことを、この10年で示せたらいいですね。
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[ 内容 ]
2006年に証券取引法違反容疑で逮捕、起訴された、二人の「カリスマ」。
「時代の寵児」としてもてはやされた彼らは何をしてきたか、なぜ摘発されたのか。
社会の新勢力を代表する彼らと、旧勢力を代表する検察側との死闘を暴きだす、同時代ノンフィクション。
大好評『ヒルズ黙示録』の続編。
堀江貴文、村上世彰、東京地検特捜部。
彼らの闘いが描き出す現代日本社会の実相。
[ 目次 ]
第1章 ソニー強奪
第2章 弾圧再編
第3章 疑惑の真相
第4章 粉飾裁判
第5章 シンパシー・フォー・ザ・デビル
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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FACTA 2009年4月号〈樋渡検察が救った「霞が関」〉→大鶴基成→wikipedia→本書
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同じ著者が前作(ヒルズ黙示録)を出版してからわずか半年でこの作品をだしている。内容は、ほとんど前作と同じだが、ページが薄くなった分、事件の経過をおうだけなっている。前作では、堀江と村上の人柄やふるまいまで書いてあったが、その点はすべて削除されている。また事件の原因も世代間抗争と美化されている。おそらく堀江か村上から著者に多額の金がわたり、この本が誕生したのだろう。彼らならそのくらいはする。
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★迫力が下降線★単行本だった本編と比べ、新書となった続編は確かにそれだけの内容だった。裁判の展開を加えたかったのかもしれないが、新味に乏しい。堀江の能天気さ、宮内の親分肌とズルさ、検察の偏りを明示したかったのだろうか。
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約10年前に起きた堀江貴文氏率いるライブドアを中心とするヒルズでの騒動の裏側を書いた一冊。
強制捜査前までライブドアが企てていたソニー強奪計画、昨年も黒田電気への投資などで話題となった村上世彰氏のアクティビストに潜む裏の顔、阪急阪神の統合の裏側、村上ファンドを吊し上げるべく粉飾に及んだ検察の闇、今でもメディアに出演する堀江氏のライフドアでの立ち位置、堀江氏の参謀として手腕を発揮した宮内氏の変貌と前作も読んだのですが、今回も事件の裏で行われていた真実に何度も驚かされました。
実際ヒルズ族と言われたIT長者が社会の中で球界やメディアに殴り込みをかけた一大騒動の顛末、そしてそこから見えてくる息を呑む人間ドラマは小説よりも奇なりと感じさせられた一冊でした。