紙の本
便利だけど必要とされる人は限定されるかも
2013/01/21 16:52
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投稿者:ふぉ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本発、O'Reilly の「○○Hacks」の形態に従った一冊。
内容は、100 のアイディアの詰め合わせなので、簡単に説明することはできないけど、
あえて書くなら、一般的に求められることを越えたことを実現する方法を記述した本、、でしょうか。
開発環境は Linux 上で GNU ツールチェインを使っていることを仮定していることが多いので、
他の環境の人の場合メリットは薄いかも。
抽象的な話だけでなく、具体的なコードやコマンドラインを例示してあるので、
すぐ使える利便性があります。
私個人は開発環境が一致しているので、いろいろ学ぶことが多かったですが、
上にも書いたように、開発環境によっては、得られることは限定されるかもしれないです。
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ただ普通にプログラミングをしているだけでは(身に付かない|気が付かない)ような内容を取り扱っている。刺激的な一冊。
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本書はその名のとおりGNU/Linux依存のハックが満載だ。ダンプを読み読みしたり、プロセスの中からプロセス情報を読み読み・書き書きしたり、etc。
抽象化には限界がある。移植性を完全に無視した内容には好感が持てる。とはいえ現実はデバッグやテスト、解析なんかに役立てるのが主だろう。
というわけで、Linux系のOSで開発している人にオススメ。もちろん、他のOSを使っていても環境べったりの知識は有用なので読んで損は無い。
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VisualBasic、Java、C#・・・
ソフトウェアってきらびやかな舞台で活躍してる用に見えますよね。
でも、根本が0と1の泥臭い世界であることに変わりはないんです。
世間に見える見た目はどんなに美しくなっても。
そんな泥臭い世界をちょっとでも覗いてみよう・・・。
そんな本です。
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実行ファイルを読むためのツールの使い方や、その仕組みについての説明が書かれていて、デバッグ等のアプローチが増えると思います。
C言語にインラインアセンブラのソースコードで説明されていますが、知らなくても分かるレベルです。
大変勉強になりました。
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この視点で書いてる本が少ないので、貴重な本。
なんでも高い位置からしか見なくなって久しいが、基本としての低い視点はとても重要です。
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仕事絡みで一番お世話になった本。
ネイティブ層の開発する人は一度読んでおくといいと思う。
現場で役に立つ情報が盛り沢山です。
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ELFファイルの形式だとか解析だとか基本的なことを今まで知らずにプログラミングしていたのでためにはなった。
GNU lightningによる動的コード生成で関数のカリー化とか個人的には面白いかなぁとは思った。(あくまで個人的にだけど)
最適化という観点でためになることを期待していたのだけど、(読みが浅いせいもあるかもしれないけれど)あまりなかったので評価低め。
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手に取ってパラパラめくる度に面白い発見があるスルメのような本なのだが、できれば個々のトピックにもうちょっとページを割いて欲しかった。それぞれ非常に奥が深い話題を扱っているのだが、サラっと数ページで終わってしまって自分は消化不良を起こしがちだった。
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バイナリをgcc、nm, straceなどいったツールでハックしまくるテクニックの紹介。ほとんどがLINUX上のコアなプログラミングなので、私のような組み込みソフト屋には直接は役に立たないが、間接的にはとても参考になる。私自身、スタックからバックトレースを作ったり、プラグインを作ったり、コンパイラやリンカを駆使してエレガントにブート・ロードする組み込みソフトを作ったりして、バイナリとはかなり仲良しなのであるが、アプリケーションプログラマでこういったことをしているやつがいることにびっくり。なかなかやるなーという感想。アプリケーションプログラマを馬鹿にしていたが、その考えを改めねば。
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面白かった。でも、b2con の前には半分くらいまでしか読めなかった。むーん。
sato-yu はやっぱり変態だと思った:-)
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図書館で借りた。
プログラムもデータも、コンピュータ内部では0または1の羅列、すなわちBinaryの世界になる。その観点でのテクニックを記した本だ。
そして私もバイナリアンのひとりだ。この本に記されたようなテクニックを仕事でしている。内容の4割くらいは「当然知ってる、使いこなしてる」ような話だ。個人的に星5つで推しておきたい。
ただ難しいのは、本から覚えるような内容ではなく、やはり手を動かして、苦労して身につく内容と感じる。お薦めするとしても、後輩や新人向けに「この本で勉強しておけよ」という言い方はし難い。「この本の内容が『はいはい、あの話ですね~』とスラスラ行けるなら、一人前かもな」とは言えるかもしれないが。
とは言え、自分の専門に近い数少ない書籍の1つだ。