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2006/12 購入。読了。
どんどん平坦で印象薄い物語になっている気がする。ヴィクトリカは相変わらず素敵であるのですが、どうしてもキモの推理部分、ないしアクションやサスペンスの部分を楽しめないんですよね。
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ベルゼブブの頭蓋から学園へ帰る汽車の中での殺人事件。偶然同じ車両に乗り合わせた6人は、今夜限りと身分を偽っておしゃべりに興じる。そんな中、<孤児>と名乗る少女が形見箱を落とし―――!?
知恵の泉を持つ『灰色狼』の血を引く少女ヴィクトリカと日本よりやってきたヴィクトリカのクラスメイト久城の大人気ミステリーシリーズ本編第6弾!
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ヴィクトリカのツンデレ萌えv 事件解決の帰りの列車でまたしても事件に遭遇してしまうコ●ン君並にトラブル体質な主人公には同情
ナイスコンビで難事件解決の痛快爽快推理小説
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帰りの列車でも殺人事件が起こるとは。
よくよく縁があるというか。
そもそも今回は・・・
あの人が原因なんですよね(浅くネタバレ)
今回のお話は、結構地味に感じました。
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もはや新刊が出るたびに本屋へ駆け込んでますw
久城君とヴィクトリカの微笑ましい光景がなんとも言えず、いいです。
これからの物語の展開にも期待大です!
応援してるから早く新刊だして・・・(泣
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この巻は気になってた5巻の続き、列車の中を軸に警察での取調べから解決までのお話でした。
同じコンパートメントに乗った4人の即席で不思議な人間関係から事件への発展まで、今回は何となく犯人がわかりました。
が、本の中で全く証拠が掴めず、結局は一弥と同様にヴィクトリカに頼ってしまいました。
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5の続きです。
やはりおもろ〜です!
関係者がそれぞれ語っていくのが芥川の「藪の中」を彷彿とさせました。
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買っちゃった☆
最初は久城に冷たかったヴィクトリカが、
巻数を重ねるごとにやさしく?なってくのがほのぼのして。
久城のおせっかいなとことか口やかましいとことか。
そういうとこからヴィクトリカはやさしくすることを学んでいってるのかなと。
短編集を読んでないので、2段ドリルの理由とかが早く知りたい!!笑
一緒に買っておけばよかった…。
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第六巻は、本格ミステリーの女王、アガサ・クリスティーの「オリエント急行」を思い出させる列車内での事件。
以前に読んだ田中芳樹さんの魔術シリーズでも初刊で登場したように、本格ミステリー→密室→列車のつながりは、冒険的で設定だけでもドキドキする。
また、事件編と解決編が明確に分かれているところや、容疑者の聞き取りが口頭調なところも、古き良きミステリー小説の形式をとっていて面白かった。
さて5巻から学園外での再びの殺人事件。
いよいよクライマックス? の予感の中、ヴィクトリカと一弥の絆はより深まっていく。
形見箱をめぐった策謀、戦争や時代に翻弄される人々の波の中で、二人はどう戦っていくのか。
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GOSICK6巻。豪華列車のコンパートメントに乗り合わせたのは、少女<孤児>、中年婦人<公后>、貴族の青年<木こり>、大男<死者>、誇り高き太古の<灰色狼>とまぬけなその<家来>。赤いちいさな箱が落ち、なぜか緊張が起こる車内。そんな中、列車内で起きてしまった殺人事件の結末は。
後半は事情聴取です。それぞれの人物にどんでん返しがあってよかったです。おぉーっと思いました。
表紙はなぜこの服装か読んで納得しました。
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このシリーズもついに6巻となり、驚くほどにヴィクトリカと一弥の関係の進展を感じた1冊でした。
どっちもが互いに好意を持っていることを本人の前ではないとはいえはっきり自覚・肯定できるようになりました。
一弥はともかくヴィクトリカにこんな日が来るなんて…ですねぇ。
あのヴィクトリカに「慕う」と言わしめる人はそうそういるものではありませんぜ(笑)。
このヴィクトリカと母のコルデリアさんに認められた(?)一弥は大物かもしれません。
てか今回の彼の行為には既に大物感漂ってます。
メンタル面に重点が置かれていたからか推理そのものはシンプルですが、今回はかなりバックボーンが見えてきましたね。
やっぱり今回登場する「形見箱」は偽物でした。
次回は学園に戻っての話になると思われますがどうなるやら?
ひとまず近々最新刊「GOSICKs3」を楽しみたいと思います。
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ベルゼブブの頭蓋から脱出した一弥とヴィクトリカは、
豪華列車・オールド・マスカレード号にてソヴュールへと帰路につく。
しかし、その列車内で殺人事件が起こる。
それは、謎の形見箱をめぐってのものだった。
ベルゼブブの頭蓋”と呼ばれる修道院から辛くも脱出した二人は、
豪華列車“オールド・マスカレード号”に乗り込む。
しかし、そこには自らを“死者”“木こり”“孤児”“公妃”と
仮の姿で名乗る奇妙な乗客たちが。そして、列車内で起こる殺人事件。
列車は、弾丸のように闇を貫き走り続ける。まるで、地獄の先へと向かうように―。一弥はヴィクトリカは、無事学園までたどり着けるのか?
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続きが気になる…。書かれる日は来るのだろうか。
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前回の続き。今回もまあまあ楽しめたかな。それよりも本編の続きがでてないのが気になる。どうやって終わらせるんだろう。
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豪華列車の内容が・・・?
ベッド付の寝室が、途中から向かい合わせのコンパートメントのイメージに??
出来ないことがわかった、ってのはよかったな
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“ドアが開いて、ヴィクトリカが廊下に転がり出てきた。勢いあまって、立っていた一弥に突進して、お腹の辺りにおでこをぶつけて、両手をばたばたさせる。一弥にそっと支えられて、転ばずになんとかその場に立つと、えらそうにちいさなからだの胸をはって、一弥を見上げた。
豪奢な赤いドレスを脱いで、黒と白のシンプルなエプロンドレスに着替えたヴィクトリカは、生来の凄みのある美貌と、絹糸のように垂れ落ちる金色の髪が映えて、輝くばかりだった。碧の瞳は聡明な、悠久の時を生きた野生動物のように静かでひんやりと輝いていた。その瞳に映るのは、知性と、倦怠、そして――、かすかに見え隠れする、きらきらと透明ななにか。
その、野生動物の尻尾のような金の髪が、あまりに誘うように輝いているので、みつめあっていた一弥は、思わず手を伸ばして、その毛先に、そうっ――、と、触れた。
天上の絹の如き、やわらかでしっとりとした手触りだった。でも。
……怒られた。
「触るな!下僕」
「……ごめんなさい。えっ、いや、下僕じゃないよ。触ったのは、君の髪があんまりきらきらしてたから、つい胸がいっぱいになって……けど、ぼくは断じて、誰の下僕でもないよ。ちょっと、こら、ヴィクトリカ。いばりすぎると、転ぶよ。気をつけて、君」
勝手にすたすた歩いていくので、ヴィクトリカが、うつくしい赤い蛇が脱皮したかのようにその場に残したトーションレースとフリルのかたまり――豪奢なドレスと輝くミニハットをかきあつめて、大切に抱えた。それから、抱えこんだ赤いレースとフリルに視界を遮られながらも、ぶつぶつ文句を言いながら友達の後を追った。”
今回は結構楽しめた。
<孤児>に<公妃>に<木こり>に<死者>。
ギデオンが妹と今後無事に過ごせたらと願う。
“「なるほど。君もまた、友達を助けたわけだ。列車の屋根を走るわけでなく、銃弾を放つわけでなく、ただその、恐るべき頭脳によって。でも……友達はそれを知っているのかな?」
「知る必要はない。友とは、そういうものだ」
「……なんだ。じゃ、君も知ってるんじゃないか」
ギデオンはくすくす笑った。ヴィクトリカは不機嫌そうに聞き返した。
「むっ。なにをだね」
「なにより大切で、あたたかく、しかし危険なもの。目には見えないが、存在するもの。……愛だよ。ぼくと妹のあいだにあるもの。君とあの少年のあいだにあるもの。それが、きっと愛だ」
「…………」
「顔、赤いよ」
「赤くない。君、ほら、アホウドリがやってきたぞ。いよいよ釈放の時間だろう」
ドアを開けて、グレヴィール・ド・ブロワ警部が入ってきた。”