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『闇のドレス』については、これで一応ひと区切り…なのでしょうか? 新作ドレス、恋愛、闇との対決…どれかひとつでいいので、「おぉっ?」という盛り上がりが見たいのですが(苦笑) 今後だと主人公たちよりも、パメラとイアン先生のラヴ度に期待。
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シャーロックの心の葛藤に思わずこいつかわいいのうと思ってしまった(笑)それなりに経験もある大人なんだけど何だかかわええ。二人がうまくいくといいな。
4/22読了
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19世紀は鉄道が引かれ始めた時代です。
鉄道王の娘を登場人物に吸えるところが時代感が現れていて面白い。
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宿敵(?)アイリスとの決着は何とかつきそうな感じだけど…。根本的な解決にはなっていないので、まだまだ目が離せませんね。もちろん、クリスとシャーリーの恋の行方も( ̄m ̄* )ムフッ♪
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今回のゲストカップルは、女性の方が身分が高いですね。
やはり男と違って、女は愛する人のためなら、吹っ切れかたも思い切りがいいのかな。
貴族の令嬢のドレスの仕立てを引き受けると、アイリスに狙われるので、貴族からの依頼を断ることにしたクリスですが……
クリスもつくづく運が悪いですね。
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“「怖がるなよ。『薔薇色』がロンドンからここに移転したってことは知っていたけど、来たのははじめてだ。リンダはどうなって?知らないのか?そんなことはどうでもいい。俺が頼みたいことはただひとつ」
「頼みたい――こと?わたしに……」
「あんたは、リンダの娘だろう。誰にも作れないドレスを作る」
頭がくらくらする。だけれど、今倒れるわけにはいかない!ああ、パメラ!
「パトリシアのドレスを、闇のドレスにするんだ。闇の布を使って、闇の心をとき放つ。リンダ・パレスの娘なら、つくれるだろう、クリス」
「つくれません」
クリスは答えた。あとずさりし、ひとり掛けの椅子の背を持つ。手がふるえて、椅子の脚がいやな音をたてた。
「いいや、できる。つくったことだってあるんだろう。なにも表だって頼んでいるわけじゃない。俺は口が堅い。だからあの売り子がいなくなるのを待っていたんだ」
「いいえ。――何のことを言っているのか、わかりません」
「まさか、ロンドンの『薔薇色』で、リンダがつくっていたドレスを、ミス・クリスティンが知らないとでも?」”
シャーロックは確かにクリスが好きで、でも侯爵としての自分の考えがそれを否定している……のか?
闇のドレスと恋のドレス。二つのドレスは=なのか否か。
クリスが何を隠しているのかが気になって仕方ない。
“歩こうとして軽くよろけ、かたわらのサイドテーブルに手をついた。きっとパメラがブランデーを持ってきてくれるわ。そうしたら、もっと落ち着いて考えられる。クリスは自分をはげまして、サイドテーブルから手を放し、顔をあげた。
そこには、鏡があった。
パトリシアの好みなのだろうか、全身を映してもなおあまる、大きな、金の飾りにふちどられた鏡。
クリスは鏡の真正面にたたずみ、自分の姿を見た。避けられなかった。目を逸らすこともできなかった。
黒い髪が、肩を流れている。深い緑色の瞳。透きとおるような肌。白いドレスにつつまれた、華奢な体。見たことのある女。
彼女は、ママ――リンダ・パレスに、よく似ていた。”
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《第5作》
●ゲスト:パトリシア(鉄道王の娘)、イヴリン(付き添い人・伯爵令嬢)、ユベール(従僕・御者)、セイラ(メイド)
●ドレス:『雪中花ースノードロップ』
●内容:
●感想:
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内気な仕立人クリスと、社交的な売り子パメラ。ふたりが営む仕立屋『薔薇色』は、恋をかなえるドレスをつくると大評判。だがクリスは闇のドレスで貴族の娘ばかりを陥れるアイリスを怖れ、貴族からの依頼をすべて断ることにする。そんなある日、裕福な鉄道王の娘パトリシアがドレスの注文にやってきた。安心して引き受けたクリスだが、パトリシアの付き添い人イヴリンは訳ありのようで・・・。そんな中パトリシアは恋する相手ユベールの秘密を知ってしまい、ショックを受けてしまう。
細々と気になる点が多い巻でした。イヴリンとユベールは互いを完全に理解しているとは思えないのにこのまま結婚しちゃうんですね。ユベールが悪人だとは思わないけど何だかな。イヴリンが飛び込みしなかったのはパトリシアと目があって憎しみが消えたから闇のドレスの効果がなかったってこと?都合よすぎな感じがします。パメラとイアンは恋愛フラグ立ちましたねー。結構いい感じだと思うので楽しみ。ピンクのドレス着たクリスいいじゃないって思いました。不安があるのは分かるけど、もう少しだけシャーリーを信じてもいいんじゃないかな。頑張れ~と思わず応援したくなるキャラ。
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巻を重ねる毎に、クリスの抱えている過去(母)の事が、わかってきました。パメラはどうやら思った以上にクリス至上主義のようで、ちょっと驚きました。密かににイアン先生とどうなるのかと毎回気になってるんですが、そちらもまだ保留のようで。お馴染み?アイリスも出て来て、今回は、今までの巻より、シリアスでした。そして、シャーロックの行動に私は驚きました。なんか、早く次の巻が読みたくなりました。
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英国ときたら鉄道。
鉄道が普及した際、実際こういう末路を辿った人がいるのだろうと思うと少し悲しくもあり。
ユベールの陰のあるところが特に明かされないまま終了して、それまでのユベールが冷たそう、怖そう、な描写は結局なんだったのかなーと思った。
結局フランスルーツの下男というだけなのか?
あと個人的に金の無心をする男は嫌だ^^^^^^^^^^^^^^^^^^
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鉄道王の娘パトリシアのドレス作りの話。
付添婦(コンパニオン)が訳ありで…ってこっちにも闇のドレスの手が回ってるわけ?
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物語に大きな進展あり。
この時代の身分関係って本当に大変だったんだろうなと思う。
身分が高くても、低くてもそれなりの苦労というものはあっただろう。
この身分の違いがこれからどう展開していくのか乞うご期待!といったところ。
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ユベールと対決するクリス頑張った。今巻も8章が密度高くてなかなかスリリング。ついにアイリス退場ー。アイリスは中ボスポジションだったんだなぁ。
さてラスボスは本当にリンダ・パレスなのか更なる黒幕が出てくるのか。あとこの巻も身分差恋愛でしたね。まあここんとこは女性が上なんだけど。
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とうとうアイリスが捕まって闇のドレスの件もいったん落ち着きますね!
ユーベルに闇のドレスを作れと迫られた時のクリスも壁を一枚乗り越えたようで安心。
パトリシアのキャラは最初イラッとしたけどクリスのドレスを着てから「ああ、根は素直で明るい子なんだ」と輝いて見えた。
シリーズ始まってから初めての失恋エンドだけど凄く爽やかな感じがする。
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BOOKLIVEで。
階級を越えた愛。
パトリシアはちょっと傲慢なんだけど、音は悪い子じゃない。そういう女の子って書くの難しそうだけど、すごく憎めなくて愛らしい子だった。
イヴリンは没落した女伯爵、でもフットマンとの恋を貫く、すごく素敵でした。
列車の旅、ってすごく素敵。