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モンゴルの遊牧民の少女プージェの生きた証の写真絵本。
たった6歳で、家族のりっぱな働き手だった少女。
でかせぎに行った父親は行方不明、母親も落馬事故で失う。
それでもはじける笑顔が印象的だった少女は、
交通事故で亡くなってしまう。
著者のあとがきによると、
プージェたちの悲劇の背景には社会の変化(社会主義から自由主義へ)があるという。
考えさせられる。
子どもたちに紹介してみたい1冊。
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関野さんが、グレートジャーニーの旅路で会ったモンゴルの少女・プージェ。
放送当時から、関野さんの彼女への特別な拘りは、強く感じていた。
それが、本になっていたのは、昨日まで知らなかった。
この本は、プージェの思い出・記録を残すと共に、あとがきで、彼女のとりまく環境から、モンゴルが抱える社会問題を、わかりやすく語りかけている。
小学校高学年くらい向けだと思うが、グレートジャーニーを観ていた大人達にとっても、気になる本である。
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「モンゴルの草原で、探検家関野吉晴はひとりの少女とであった。遊牧民の少女との、短いけれども心に残るふれあいの記録。」