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「名詠」という独特の召還術がある世界のファンタジー作品。
メインである名詠が召還するものを讃える詩という事で言葉が洗練されていて、とても繊細できれいに感じる。
ラストも繊細にまとまってて美しい作品。
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このライトノベルがすごいに挙がっていたので読み始めましたが、新しい世界観のファンタジーです。
名詠式という色を使った魔法が主の国で繰り広げられる学園ファンタジー。
ネイトの純真さがいいですね。
物語の根底に流れる少し物悲しい感じも僕は好きです。
たまに色がどれがどれだかわからなくなるのがたまにきず。(ドイツ語はわかんないよ)
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非常にファンタジーらしいファンタジー
でも、そういうことよりも、
登場人物たちの想いのたっぷり詰まったこういうお話は、わたしのツボ。
うん。とってもいい!
最初、序奏を読んだ時はカインツとイブの話だと思ったけど、
そうじゃなかった。
お話は二つの世代の二重の想いが重なる展開。
最後の結構長いスペクタル場面が素敵だ。
続きが楽しみな作品
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爽やか且つ何処かしら儚さみたいなものを感じさせられた読後感でした。イラストの雰囲気も相俟って温かさがある作品ですね。うん、好きな感じです。個人的にアーマがいいなぁ。再登場してくれるよね?
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「約束」をテーマにした、優しく綺麗なファンタジーでした。名詠のシーンがとにかく美しい。 世界観が私好みでした。 イヴとカインツの約束が、ネイトを通して叶えられた瞬間が一番好き。
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この作品は精緻で濃密な世界設定があるわけでもなく
硬派で熱いバトル要素を持つわけでもありません。
ただ美しく幻想的なだけ。
評価出来るのは、敢えて世界設定を単純化した事による
ストーリーの濃密度です。
世界設定はおおまかに
「賛美歌による召喚術」と「召喚術を構成するのは歌と触媒と名前」の二つだけ。
説明の分量がお手軽で、その分人物同士の因縁が緻密に描かれています。
切なさから切望へ、悲しみの中に優しさと希望を混ぜて
伝承されるストーリーはとても優しく描かれています。
文庫化するにあたって歌を全て書きなおしたそうですが
作中で描かれている歌は切なさを美しさに昇華させるものとして、とてもよかったと思います。
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彼女は、ずっと考えていた。人と関わらず、孤独な人生。それで、いいのかと。だから、決めたのだ。自分の“心”を形にして詠び出せる、名詠式を学ぶことを。そうすれば、少しでも彼に……何かを伝えられるかもしれないから――。『Keinez』・『Ruguz』・『Surisuz』・『Beorc』・『Arzus』―この五色を基本に、呼びたいものと同じ色の触媒を介し、名前を讃美し、詠うことで招き寄せる名詠式。その専修学校に通うクルーエルは、年下の転校生で、異端の夜色名詠を学ぶネイトに興味を抱く。一方、学校を訪れた虹色名詠士・カインツもまた、夜色名詠の使い手を探していて……。
“君のもとへ続く詠。それを探す”召喚ファンタジー。
第18回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作
全巻借りた。
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触媒と讃来歌によって、呼びたいものを召喚する『名詠式』を中心に進んでいくお話。
随所に出てくる讃来歌の綺麗さと、物語全体の雰囲気がぴったりと合ってて、すごく面白かった。
キャラクターもとても魅力的でした。
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「色」を冠した魔法を使うファンタジー
有名ではないが本当におすすめ
世界観がしっかりしていながらも押し付けがましくない
後半は話が難化するが…
ラブコメや主人公ツエーに食傷気味ならぜひ
「虹色」がカッコよすぎる
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何年か前に読んだっきりだったので、久々に読んでみました。
クルーエル、ミオ、ネイトの3人の関係とカインツ、イブマリーの2人の関係。
そのどちらともがくすぐったくって微笑ましくて。
また、この小説の269ページからのシーンが好きです。
自分のことのように嬉しくて涙が出そうになりました。
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「まさか、後罪の触媒を<讃来歌>無しで?」が有名な作品。単なる厨二病ではなく、世界観がある。名詠の美しさと雰囲気のあるイラスト、成長する男女がそれぞれハーモニーを描いている。学園ファンタジー。
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読んだよ.
赤,青,黄,緑,白という五色の魔法がある世界で
未だ誰も到達していない五色全てを使いこなすことを目指す少年と
誰も知らない夜色の魔法を作り出そうとする少女.
二人の約束が時を越えて(以下略).
詠の部分は結構斜め詠みだったんだけど.
まぁ,呪文詠唱なんて呪文詠唱しているということが伝わればいいので().
面白かったよ.
冒頭のカインツ君は何となく面倒な感じだったけど.
途中からのカインツ君はかっこよかったね.
続きも詠もう,もとい,読もう.
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色のついた触媒で、歌を詠い、呼び寄せたいものを招きよせる名詠士のお話。赤や黄とか普通の色を選択する中で闇色を選択する少年のお話。
イブマリーのお話がもっと読みたいなぁ。どっちかというとイブマリー×カインつが一番好きだー。
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友人から「君は絶対好きなタイプの本だから読んで!」と言われて貸してもらって読んだ本です。
さすが、好みの合う友人。素晴らしく私の好みでした。
ほのぼのとしていて、優しくて、切なくて、温かくて、もどかしくて、でもまっすぐ歩きたくて。
個人的にはやはり奥深い『名詠式』と、登場人物達の織り成す日々が大好きです。
そして登場人物達を温かく見守る大人達の過去も……本当に大好きです。
自信を持ってオススメします!
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本格ファンタジー。人物造形が若干弱い気がするが、世界観がよく練られていて、何より文章がしっかりしている。ライトノベルというより児童文学に近い。