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…おもしろいと言えばおもしろい。
すごく平坦な文章で、たんたんと物語が進んでいくので、途中で読むのを止めると、内容を理解できなくなりそう。
突然話の内容が変わるし、直訳だからなのだろうけど、いや、昔の人ってすごいなぁと思いましたね。
最後の各章の解説を読んでから読めば読みやすいですよ。
夕顔さんが個人的には好き。
直訳の源氏物語なら、これがよいかと。
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光は、私の中では永遠の犯罪者。まさしく、女の敵。顔がよくって、教養があるからって、何やっても許されるのか?(時代背景はこの際おいといて、道徳的観念に則って)義母と通じ、知り合いの奥さんを無理矢理…その義娘を間違えて(ここ強調)、まぁいっか感覚で…その上、幼女を誘拐。誰か、叱ってやれよ。まぁ、でも、作品自体は好きですね。光の母君が、私好きで、彼女の「限りとて…」の歌も好き。光がお母さんに憧れる気持ちもわからなくはないですが…。
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学校で習わされた源氏物語のあじけなさはなんだったんだろう。
ていねいな現代語訳。流暢ではないが、昔の言葉や文化の雰囲気がある。
人の心も。人形みたいにつまらないと思っていた登場人物が、実は笑ってしまうくらい繊細だった。よく泣くし、なかなかわがまま。人間は変わらないんだなあ。
ひきつづき、巻二以降を読書中。
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やっぱり瀬戸内さんのは読みやすい。そして、日本語がうつくしすぎて、くらくら。
絶世の美少年、ただし、妾腹の光源氏。
元服するとあっと言う間に超絶プレイボーイ。女のことしか考えてません。
「やっぱ女は言うこときくほうがいいよなー」
「ブサイクでも気のきくやつなら許せるな」
全国の女性を敵に回す発言多々。
自分のお父さん桐壺帝の奥さん藤壺ちゃんがたぶん本命なんだよね。だけど、さすがに手に入らないから、いろんな女に手を出しまくる。一応奥さんがいるんだけど、全然無視。
昔関係のあった女がさみしがると「うぜえ」と思う。
夜這いかけたら違う女に触っちゃう。「ん?ちょっと太ってない?こんな胸でかかったっけ?」
あ、俺、まちがった(゜∀゜)隣の女だった。
ま、いいや・・・・いただきます。
ついに我慢できなくなって藤壺ちゃんに手を出す。あっと言う間に冷泉帝となるお子様が生まれる。親父(桐壺帝)に自分(光源氏)の子だってばれないかとヒヤヒヤしまくる。
いや、ヒヤヒヤすんなら、手出すなよ。おい。
あげくの果てに、マラリアになって祈祷してもらいに行った田舎でまだ小さい女の子(紫の上)を気に入って、
「うちでお人形遊びしましょうよ」とおもちゃで釣って、無断で強奪。自分の家に連れ帰る。
18歳にして、光源氏、誘拐犯★
やたら「これも前世からの宿世」と言って口説き倒す光くん。
さて、パパの女に手を出して子供作っちゃったよ、親父まだ気づいてねえよ、どうしよう。
ここで一巻はおしまい。
日本って実は卑猥だと思ってしまう、最高のダメンズストーリー。
日本人なら、読むべきだよねと思います。とっても面白い。
シニカルな目で見たら、笑える。
だけど、どうしようもなくうつくしい。
これは、光くんがイケメンだから、ではない。
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瀬戸内寂聴訳の源氏物語です。何度読んでも色あせない源氏物語の魅力ってすごいですね。原典にかなり忠実に訳してあるという印象。この巻一は夕顔の話がやはり印象的。解説に、「男性に源氏物語で好きな女性は?と聞くとほとんどの人が夕顔と答える」とあるのですがそれもなんか納得。女性から見ても魅力的です、夕顔。
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頑張って全10巻読みました。
「美しい日本語で…」ってキャッチフレーズだけど、現代語訳でもきついものがある。
特に古典常識知らないときついかも。てかきつい。
源氏いいなあ。とか、自分の性格は誰に近いかな?とか思いながら読んでました。
自分では夕霧っぽいかと思うんだけど…はい、すみません。
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古典が苦手すぎるので寂聴さんの訳された本でお勉強。
苦手な割には楽しく読めましたv(よかった・・・)
そして表紙がかわいいv
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源氏物語、古典文学だけど現代風なので読みやすいので古典が苦手だけど
源氏物語を読みたいという人におすすめ。
よくよく考えたら光源氏の行動って現代でやったら犯罪?(笑)次々に色々な女性に手を出し、
その女性たちを囲っていくが本当に愛されたい女性とは結ばれない。人生っていつの時代も
なかなかうまくいかないものなのね・・・・。10巻まであり長いと思うが、読み始めると
意外にすぐ読めてしまう感じ。
1〜10巻まである表紙がきれいで、毎回次の巻を買うときに次の色はなにかな?と
楽しみに買いに行きました。
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源氏物語は、瀬戸内寂聴さんが訳されたものがいちばん好きです。
平安時代最高!!!
巻一だけを登録しますが、全部何度も読みました。
ハードカバーで全十巻持ってます。宝物なり。
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ブックオフにてハード装丁で100円で購入。
おもしろい。今みたいにメールは内ので、ふみ でやりとりするわけですが、
最後に うた をつけたりなど、とても風流。 また、今も昔も、 1000年前も恋愛模様はかわらんな、という感じ。
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古文の授業で源氏物語が続いていい加減うんざりしていたので、息抜きにと読みやすそうな訳をされていた瀬戸内さんの源氏を借りました。
めっちゃ読みやすいです。まあ読みやすいってことはそれだけ意訳をしているということだと思いますが、自分は勉強のために読んだわけではないので瀬戸内さんの源氏で正解だったと思います。
でも人物関係がよく分かったのでこれは勉強の方にも活かせそう。
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女っぽいのを感じたいのと、きれいな日本語が読みたい。ので、寂聴先生の訳版希望。むかしっから読みたいと思っていて、てを出せてない…。
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容姿端麗、博識高い光源氏の色恋模様を綴った紫式部の『源氏物語』を、小説家や尼僧として有名な瀬戸内寂聴さんがわかりやすく翻訳したもの。
とっつきにくい古典文学が、やわらかい文章と表現で読みやすく翻訳されています。
光源氏の心情さながら、注目すべきは彼と関わった多くの女性達のそれぞれの苦難な想い。恋愛における様々なドラマが平安の時代より引き継がれ、リアルに伝わってきます。
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瀬戸内寂聴訳はやっぱり読みやすい。
原文とは違う物語になってるような気もするけど、
それはそれで味付けが違うと思えばすごく面白い。
やや、さらっとしすぎてるかんじがまた
現代的なのかなー
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借本。
確かに面白いけど、読むのに凄く時間がかかった。
文章が古いので、読みにくいのが難点。
でも、そこを超えてしまえば、これほど面白いシリーズも他にないような気が。
これは購入して、じーっくりと読む本です。
ハマる人の気もわかった一冊。