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在仏20年の経験をもつ著者が、一般的なフランス人の暮らしに対する考え方をわかりやすく書いている。日本人とフランス人のお金に対する価値観の相違が面白い。
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人生の何に重きをおくか。。
こんな人生をおくってみたいなと、フランス人たちの
お金を使わなくても毎日を楽しむという生き方のヒントを得られました。
日本に住んでるあたしにだってできるわ!と。
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エッセイとしても読めるし、悩みごとしているときに答えを教えてくる、そんな本。
んんんおもしろい!
まんまとフランスに心が飛ばされました。
どうしてこんなに文化が違っちゃったんだろう。なんでフランス人のそういった気持ちが日本の文化からなくなっちゃたんだろう。
愛国心が薄いために読んだあとはすっかり欧州フリークになっちゃいました。
羨望がわきたちます。
お金がなくたって平気でいたい。けれど、給料日は待ち遠しい!(だめじゃん!
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タイトルよりも、もっと奥が深い内容だった。お金をかけずにあるもので、生活を楽しむ術を私たちはもっと身につける必要がある。
何でもお金を出せば手に入る今、フランス人の生き方考え方はとても新鮮。アメリカだとどうなるんだろう?アメリカに生活する私に、違った角度で生活を考えさせてくれた良書。
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当然だがフランス万歳の視点で書かれている。フランス人がどういうスタンスでお金や人生を考えているのはあまり参考にならなかったけど、子育てのやり方やパーディーでの振舞いは参考になったかな。
フランス人おもしろそうね。お知り合いになりたいところだ。せっかく神楽坂に住んでいたので友達作っておけばよかった。
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生活をする上でお金は大事だけど、それ以上に大事なことはなんでもお金に頼ろうとせず、無駄遣いせずに自分の頭や手足を使って手間暇かけて創意工夫すること。そうすれば毎日はとても充実してくる。
一見このことは当たり前のようでいて、しかし今の日本人は街に満ち溢れたモノに心を囚われて、なによりお金で買える「プレミアム」なライフスタイルこそが最善だと考えている。節約は「ケチ」と同義語。古い物よりも新しい物が大きな価値を持ち、使い捨てが当たり前になる。そのためにはお金が必要。そのくせ、コンビニでいらない物を買うために無駄遣いしたり、付き合いで高い出費を強いられる数々の悪習をそのままにして日々の生活を汲々とさせ、挙句は犯罪的な利息をとるキャッシングサービスが幅をきかせる。高い税金や社会福祉費用をとる一方で老後に向けた蓄えは過剰に膨らみ、隣人に頼れない「自己責任」という言葉がコミュニケーション不全になった社会で「正義」として捉えられる。
筆者は、日本は「色々な気遣いのできる、やさしい国民のいる、治安が良く雰囲気があたたかい」良い国だと日本をとらえているが、その一方で経済の論理やスピード・効率化が幅を効かせる住みにくい国だとも指摘している。
一方のヨーロッパ、この場合は筆者の住むフランスだが、日本に比べて先進国・経済大国になった歴史が遥かに長く、また、その衰退から経済的価値よりも文化・歴史的価値を大切にしているせいか、毎日の個人の生活こそを充実させることこそに重きをおいた社会づくりをしており、そこに住む人々もその価値を大切に生きているのが、この本を読んで感じられました。
本当に必要な物だけをお金を使って購入し、あとは極力自分の手をつかって済ませようとするフランス人。不便であることは絶対悪ではなく、その裏にある人と人とのコミュニケーションや日常の何気ない価値こそを最大限楽しもうとする。それを誰も「みすぼらしい」なんて言わないし、むしろ評価する。
コンビニなどなくたって何の不足も不満も感じない人々。むしろ若者を堕落させる「悪」だと考える大人の視点を持っている。
仕事は大事だけど、仕事のために人生があるのではなく、人生を充実させるためにこそ仕事は存在するから、「盲目的な頑張り」や「家庭を犠牲にした残業」の先に幸福が待っているだなんて思っていない人々。
子供の教育にも無駄な出費や過保護なは極力排除し、教科書すら使いまわしで使用する。父は「お金をかせぐ人」ではなく、ちゃんと家族の一員として子供に接することのできる国。
自動運転一歩手前のフルオートマチックのトヨタ車よりも、マニュアルでダイレクトな走りができる「不便」なプジョー車を好む国民。
そのようなフランス人の、お金なんかなくたっていくらだって毎日楽しく暮らそうとする積極的な生き方や考え方には大いに学ばされることがあります。勿論、フランスだって若年者の失業の問題や移民問題など、色々な不安要因を抱えており、彼らが日本から学ぶポイントも沢山あるのだろうけど、日本のように「お金」や「企業」だけに価値が集中していない分、「金の切れ目が縁の切れ目」になれず、これからも魅力ある国を築いていけるのではないかと思います。
日本は結局、対象が「軍事による領土拡大」から「企業による経済拡大」に変わっただけで、結局は個人の生き方や考え方なんか無視した、歴史から何の反省もしていない窮屈で無個性な社会作りを今も昔も変わらず続けているのだと感じました。個人の幸せと、見た目ばかりのよそよそしい「国家の繁栄」は必ずしも一致しないのだから。
その流れはすぐには断ち切れないし、良い歴史や文化を築くという非常に大きなテーマは僕らが生きている間にはとても陽の目を見ることはないでしょうけど、何百年もの先を見越してそのような社会の改革のスタートラインに立つことこそが、これからの僕らの世代には求められているのではないでしょうか。
平和で、毎日の糧に困らず、欲しいものは簡単に手に入る「幸せ」を幸せだと感じられなくなっている今の日本人の閉塞感を突き破るための手段を、試行錯誤してもいいから考え、ちょっとしたところから行動していくことが今強く求められている。
「お金で測る豊かさ・価値観」ではこの状況をなにも解決できないということをもう十分すぎるくらい僕達は学び、痛いほど感じているのですから。
この本を読んでから、僕も最近は極力コンビニやファミレスは使わず、出来合いの物は買わず簡単でも自分で料理をし、個人商店での買い物を大切にし、マニュアルの愛車により一層愛着を持つようにしています。
日本は故郷であり、好きとか嫌いとかいった次元の問題ではない大切な場所だけど、今のような風潮や社会が続くようでは将来、絶対に貧しい文化と苦しい生き方しか出来ない世界になってしまうことは火を見るより明らか。自分の国を誇ることは素晴らしいけど、ひがみ根性・島国根性で「アメリカの次に経済大国になったから、他国から学ぶことはなにもない」と結論を出すのはあまりに傲慢で無自覚な考えだと思う。だから少しでもこの世界を変えていければと感じています。
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フランスの良い習慣を宣伝するエッセイ。
20万部突破のベストセラーエッセイと帯に書いてあって、
結構期待して読んだけど、
好きになれなかった。
日本と違う外国の文化を知るのは好き。
なるほど〜と思える習慣もいっぱいあった。
読んでいくうちに、
日本を馬鹿にされている気持ちになった。
そんなつもりは到底無いんだろうけど、
そう思った瞬間から読みたくなくなって止めた。
なので、未完了。
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分かる、分かる!と同感しながら読む部分が多々あった。私が日本に戻ってきて住みはじめてから感じていた違和感がそのまま載っていた。日本は確かに物があふれていて便利だけれど、なんでだろう、とみんなが考えていないことが逆に不思議だったりすることがあるのよね。是非みんなに読んで欲しい一冊。
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まぁ、ひまつぶしに。
コンビニが日本の若者を堕落させる…
という言葉には重みを感じました。
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日本人とフランス人の物事への価値観の違いを交えて紹介している。
フランス人は効率的に買い物などをしているし、自分にとって大事なものが何なのかよくわかっている気がした。
買い物に行ってもとことん考えるし、友人と会うときにも決して高いケーキなどを買わず、おしゃべりが大事だとわかっているのでお手軽でおいしい手作りのお菓子を持参する。その辺は見習いたいなと思った。
結婚式でのリスト・ド・マリアージュというゲストからのお祝儀に代わるシステムは新郎新婦がまずデパートに行き、新婚生活に必要なものの商品のリストを作る。
そこにゲストが個々にデパートに出向き、そのリストをみて自分のだせる金額に見合った商品をプレゼントしてあげるというシステムはすごく素敵だと思った。
お金は何にでも化けることができるけれどこんなシステムがあったらもっと家具や家財を大事に使うのではないだろうか。
全体としてはカタカナの乱用が少し目についた。
日本語に直せるものは日本語にした方がわかりやすいし、読んでいて「この外人かぶれが!」とつっこみたくなることもあった。
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とにかく不景気の今、それでも明るく楽しく、愛や友情を何よりも大切に生きるフランスの考え方はとても参考になります。フランスのリアルな文化を知るための1冊として、自分らしく、心豊かに生きたいと感じる人のための1冊として、おすすめです。
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一般的なフランス人がこの本にある通りなのかは不明だが、日本の社会が技術的にも量的にも必要以上のものを生産・消費しているといて、基本的なコミュニケーションを忘れがちであるという指摘は正しいように思える。
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サンキュ1月号に特集されていたので、気になり読破。
日本でも見習いたい制度もあったよ。
たとえば、教科書は何代も使うとか、人のお弁当を気にしないとか、体操服は体操しやすければ何でもアリとか。
モノがなければ、ないなりに工夫して買わずに済ませたり、ブランド物をたくさん持っている人よりも小物を生かしたコーディネートをして自分のおしゃれを楽しんでいる人の方が何倍もおしゃれでかしこいとか、自分の購買欲をくすぐられました。
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高いブランド品をもってたって
それに見合うだけの自分でなければなんにもならない
自分の身の丈に合ったものをもつことで
バッグ、アクセサリー、服、それらが自分に合うものになる
Simple life is the best
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同じフロアにフランス人が住んでいた...
旦那のボスはフランス人だった....
彼らにお茶に呼ばれた!!
食事に誘われた!!
何を着ていったらいいの?
何を手みやげにしたらいいの??
フランス人の生態にについて知るにとても役に立った一冊です。
それと同時に日本人がいかに無駄が多いか、
見栄えを気にするか、ブランド好きか...
よーく分かりました。
何でもすぐデパートで買うのではなく、
自分で作れないかと考えるようになり
いい意味でのケチになれそうな気がします(笑)