紙の本
銀星みつあみ航海記
2007/02/09 11:09
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イヌヤマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やれやれ、肥料として多用されている硝酸カリウムもしくは硝酸塩化合物が、
危険物第6類に分類されている爆発物ということを知らないで
インチキくさいとは笑止な感想だ。
もう少し科学的思考というものを身につけたまえ。
読者を選ぶライトノベルという若干矛盾した作品ではあるが、
実社会を多少なりとも経験した者にとっては非常に共感できる挿話が多い。この作者の作品はいずれも「まっとうな倫理観に貫かれており」それを受け止める気のない者には耐え難いでしょうなぁ。
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「でたまか」の鷹見先生の最新作。
でたまかせ界ででたまかの100年ほど前が舞台です。
ここまで色々進化した世界だと、100年前といってもはっきり判る違いは情勢の違いくらいですねぇ。
いずれとんでもないことになる「ローデス連合」もこのころは平和に健在?中。
今回の主人公はでたまかにはちょっといなかったかもな奴です。
電子人格のオペレーターの口調に腹を立ててうっかり危険な仕事か確かめずに受けてしまう主人公・ハヤトの行動はマイドなら有りえなかったもんなぁ。
まぁ、お約束の「熱血ヒーロー」君なので鷹見先生節の「ええかっこしいと、やせ我慢」は健在。
体を張ってお仕事を遂行します。
まぁ、ちょっとロコツに歪んで育った坊な3等航海士がアリクレストの先祖(マルス家)てのはどうよ…と思いましたが。ラガン家かい(ネタ古いですな)。
先祖といえばケルプの先祖・ワインガー家の方も登場!コレは美味しい。
こうなったらガーナッシュ家の人も初登場!してほしいなぁ。
脇を固めるのは「ニヒル」担当?のハインツ君と「気は優しくて力持ち」のヒロイン(ヒーロー?)のリアンちゃん。
リアンはその素直な良い子な雰囲気に最初「ちょっとメイに似てるな~」と印象を受けかけましたがとんでもなかった。
3人の中で1番漢前な子でした(笑)。1巻の主軸となる農業惑星のお嬢様なのですが、お嬢様といってもど田舎訛り。
本音モード?になると訛り炸裂でキュートさが倍増し、本気モード?になると故郷の特徴・高重力で培った?パウァーを披露。
ニヒル担当のハインツはこの子のこのパワーに最初危険視をするのですが、(ハヤトが熱血なので彼は結構抑え&汚れ担当なのです)、彼女は凄く頼りになる仲間なのを彼らはこの1巻だけで痛感します。
そんな彼らが戦う敵?は無知な庶民(笑)なんですよね。
戦闘シーンは皆無に等しく知恵や小技・そしてリアンのパワーと愛情で乗り越えていくさまは「でたまか」に凄い通じるなぁ~。
「でたまか」でも戦闘以外で戦うシーンが多数ありましたがあのあたりがツボでした…。
早くも来月0巻(前日弾)発売で凄い楽しみ。
豆腐の謎とか…(大笑)
ちなみに、80年代の「降伏の儀式」て小説のパロディ風味もふんだんにあるようです。
さすがですね~。
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全巻読了。
読書記録として1巻のみ登録。
さすがにバランスがいい。逆にとんがった所がなかったから終わってしまったのだろうか。。。
あ、しまった、入れるならLog0からだったorz