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著者の経歴などぱっと見た感じではふざけきったものと感じるし、また文体もおちゃらけているものの内容はしっかりとした社会学の本。読みやすいのでオススメです。
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メディアリテラシーを言い換えて。メディアへのつっこみを推奨されているが、この本自体もつっこみを待っているようだ。
さくさく読めた。
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200702 一気に読んでしまった。つっこみ力は要は「自分の頭で考えろ」ということで、さらに「面白くする=付加価値をつける」ということ。
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とりあえず題名と著者紹介で購入してしまった一冊。
▼パオロ・マッツァリーノ(Paolo Mazzarino)
日本文化に造詣の深い、自称イタリア生まれの30代。現在は千葉県民。
公式プロフィールにはイタリアン大学日本文化研究科卒とあるが、大学自体の存在が未確認。
父は九州男児で国際スパイ(もしくはマクドナルドの清掃員)、母はナポリの花売り娘、弟はフィレンツェ在住の家具職人のはずだが、本人はイタリア語で話しかけられるとなぜか聞こえないふりをするらしい。
ジャズと立ち食いそばが好き。
新書の著者でこんな出鱈目に近いプロフィールってどんなやねん(笑)。
内容はお笑いについてではなく、主にメディアリテラシーについて。
メディアリテラシーの和訳を「つっこみ力」と命名し、話は進んでいきます。
講演会を収録したものなので、かなりくだけたカンジですが、きっと筆者が喋るから面白いモノも多いわけで……。内容はちょっと物足りなかったかな。
是非講演に行ってみたいです。
でも「つっこみ力」は非常に気に入りました。
「正しさ」を「おもしろさ」に。
「愛」と「勇気」と「お笑い」で、どんどんつっこんでいきましょう!!
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「つっこみ力」とは一体なんだったのだろうか・・・最初の方に説明はあった気はするのだが、経済学・社会学批判にページが多く割かれていてわからなくなってしまいました。
「つっこみ力」の解説書ではなく体現書として読むのが良いのでしょうね。そう考えれば楽しい読み物としてOK!
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「世の中、愛と勇気と笑いが必要!」
と著者が口をすっぱくして言うまでもなくそもそも世の中は、正しさや論理からそちらへシフトしているのではないかという気がする。
どうせ批判をするなら、「おもしろさ」へのつっこみのほうが面白かったのではないだろか。
だってねぇ。
今更学者のわかりずらさを批判されてもね。反社会学講座が痛快であっただけに残念。
※この本を読んでも、けして「つっこみ」はうまくなりません。
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「反社会学講座」が面白かったのでこちらも、と思い購入。
「反社会学講座」のように多くの事案を取り上げているものと期待していたが、ポイントを絞って語っている。購入当時はそれがちょっと残念だったが、購入して数年後にきちんと読んでみるとちゃんと面白かった。「反社会学講座」よりも、著者の主義を主張するために事案を絞って集めた印象がある。新書でここまで著者の思いが込められているものは珍しいのではないか。
著者はデータ崇拝主義的なものに異議を唱えており、データというのはあくまで主張のための手段だ、ということが言いたい。というのを、マジメに書くと堅苦しいし面白くないので、読者の心に訴えられるよう面白く表現している。結構茶化している表現も多いので煽られ耐性が無い人は読むのを止したほうがよいが、そこを笑って流せる人ならばこの文章の一見軽いが読んでて納得しやすいという巧妙さを堪能できると思う。社会学なんて知らなくても、自分の身の回りにあるなぁこんなことが、と頷きながら読める本だと思う。
正しさにこだわり主張する人は存在する。得てしてそのような人は己の正しさを主張し反対する相手を打ち負かすことが目的となり、本当に必要なことまでの議論へ行きつかないことが多い。この議論の本来の目的も達成できないし、相手にしこりを残す。こうして欲しい、と素直に言えばいいのに、何故敢えて相手を傷つけるような言葉を選んで言うかねぇ。そんなことを思い出した。
と、こんなくそマジメなレビューよりもこの本自体のほうが遥かに読みやすいので興味がある方は是非。
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「つっこみ力って、力んでるだけやん!」な感じ。詰めも内容も甘い。タイトルから想像すると、爆笑問題風にいろんな社会情勢を細かくつっこんでいくようなのかと思ったんだけど、スタイルが固まらないまま、半分は、「ツッコミの必要性」を延々と説きつつ、後半は、会話風なコーナーを交えたりで、「ヤクザ稼業」と「自殺率」について解説、批判しているだけ。それぞれは、そこそこ面白いんだけど、トータルで見ると面白くない。放送作家かリサーチャーが、テレビで使えなかったネタを流用したような印象。とはいえ、平成10年に自殺率が上がったのが、住宅金融公庫による「ゆとりローン」が原因じゃないかとする指摘は、興味深かった。
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なんとなく、なんとなく購入。
エセイタリア人同士、読まんわけにはいかんなぁと。
タイトルから想像できない内容。
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齋藤孝の『コメント力』のようなものではなくて、斜に構えた感じ。
自殺率の増加とゆとりローンを因果づけるのは興味深かったが、まあ買って読むほどじゃないよ
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タイトル想像して読むとあれ???って感じでした。
でも、嫌いじゃないな。
メディアリテラシーの話とか住宅の話とか。
ま、電車の中で読むには最適だと思う。
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もはや社会学の本ではないねw社会学を皮肉ったお笑い本の様相を呈してきているよ。それにしても、家政法経大学院生にはワロタw(意味、分かりますよね?)それにしても、1作目から徐々にパワーダウンしてきてるのが気になる…。早くもネタ切れなのか?
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作者の名前にまずはツッコんでください。
この世に必要なものは愛と勇気と笑いで、
そのためにはつっこみの力が必要不可欠。
らしいですよ。
権威とか、論理とか、難しいだけで中身のない学術用語とか、研究のための研究とか、データ至上主義とか、安易な「常識」とか、
そういうに対する疑問を、
すごく丁寧にわかりやすく解説してくれている。
グダグダなのを期待して買ったが、
どうしてなかなか面白い。
文体もテキトーで、力が抜けてて、
すごい好きなカンジ。
なによりこのツッコみどこ満載な名前で、
日本の文化や歴史、社会にすごく造詣が深い。
いやいやいや。
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情報や統計などを批判的に読み解く能力を「ツッコミ力」と称して、公演方式で論じています。「おいおい」と逆ツッコミをしそうな箇所もありましたが、学者・研究者批判は身を抓まされる思いです・・・・
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「これからの時代は、シロウトに説明できるだけの国語能力を持つことが、プロの条件なんです。それができないからといってシロウトを世間知だと責める連中こそが、時代遅れで自分に甘くて愛のない、救いようのないドシロウトなんです。」
「人は正しさだけでは興味を持ってくれません。人はその正しさをおもしろいと感じたときにのみ、反応してくれるのです。」
に共感。日本の自殺を減らすための方法のひとつは住宅ローンの方式を変えること、という意見も面白かった。